マクロスF

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2008マクロスF

マクロスF

★ 3.8 / 5.0アクションメカ音楽ラブコメSF
放送年2008年
フォーマットTVアニメ
話数25話
原作オリジナル
制作Satelight

ゼントラーディという異星人の侵略で絶滅の危機に瀕した人類は、コロニー船の艦隊を宇宙へ送り出した。マクロス・フロンティア艦隊で高校生の早乙女アルトはコンサートで曲技飛行を披露中、謎の生物による艦隊攻撃に遭遇。人生は一変する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

異星人ゼントラーディとの戦いを経て、人類は巨大移民船団による宇宙への旅を続けていた。その一つ、マクロス・フロンティア船団で暮らす高校生・早乙女アルトは、パイロットを夢見ながら学園生活を送る日々。銀河の歌姫シェリル・ノームのコンサート会場で曲技飛行を披露していたアルトは、突如襲来した謎の生命体「バジュラ」による船団攻撃に巻き込まれる。混乱の中で歌を愛する少女ランカ・リーと出会い、彼の運命は大きく動き出す。歌と戦いが交差する中、3人の若者の物語が幕を開ける。

みどころ・魅力

① 菅野よう子が手がける圧巻の歌世界

本作最大の魅力は、シェリルとランカ、2人の歌姫が紡ぐ楽曲の数々。菅野よう子による多彩なナンバーが物語と深く結びつき、戦闘シーンすら一つのステージへと昇華させます。歌が物語を動かす「マクロス」の系譜を、最高水準で体現した作品です。

② 進化したバルキリーの空中戦

主人公が駆る可変戦闘機VF-25メサイアによる戦闘描写は圧巻の一言。CGと作画が融合した滑らかな空中機動、変形シークエンスの爽快感は必見です。歌に乗せて展開する戦闘は、シリーズ伝統の演出を最新の映像技術で蘇らせています。

③ 王道を貫く三角関係のドラマ

アルト・シェリル・ランカが織りなす恋愛模様は、シリーズの代名詞である「三角関係」を真正面から描きます。それぞれの想いと成長、すれ違いが丁寧に積み重ねられ、誰を応援したくなるか観る人によって分かれるほどキャラクターが立っています。

キャスト・声優一覧

早乙女アルト
早乙女アルト
メイン
中村悠一
ランカ・リー
ランカ・リー
メイン
中島愛
シェリル・ノーム
シェリル・ノーム
メイン
遠藤綾
レオン・三島
レオン・三島
サブ
杉田智和
カナリア・ベルシュタイン
カナリア・ベルシュタイン
サブ
桑島法子
グレイス・オコナー
グレイス・オコナー
サブ
井上喜久子
ミーナ・ローシャン
ミーナ・ローシャン
サブ
平野綾
モニカ・ラング
モニカ・ラング
サブ
田中理恵
ジェフリー・ワイルダー
ジェフリー・ワイルダー
サブ
大川透
ネネ・ローラ
ネネ・ローラ
サブ
平野綾
サブ
田中理恵
エルモ・クリダニク
エルモ・クリダニク
サブ
大川透

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スタッフ

監督河森正治
シリーズ構成吉野弘幸
キャラクターデザイン江端里沙、高橋裕一
音楽菅野よう子
音響監督三間雅文、鶴岡陽太
OP坂本真綾「トライアングラー」
OP中島愛「星間飛行」
OPMay’n, Megumi Nakajima「ライオン」
EDMay’n「Diamond Crevasse」
ED中島愛「Aimo」
ED中島愛「アイモ~鳥の人」
ED中島愛「Neko Nikki」
ED中島愛「Ai Oboete Imasu Ka (Deculture Edition)」
EDMegumi Nakajima and May’n「Diamond Crevasse」
EDMay’n「Northern Cross」
ED坂本真綾「Triangler」
EDMay’n「Empty Diamond Crevasse」
ED中島愛「Azure Ether」
EDMay’n and Megumi Nakajima「Triangler (fight on stage)」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「マクロスはFが入口」という人、確かに多い。俺もその口で、初代もプラスも7も全部後追いだった。最初は「歌とロボットと三角関係」っていう字面だけ見て、正直そこまで期待してなかった。アイドルが歌うと敵が倒せる、みたいな話を真顔で見られるのか、と身構えていた。
それが序盤、早乙女アルトが空を飛ぶシーンで、あ、これ本気のやつだ、と引き戻された。歌が「演出」じゃなく「兵器」として世界に組み込まれている。2回目に見て気づいたのは、この作品が三角関係を口実にしながら、ずっと「誰の声が誰に届くか」を描いていたこと。最初は恋愛劇として見たものが、何度目かで電波と通信の話に見えてくる。同じ画面が、見るたびに違う顔をする。

