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働くお兄さん!
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Tomovies |
陽気な三毛猫・茶鳥沢タピオと、悲観的なロシアンブルー・久恵彦ロシ原が主人公。同じ大学に通う二人は、様々な雑用の仕事も一緒にこなしている。(出典:アニメニュースネットワーク)
作品概要・あらすじ
あらすじ
陽気な三毛猫・茶鳥沢タピオと、何かと悲観的なロシアンブルー・久恵彦ロシ原は、同じ大学に通うちょっと不思議なコンビ。学業のかたわら、さまざまな雑用の仕事にも一緒に挑んでいる。前向きで明るいタピオと、すぐ後ろ向きになってしまうロシ原——正反対なふたりの個性がぶつかり合うことで生まれるユニークな化学反応が笑いを呼ぶ。1話約5分のショート形式で、テンポよく繰り広げられるネコたちの日常コメディ。みどころ・魅力
① 正反対なふたりの掛け合いが生み出す絶妙な笑い
何事にも前向きで天真爛漫な三毛猫・タピオと、すぐに悲観的になってしまうロシアンブルー・ロシ原。この対照的なコンビが繰り広げるテンポの良い会話劇は作品最大の魅力。ふたりの噛み合いそうで噛み合わないやり取りが、クスッと笑える場面を次々と生み出す。② 1話5分で完結する気軽さ
ショートアニメならではの1話完結スタイルで、隙間時間にサクッと楽しめる構成が魅力。複雑なストーリーを追わなくても気軽に見始められるため、アニメを見る習慣がない人にもおすすめ。気づけば一気見してしまう中毒性の高さも特徴のひとつ。③ 愛らしいネコキャラクターのデザインと個性
擬人化されながらもネコらしさを残したキャラクターたちのデザインが秀逸で、見ているだけで癒される。タピオとロシ原以外にも個性的なネコキャラが登場し、それぞれが独特の存在感を放っている。日常系コメディとしてゆるく楽しみたい人に刺さる作品。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高嶋友也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 宇佐義大、熊本浩武 |
| キャラクターデザイン | 小田ハルカ |
| 音楽 | 飯田龍太 |
| 音響監督 | 浦狩裕樹 |
| OP | ディアドリーム「働くお兄さん」 |
| ED | ディアドリーム「KEEP YOUR HOPE ALIVE」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間、「ああ、これ系か」と思った。5分アニメで、猫が働くやつ。深夜に惰性で1話だけ見るつもりが、気づいたら全部流してた——短編あるあるの敗北パターン。
最初は「テレビをつけてる状態」くらいの気持ちで見ていたのに、2周目になると陽気な三毛猫・タピオと、悲観的なロシアンブルー・ロシ原のテンポ感がちゃんと計算されていることに気づく。ネタのつくりが思ったより丁寧で、「ながら見でいいやつ」と思っていた自分が少し恥ずかしくなった。
「なんとなく一緒にいる」が積み上がって、初めて関係性と呼べるもの
この作品を「猫が仕事するギャグアニメ」と要約するのは正しいが、それだけで終わらせるのはもったいない。5分という制約の中でくり返されるのは、タピオとロシ原の組み合わせの妙だ。明るいやつと暗いやつが並んでいる——それだけのことが、積み重なることで奇妙な説得力を持ってくる。
どちらかが成長するとか、関係が劇的に変化するとか、そういう話じゃない。大学に通いながら雑用仕事をこなす二人が、特に何を言い合うわけでもなく、ただそこにいる。この「特に何もない」を積み上げることで生まれる温度感は、長編では逆に出しにくい。短編だからこそ成立する「距離感のリアル」みたいなものがある。
ロシ原が悲観的なのは性格ではなく、ものごとを正確に見ているからだ——という読み方ができる瞬間が序盤から散らばっていて、2周目以降はそこが面白くなる。タピオの陽気さも、無思考ではなくて、悲観が見えていてもあえてそっちに乗らない選択として見えてくる。「単なる明暗コンビ」じゃなく、両者が互いのテンションを知ったうえで共存している——その構造が5分ごとに静かに更新されていく。
日常系の傑作に共通する「何も起きないが何かが積まれる」という感覚を、短編フォーマットで実装するとこうなる、という実例としても読める。
特に刺さったシーン
マツ阪先輩が登場する回で、安元洋貴のあの低音がナチュラルに画面に馴染んでいるのが妙に可笑しかった。「声優と夜あそび」のMCとして知っているから余計に、この緩いアニメに安元さんが真面目に乗っかっているという事実だけで得をした気分になる。
ジャコネ川先輩の榎木淳弥も同じで、どちらかというとガッチリしたキャラを演じることも多い声優がこういう日常系短編に入ってくると、空気がふっと軽くなる。これは演技がどうとかではなく、「このキャストがこれをやってる」という組み合わせの勝ちだと思っている。
そして杉田智和が演じる「名前を呼んではいけないその動物」——猫アニメに別の動物を配置するこの判断、最初は何を考えているのかわからなかったが、1話見終わって「ああ、これはその動物が出てこないと成立しない笑いなんだな」と納得した。杉田さんがやることで余計に増す存在感は、出オチで終わらないだけの仕事をしている。
読んで見たくなったら——『働くお兄さん!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 5分アニメを「消費」じゃなく「発酵」させて楽しめる人
- キャラクターの掛け合いよりも、その場の空気感で笑えるタイプ
- 安元洋貴・榎木淳弥・杉田智和の声をきくだけで得をする感覚がある人
- 深夜の惰性視聴に耐えられる一本を探しているとき
- 「何も起きないが何かいい」という日常系の美学に乗れる人
合わない人
- 短編アニメにオチの切れ味とテンポの速さを求める人(このアニメはゆるい)
- 5分で完結する話の中に感情的な起伏を期待している人
- キャラクターが「働く」描写をリアルに見たい人(実質ほぼ日常)
- 声優名で内容を判断できないタイプ(キャストの旨味を知らないと薄く感じるかも)
次に見るなら
同じく日常系の短編で、動物×ゆるい人間関係を楽しむなら干物妹!うまるちゃん。こちらは人間が主役だが、「家での自分」と「外の自分」を使い分けるキャラクターの可愛らしい二面性が、タピオとロシ原のコントラストに近い読後感がある。シーズン2まであるので短編の2倍楽しめる。
キャストの豪華さを楽しむ方向で続けるならAggressive Retsuko(アグレッシブ烈子)。こちらも動物キャラが職場でもがく話だが、こっちは5分の中に刺さるものが詰まっている。ながら見しているはずが気づいたら見入っているパターン。
「日常系でちゃんと笑いたい」ならポプテピピック。同時期の短編枠で空気感が全然違うが、「キャストの旨味で得をする」という体験の密度がこちらは異常。井上喜久子さんが別の文脈でも出てくるのでお口直しにもなる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『働くお兄さん!』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで多数のアニメ作品が楽しめるサービスです。1話5分のショートアニメなので、気軽に試し見するのにもぴったりです。
