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マクロスF
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Satelight |
ゼントラーディという異星人の侵略で絶滅の危機に瀕した人類は、コロニー船の艦隊を宇宙へ送り出した。マクロス・フロンティア艦隊で高校生の早乙女アルトはコンサートで曲技飛行を披露中、謎の生物による艦隊攻撃に遭遇。人生は一変する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
異星人ゼントラーディとの戦いを経て、人類は巨大移民船団による宇宙への旅を続けていた。その一つ、マクロス・フロンティア船団で暮らす高校生・早乙女アルトは、パイロットを夢見ながら学園生活を送る日々。銀河の歌姫シェリル・ノームのコンサート会場で曲技飛行を披露していたアルトは、突如襲来した謎の生命体「バジュラ」による船団攻撃に巻き込まれる。混乱の中で歌を愛する少女ランカ・リーと出会い、彼の運命は大きく動き出す。歌と戦いが交差する中、3人の若者の物語が幕を開ける。
みどころ・魅力
① 菅野よう子が手がける圧巻の歌世界
本作最大の魅力は、シェリルとランカ、2人の歌姫が紡ぐ楽曲の数々。菅野よう子による多彩なナンバーが物語と深く結びつき、戦闘シーンすら一つのステージへと昇華させます。歌が物語を動かす「マクロス」の系譜を、最高水準で体現した作品です。
② 進化したバルキリーの空中戦
主人公が駆る可変戦闘機VF-25メサイアによる戦闘描写は圧巻の一言。CGと作画が融合した滑らかな空中機動、変形シークエンスの爽快感は必見です。歌に乗せて展開する戦闘は、シリーズ伝統の演出を最新の映像技術で蘇らせています。
③ 王道を貫く三角関係のドラマ
アルト・シェリル・ランカが織りなす恋愛模様は、シリーズの代名詞である「三角関係」を真正面から描きます。それぞれの想いと成長、すれ違いが丁寧に積み重ねられ、誰を応援したくなるか観る人によって分かれるほどキャラクターが立っています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 河森正治 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉野弘幸 |
| キャラクターデザイン | 江端里沙、高橋裕一 |
| 音楽 | 菅野よう子 |
| 音響監督 | 三間雅文、鶴岡陽太 |
| OP | 坂本真綾「トライアングラー」 |
| OP | 中島愛「星間飛行」 |
| OP | May’n, Megumi Nakajima「ライオン」 |
| ED | May’n「Diamond Crevasse」 |
| ED | 中島愛「Aimo」 |
| ED | 中島愛「アイモ~鳥の人」 |
| ED | 中島愛「Neko Nikki」 |
| ED | 中島愛「Ai Oboete Imasu Ka (Deculture Edition)」 |
| ED | Megumi Nakajima and May’n「Diamond Crevasse」 |
| ED | May’n「Northern Cross」 |
| ED | 坂本真綾「Triangler」 |
| ED | May’n「Empty Diamond Crevasse」 |
| ED | 中島愛「Azure Ether」 |
| ED | May’n and Megumi Nakajima「Triangler (fight on stage)」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「マクロスはFが入口」という人、確かに多い。俺もその口で、初代もプラスも7も全部後追いだった。最初は「歌とロボットと三角関係」っていう字面だけ見て、正直そこまで期待してなかった。アイドルが歌うと敵が倒せる、みたいな話を真顔で見られるのか、と身構えていた。それが序盤、早乙女アルトが空を飛ぶシーンで、あ、これ本気のやつだ、と引き戻された。歌が「演出」じゃなく「兵器」として世界に組み込まれている。2回目に見て気づいたのは、この作品が三角関係を口実にしながら、ずっと「誰の声が誰に届くか」を描いていたこと。最初は恋愛劇として見たものが、何度目かで電波と通信の話に見えてくる。同じ画面が、見るたびに違う顔をする。
歌は、届かなければ意味がない——電波と片思いが同じ顔をしている話
