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マクロス7ぷらす
| 放送年 | 1995年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Ashi Productions |
マクロス7のキャラクターの日常生活を描いた2~3分程度のショート作品シリーズ。一部キャラクターの過去や音楽ビデオも含まれている。元々はマクロス7のVHSやレーザーディスク版の特典映像として収録されていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『マクロス7ぷらす』は、1995年に発売されたマクロス7のVHSおよびレーザーディスク版に特典映像として収録されたショートアニメシリーズ。1話あたり2〜3分程度のコンパクトな作品で、バサラやミレーヌをはじめとするおなじみのキャラクターたちの日常的なひとコマを中心に描かれる。また、一部エピソードではキャラクターの過去に迫るエピソードや、劇中バンド「Fire Bomber」の音楽ビデオも収録されており、本編とは異なる角色から作品世界を楽しめる構成となっている。みどころ・魅力
① 本編では見られないキャラクターたちの素顔
2〜3分という短尺ながら、バサラやミレーヌが本編の戦場から離れた日常の一面を見せてくれる。熱血でストイックなバサラのちょっとしたオフショットや、ミレーヌの素直な表情など、ファンにとってはたまらない「もう一つの顔」が詰まっている。本編視聴後に見ると、キャラクターへの愛着がさらに深まる作品だ。② Fire Bomberの音楽ビデオが楽しめる
一部エピソードには劇中バンド「Fire Bomber」の楽曲を使ったミュージックビデオが収録されており、映像と音楽が一体となった演出を純粋に堪能できる。マクロスシリーズは音楽が作品の核をなしているが、本作ではその音楽にスポットを当てた贅沢な内容が楽しめる点が特徴的だ。③ VHS特典ならではのレア感とコレクター価値
元々はパッケージソフトの特典として収録されていた作品のため、長らく一般向けには視聴しにくい「幻の映像」として知られてきた。現在はdアニメストアやDisney+で手軽に視聴できるようになっており、往年のファンにとっては念願の配信解禁として注目度が高い。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | アミノテツロー |
|---|
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
マクロス7を一気に見終わって、あの余韻が抜けきらないまま「ぷらすという特典映像がある」と知った。VHSやレーザーディスクの付録映像という出自からして、本編の補完というよりファンへのご褒美に近い。最初は「2〜3分の小ネタ集か」くらいの温度で再生し始めたのに、2周目には妙に密度が高く感じられてきた。バサラという男は日常の隙間でも歌をやめていなくて、その姿がショートフォーマットのほうが逆に際立つ——という発見が、見直したときの一番の収穫だった。
英雄が「普通の日」を生きているという事実を、2〜3分でそっと突きつけてくる
マクロス7本編のバサラは、戦場で戦闘機に乗りながら歌う——あらゆる意味で「普通ではない」人間だ。視聴者はその非日常性に惹きつけられる。でも「ぷらす」が描いているのは、そのバサラたちが普通の時間をどう過ごしているか、という部分だ。戦わない日、歌う必要のない瞬間、英雄でも宇宙人でもなくただの人間として動いているキャラクターの断片。それが2〜3分のショートに詰め込まれている。
こういうスピンオフ的コンテンツは「本編の補完」として語られがちだが、「ぷらす」はそれとは少し違う。本編で描ききれなかった設定や背景——ガムリン木崎の生真面目さの根っこ、マクシミリアン・ジーナスという人物の積み重ねてきた時間——そういったものが、説明セリフではなく短い日常の断片として出てくる。神奈延年が声を当てるバサラは、バサラの「歌わずにいられない体質」を、本編の熱量とは別の温度で見せてくれる。舞台のない楽屋裏で、それでも鼻歌を歌っている人間の話、とでも言えばいいか。
ガムリン役の子安武人は、本編ではあの硬質な演技がガムリンの誠実さと噛み合っているけれど、「ぷらす」での普段着モードのガムリンはまた別の味がある。子安武人が力の抜けたキャラクターを演じるときの独特の間合いを楽しめる文脈として、このシリーズはそれなりに機能している。速水奨演じるマクシミリアンも、長い歳月を生きてきた人間の静かさみたいなものが、短い尺の中でむしろ滲みやすい。
特典映像という立ち位置だから見てもいいし見なくてもいい——というのが建前だが、実際はコアなファンほど「これで作品との距離感が変わる」経験をする類の映像だと思う。本編が壮大であればあるほど、日常の解像度が上がったときの効果は大きい。
特に刺さったシーン
音楽ビデオとして収録されているパートが特によかった。バサラの歌をMV形式で見せる構成は、本編の「戦場で歌う」文脈から切り離して、純粋に神奈延年の歌と演技を正面から味わえる。神奈延年はバサラ役でかなり独特の歌い方をしていて、それが「歌で戦う男」という設定と驚くほど合っていたんだが、MVフォーマットで見ると改めてその密度に気づく。2回目に見たとき、「この人はこのキャラクターを歌ごと全部引き受けてやったんだな」という感覚があった。
岩男潤子が演じるサリー・セイントフォードの出番も、短い中でちゃんと人柄が滲んでくる。岩男潤子は声の質感がやわらかいので、日常シーンに置くと自然に画面が落ち着く。本編でのテンションとは別の呼吸でキャラクターが動いているのを感じられて、そこは素直に好きなポイントだった。高乃麗演じる北条アキコも、本編での存在感とは少し違うモードが出ていて、同じキャラクターなのに別の層が見えてくる感じがある。
読んで見たくなったら——『マクロス7ぷらす』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- マクロス7本編を最後まで見て、もう少しこのキャラクターたちといたいと思った人
- 神奈延年・子安武人・岩男潤子の演技を別アングルから味わいたい人
- 2〜3分のショートが隙間時間にちょうどいいと感じる人
- 特典映像・外伝コンテンツに価値を見出すタイプのオタク
合わない人
- マクロス7本編を見ていない人(前提知識ゼロでは文脈が全部抜け落ちる)
- 短編・ショートアニメのフォーマット自体が肌に合わない人
- 本編と同じ熱量のドラマを期待して見ると肩透かしになる
次に見るなら
マクロス7は当然「ぷらす」の前提として見ておく必要がある。未視聴ならまずそちら。歌で戦うという設定が荒唐無稽に見えて、見終わると「そうするしかなかった」と腑に落ちる構造になっている。「ぷらす」はその後に見るべき映像だ。
マクロスプラスは同時期(1994〜95年)の作品で、音楽・歌・戦闘機というモチーフはマクロス7と共通しているがトーンは真逆に重い。同じ時期のマクロスを並べて見ると、制作サイドが「歌」というテーマで何を掘り下げようとしていたかがくっきり見えてくる。
マクロスF(フロンティア)はシリーズとしての間口が広く、2008年作品として映像も現代的。マクロス7に触れてシリーズ全体に興味が出たなら次の入口として機能する。「ぷらす」のような特典映像文化もフロンティア以降は充実しているので、そっちを辿るのも一つの道。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『マクロス7ぷらす』は現在、dアニメストアおよびDisney+で配信中です。どちらのサービスでも手軽に視聴できますので、マクロス7本編と合わせてお楽しみいただけます。短尺作品のためすき間時間にさっと見られるのも魅力のひとつです。









