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BEASTARS FINAL SEASON Part 1
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Orange |
肉食動物と草食動物が共存する世界。学校で同級生を食べた犯人との戦いの後、レゴシは退学し、ビースト・アパートメンツに一人で暮らし始める。ルイは名門大学に入学し、父親のオオクマと向き合うことを決意する。ハルもキャンパスライフを楽しもうとしながら多くの困難に直面する。一方、街では増加する――
作品概要・あらすじ
あらすじ
肉食動物と草食動物が共存する世界。同級生を手にかけた犯人との対決を経て、ハイイロオオカミのレゴシは学校を去り、肉食獣専用のビースト・アパートメンツで一人暮らしを始める。一方、アカシカのルイは名門大学へ進学し、実の父であるオオクマと正面から向き合う覚悟を決める。ドワーフウサギのハルもまた、新たなキャンパスライフに踏み出しながら数々の困難に直面していく。それぞれが将来と本能、そして社会の歪みに揺れる中、街では不穏な事件が静かに広がりはじめていた。種を越えた愛と贖罪の物語が、いよいよ最終章へと突き進む。
みどころ・魅力
① 完結へ加速する“最終章”の重厚なドラマ
原作のクライマックスへ向かう本シーズンは、レゴシ・ルイ・ハルそれぞれの選択が大きく動く重要な局面。本能と理性、加害と贖罪というシリーズ通底のテーマがより深く掘り下げられ、見応えのある人間ドラマ(獣ドラマ)として完成度を高めています。
② オレンジによる迫力のCGアニメーション
制作スタジオ・オレンジが手がける3DCGは、毛並みや表情、緊張感あふれる動きの表現が秀逸。獣たちのわずかな仕草や視線にも感情が宿り、サイコロジカルな空気感を映像で巧みに描き出します。静と動のコントラストが物語を強く支えています。
③ 大学編で広がる新たな人間関係
舞台が学校から大学・社会へと移り、登場人物たちの環境が一変。ルイと父オオクマの確執、社会へ出たレゴシの孤独、ハルの自立など、新しい関係性と葛藤が次々と描かれます。世界が広がることで、種の壁という主題がより重層的に浮かび上がります。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| キャラクターデザイン | 乗田拓茂、大津直 |
|---|---|
| 音楽 | 神前暁 |
| 美術監督 | 池田真依子 |
| OP | 一誠「Into the world」 |
| ED | 由薫「Feel Like This」 |
| ED | 「ロッケンロール・ドラゴン」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直なところ、ここまで来たか、という気持ちで再生ボタンを押した。学校の事件が終わって、レゴシが退学して、ひとりでビースト・アパートメンツに転がり込むあたりから物語の重心が「学園」から「社会」へ移っていく——その地続きの不穏さを、最終章でどう畳むのか。最初はそこだけ確認するつもりで見始めたら、序盤の数分で姿勢が変わった。草食と肉食が同じ街で暮らす、というだけで成立しているはずの日常が、相変わらずどこかヒリついている。2回目に見たとき気づいたのは、登場人物が誰も「安全な場所」に立っていないことだった。卒業しても、進学しても、街に出ても、噛む牙と噛まれる首の距離は変わらない。その変わらなさが、この作品をずっと面白くしている。
「食べたい」と「愛したい」が同じ衝動から湧いてしまう、その救えなさ
ビースターズという作品をひとことで言うなら、本能を抑え込むことでしか成立しない社会の話だ。だがそれは表の説明書きで、最終章で前に出てくるのはもっと厄介な問題のほうだと思っている。レゴシにとってハルへの感情は、愛情なのか食欲なのか、本人にも切り分けられない。守りたいという気持ちと、口に入れてしまいたいという衝動が、同じ場所から噴き出してくる。これは比喩としてではなく、文字どおりの身体の問題として描かれているのが怖い。
この作品は単なる「種を超えた恋愛もの」ではなくて、自分の中の制御できない部分とどう一生付き合っていくか、という覚悟の話なんだと思う。最終章で街に広がっていく不穏な空気——肉を求める衝動が地下で商品になり、制度の隙間からこぼれていく描写——は、個人が必死に抑えているものが社会規模で漏れ出したときに何が起きるか、を見せてくる。レゴシが学校という箱を出たことで、彼の自制が「立派な学生だから」ではなく「ひとりの大人としてどう生きるか」の問題に切り替わる。誰かに見られていなくても牙を引っ込めていられるか。その問いに正解はないし、作品もきれいな答えを用意しない。だからこそ、抑え込んで生きること自体が一種の戦いなんだと、見ているこちらの背筋にも伝わってくる。
特に刺さったシーン
ルイが名門大学に入り、父親であるオオクマと正面から向き合おうと決めるくだり。小野友樹の芝居が、ここでぐっと低く、静かになる。虚勢を張っていた頃の声の張りが少しずつ削れて、本音に近づくほど声量が落ちていく——その引き算がうまくて、彼が何を捨てて何を背負おうとしているのかが、台詞の意味より先に音で分かってしまった。思わず巻き戻した。
あと、これは作りの話になるけれど、最終章はやはり全編CGの強みが出ている。毛並みのざらつきや、衝動が高ぶった瞬間の身体のブレ、視線の落とし方。TVシリーズの枠ではここまで詰められなかっただろうという密度で、配信オリジナルらしい腰の据わった画になっている。種﨑敦美のジュノ、三木眞一郎が演じる重さのある声——演技と作画が同じ温度で噛み合っていて、画面の前で息を詰める時間が何度もあった。
読んで見たくなったら——『BEASTARS FINAL SEASON Part 1』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 恋愛や友情を、きれいごとではなく「自分の中の衝動とどう折り合うか」として描く話が好きな人
- 1期から追っていて、レゴシとルイのその後を見届けたい人
- 全編CGの身体表現や、声優の引き算の芝居まで味わいたいオタク気質の人
合わない人
- 動物キャラのかわいさや、ほのぼのした学園ものを期待している人
- 登場人物の誰かにすっきり感情移入して、わかりやすく応援したい人
- 最終章から見始めようとしている人(前シーズンの積み重ねが前提になっている)
次に見るなら
動物の見た目をまといながら中身は生々しい人間ドラマ、という意味でまず挙げたいのがオッドタクシー。ビースターズのヒリつきが好きなら、会話の応酬だけで首を絞めてくるあの空気も間違いなく刺さる。
獣人たちが暮らす街の制度と差別を真正面から扱うBNA ビー・エヌ・エーも近い。種が違うものが同じ社会で生きることの摩擦を、もっと疾走感のある画で見たい人に。
「食べる側」と「食べられる側」の境界が物語の根っこにある、という一点では約束のネバーランド。捕食の恐怖と、それでも生き延びようとする知恵の話が好きなら、こちらの緊張感も合うはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「BEASTARS FINAL SEASON Part 1」は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Netflix、Huluで配信されており、複数のサービスから自分に合った環境で視聴できます。アニメ作品を幅広く扱うdアニメストアをはじめ、各サービスでまとめて楽しめるのは嬉しいポイントです。視聴環境や料金プランを比べたうえで、好みのサービスを選んでみてください。
よくある質問
まとめ
「BEASTARS FINAL SEASON Part 1」は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Netflix、Huluで配信されており、複数のサービスから自分に合った環境で視聴できます。アニメ作品を幅広く扱うdアニメストアをはじめ、各サービスでまとめて楽しめるのは嬉しいポイントです。視聴環境や料金プランを比べたうえで、好みのサービスを選んでみてください。