マクロスFは「歌で戦う」シリーズの最新形……と言うと音楽パートの派手さばかり語られがちだけど、何度も見ると、芯にあるのは「声が届くか、届かないか」という一点だと思う。シェリルは銀河の妖精と呼ばれるトップシンガーで、最初から世界中に声が届いている女。対してランカは、届けたい相手にすら声が届かない女。この二人を並べた時点で、これは「どっちが勝つか」の物語じゃなく、「届く声と届かない声」を並べて見せる物語なんだと分かる。
そして敵であるバジュラも、結局は歌=電波でしか会話できない存在として描かれる。武力ではなく、周波数の問題。誰の歌が、どの相手に、どう届くか。アルト(中村悠一)が二人の歌姫の間で揺れるのも、突き詰めれば「どちらの声を受信するか」という話で、恋の悩みと通信の問題が同じ構造で重なっている。声優の芝居も、中村悠一があえて少年の硬さを残して演じているから、二つの声に引っ張られる頼りなさが効いてくる。
井上喜久子が演じるグレイス・オコナーの不気味さも、この「声」のテーマの裏側にある。彼女がやろうとしているのは、個人の声を消して、全部を一つのネットワークに溶かすこと。片思いも嫉妬も雑音も全部消した「完全な通信」。それがどれだけ気持ち悪いかを、この作品はちゃんと描く。すれ違うこと、届かないこと、そのノイズごと肯定するのがマクロスFなんだと思う。俺がシェリル派なのも勝ち負けの話じゃなくて、最後まで自分の声で歌い切った人間が好きだ、というだけの理由だ。
特に刺さったシーン
刺さったのは、終盤、二人の歌姫の歌が重なっていく展開。ネタバレを避けて抽象的に書くけど、片方が声を失いかけ、もう片方がそれを引き受けるように歌い継ぐ場面があって、初見で普通に鼻の奥がツンときた。歌が「上手い/下手」ではなく「誰のために歌っているか」で刺さる作りになっている。あと地味に好きなのが、杉田智和の演じるレオン・三島。政治の側から世界を動かそうとする冷たい男で、歌や恋で物語が転がっていく中、こいつだけ完全に「計算」で生きている。あの低い声が画面に出てくるたび、温度が一段下がる感じがあって良い。ヒーローじゃない人間の声をきちんと配置しているから、歌姫たちの熱が引き立つ。
2回目に見ると、シェリルがステージで見せる強がりの裏に、ずっと不安が透けていたのが分かる。初見では「強い女」、再見では「強がっている女」。同じ歌が、まったく違って聞こえる。これがあるから何度も見返してしまう。
読んで見たくなったら——『マクロスF』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 歌や音楽が物語の中心に据わっている作品が好きな人
- 三角関係を「どっちが勝つか」ではなく構造として味わえる人
- 派手なメカ戦と切ない歌を同時に浴びたい人
- 同じ話を何度も見返して、見え方が変わるのを楽しめる人
合わない人
- 恋愛のすれ違いが長く続くのが苦手な人
- アイドルの歌で戦況が動く設定を真顔で受け止められない人
- 主人公がはっきり決断しないとモヤモヤしてしまう人
次に見るなら
まずは超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか。Fが何度もオマージュしている原点で、「歌・三角関係・異星人」の型がここで完成している。Fを先に見た人ほど、答え合わせのように楽しめる。もう少し乾いた大人の空気がほしいならマクロスプラス。三角関係とAI歌姫を絡めた話で、Fよりずっと苦い。恋愛のすれ違いをシビアに見たい人向け。
歌が誰かに届くまでの過程が好きならキャロル&チューズデイ。メカは出てこないけれど、声を届けることそのものを正面から描いていて、Fの音楽パートで動いた感情の行き先になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『マクロスF』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Disney+の4つのサービスで配信されています。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TV、幅広い作品を扱うU-NEXT、そしてDisney+と、利用しやすい主要サービスが揃っているのは嬉しいポイントです。お使いの環境や契約中のサービスに合わせて、視聴方法を選べます。
よくある質問
まとめ
『マクロスF』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Disney+の4つのサービスで配信されています。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TV、幅広い作品を扱うU-NEXT、そしてDisney+と、利用しやすい主要サービスが揃っているのは嬉しいポイントです。お使いの環境や契約中のサービスに合わせて、視聴方法を選べます。