歌は、届かなければ意味がない——電波と片思いが同じ顔をしている話

マクロスFは「歌で戦う」シリーズの最新形……と言うと音楽パートの派手さばかり語られがちだけど、何度も見ると、芯にあるのは「声が届くか、届かないか」という一点だと思う。
シェリルは銀河の妖精と呼ばれるトップシンガーで、最初から世界中に声が届いている女。対してランカは、届けたい相手にすら声が届かない女。この二人を並べた時点で、これは「どっちが勝つか」の物語じゃなく、「届く声と届かない声」を並べて見せる物語なんだと分かる。
そして敵であるバジュラも、結局は歌=電波でしか会話できない存在として描かれる。武力ではなく、周波数の問題。誰の歌が、どの相手に、どう届くか。アルト(中村悠一)が二人の歌姫の間で揺れるのも、突き詰めれば「どちらの声を受信するか」という話で、恋の悩みと通信の問題が同じ構造で重なっている。声優の芝居も、中村悠一があえて少年の硬さを残して演じているから、二つの声に引っ張られる頼りなさが効いてくる。
井上喜久子が演じるグレイス・オコナーの不気味さも、この「声」のテーマの裏側にある。彼女がやろうとしているのは、個人の声を消して、全部を一つのネットワークに溶かすこと。片思いも嫉妬も雑音も全部消した「完全な通信」。それがどれだけ気持ち悪いかを、この作品はちゃんと描く。すれ違うこと、届かないこと、そのノイズごと肯定するのがマクロスFなんだと思う。俺がシェリル派なのも勝ち負けの話じゃなくて、最後まで自分の声で歌い切った人間が好きだ、というだけの理由だ。

特に刺さったシーン

刺さったのは、終盤、二人の歌姫の歌が重なっていく展開。ネタバレを避けて抽象的に書くけど、片方が声を失いかけ、もう片方がそれを引き受けるように歌い継ぐ場面があって、初見で普通に鼻の奥がツンときた。歌が「上手い/下手」ではなく「誰のために歌っているか」で刺さる作りになっている。
あと地味に好きなのが、杉田智和の演じるレオン・三島。政治の側から世界を動かそうとする冷たい男で、歌や恋で物語が転がっていく中、こいつだけ完全に「計算」で生きている。あの低い声が画面に出てくるたび、温度が一段下がる感じがあって良い。ヒーローじゃない人間の声をきちんと配置しているから、歌姫たちの熱が引き立つ。
2回目に見ると、シェリルがステージで見せる強がりの裏に、ずっと不安が透けていたのが分かる。初見では「強い女」、再見では「強がっている女」。同じ歌が、まったく違って聞こえる。これがあるから何度も見返してしまう。

読んで見たくなったら——『マクロスF』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 歌や音楽が物語の中心に据わっている作品が好きな人
  • 三角関係を「どっちが勝つか」ではなく構造として味わえる人
  • 派手なメカ戦と切ない歌を同時に浴びたい人
  • 同じ話を何度も見返して、見え方が変わるのを楽しめる人

合わない人

  • 恋愛のすれ違いが長く続くのが苦手な人
  • アイドルの歌で戦況が動く設定を真顔で受け止められない人
  • 主人公がはっきり決断しないとモヤモヤしてしまう人

次に見るなら

まずは超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか。Fが何度もオマージュしている原点で、「歌・三角関係・異星人」の型がここで完成している。Fを先に見た人ほど、答え合わせのように楽しめる。
もう少し乾いた大人の空気がほしいならマクロスプラス。三角関係とAI歌姫を絡めた話で、Fよりずっと苦い。恋愛のすれ違いをシビアに見たい人向け。
歌が誰かに届くまでの過程が好きならキャロル&チューズデイ。メカは出てこないけれど、声を届けることそのものを正面から描いていて、Fの音楽パートで動いた感情の行き先になる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『マクロスF』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Disney+の4つのサービスで配信されています。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TV、幅広い作品を扱うU-NEXT、そしてDisney+と、利用しやすい主要サービスが揃っているのは嬉しいポイントです。お使いの環境や契約中のサービスに合わせて、視聴方法を選べます。

よくある質問

Q. 『マクロスF』はどこで配信されていますか?
A. 2026年6月時点で、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Disney+の4サービスで配信されています。アニメ特化型から総合系まで揃っているので、ご自身が契約中のサービスで視聴できる可能性が高いです。
Q. 過去のマクロスシリーズを観ていなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。本作は独立したストーリーとして作られており、過去作の知識がなくても問題ありません。歌・可変戦闘機・三角関係というシリーズの魅力を、本作から初めて触れる方にも入りやすく描いています。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクション、メカ、音楽、ラブコメ、SFの要素を併せ持つ作品です。可変戦闘機による迫力ある戦闘と、歌姫たちのライブシーン、そして青春の恋愛ドラマがバランスよく融合した、エンタメ性の高い内容となっています。
Q. 音楽が魅力と聞きましたが、誰が手がけていますか?
A. 数々の名作アニメを彩ってきた菅野よう子が音楽を担当しています。劇中で歌われる楽曲はどれも物語と密接に結びついており、サウンドトラックだけでも楽しめるほどの完成度。歌を重視するシリーズの真骨頂です。

まとめ

『マクロスF』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Disney+の4つのサービスで配信されています。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TV、幅広い作品を扱うU-NEXT、そしてDisney+と、利用しやすい主要サービスが揃っているのは嬉しいポイントです。お使いの環境や契約中のサービスに合わせて、視聴方法を選べます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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