機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN

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2013機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN

機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN

★ 3.1 / 5.0アクションドラマメカSF
放送年2013年
フォーマットOVA
話数1話
制作Sunrise

このプロジェクトは、テレビシリーズ(アセム編以降)を再編集し、キャラクターのアセム・アスノとゼハート・ガレットにフォーカスを当てたものである。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』の第2部・第3部(アセム編以降)を再構成したOVA作品。主人公アセム・アスノと、宿命的なライバル関係を結ぶヴェイガン出身の戦士ゼハート・ガレットの視点から物語を再構築。壮大な世界規模の戦争を背景に、二人の絆と対立、それぞれが抱える信念や葛藤が丁寧に描かれる。戦争の中で育まれた友情が、やがて相容れない立場によって引き裂かれていく過程を、TVシリーズとは異なる切り口で描いた再編集版。

みどころ・魅力

① アセムとゼハート、二人の絆と宿命の対決

本作最大の見どころは、アセム・アスノとゼハート・ガレットという二人の主人公を軸に据えた構成です。TVシリーズでは多くのキャラクターや出来事が描かれましたが、本作はこの二人の関係に徹底的に焦点を絞ることで、友情・対立・信念の衝突がより鮮明に、感情的な重みをもって伝わります。

② 再編集による凝縮された物語体験

TVシリーズ全49話のうちアセム編以降を再編集した構成により、冗長さをカットした密度の高いストーリーが楽しめます。TVシリーズ視聴済みの方は新たな視点で物語を再発見でき、未見の方にとっても核心的な人間ドラマを短時間で体験できる入門作としておすすめです。

③ 宇宙世紀に連なるガンダムの王道テーマ

人類の争いの中で揺れる若者たちの成長、世代を超えて続く戦争の連鎖、そして「敵」との相互理解の難しさ。ガンダムシリーズが一貫して問い続けてきたテーマが、本作でも丁寧に描かれています。メカアクションだけでなく、ドラマとしての完成度を求める視聴者にも満足感を与える作品です。

キャスト・声優一覧

ゼハート・ガレット
ゼハート・ガレット
メイン
神谷浩史
アセム・アスノ
アセム・アスノ
メイン
江口拓也

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スタッフ

監督綿田慎也
原案キャラデザ長野拓造
キャラクターデザイン千葉道徳
音楽吉川慶
EDスパイエアー「My World」
ED結城アイラ「未来の模様」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「AGEの本編はしんどい」という話は、わりとあちこちで聞いていた。三世代にわたる長大なストーリー、賛否分かれた世界観設計、とにかく見る体力がいると。だから正直なところ、MEMORY OF EDENに手を出したのは「総集編なら入りやすいか」という軽い気持ちだった。

実際、これはテレビシリーズのアセム編以降を再編集した総集編OVA(全2巻、2013年)で、アセム・アスノとゼハート・ガレットという二人の関係にカメラを絞り込んだ構成になっている。TVシリーズを全部見ていなくても入れるが、見ていると「ああ、あのシーンをここで切ったのか」という編集の意図が透けて見えて、また違う見方ができる。

初見は「総集編」として眺めていた。でも2回目、二人の最初の出会いと最後の場面を並べて見たとき、これが単なるダイジェストじゃなく、一本の「友情と断絶の映画」として組まれているとわかった。そこからは、印象が変わった。

「敵になること」を選んだ二人の、それでも消えない繋がり

MEMORY OF EDENが描いているのは、端的に言えば「立場が違えば敵になるしかなかった二人の男が、それでも互いを特別視し続ける話」だ。アセムは地球連邦軍の英雄の息子として育ち、ゼハートはヴェイガンのエリートとして育った。二人は一時期、同じ場所で同じ時間を過ごした。その記憶は本物だった。なのに、その後の人生は完全に交わらない軌道を描いていく。

よくある「友情の破綻」もので終わらないのは、お互いが「なぜ相手がその立場を選んだか」を理解しながらも、それでも戦わざるを得ないという構造にある。ゼハートはヴェイガンの理想のために地球侵攻を推し進める。アセムはそれを止めようとする。どちらも「間違っている」とは言い切れないから、対立が痛い。イデオロギーが違う、生まれた場所が違う、それだけで人は「敵」になれてしまう。そのことをガンダムという器でやると、やはりメカ戦闘のカタルシスよりも後ろにある虚無感が引き立つ。

アセムは父・フリットの「完璧な英雄像」を追いかけながらも、自分の流儀を探し続けるキャラクターだ。その揺れが、ゼハートとの関係に独特の複雑さを加えている。ゼハートは揺れない。ゼハートはずっと「ヴェイガンのために」という一点を見ている。だからこそ、アセムが迷うたびにゼハートの輪郭が際立つ。総集編という形式が、この二人の対比を余分な文脈なしに浮かび上がらせることに成功している。

TVシリーズを全部見るのがしんどいという話は、三世代の描き方のバランスや本編の尺の問題が大きい。でもMEMORY OF EDENに関して言えば、「アセムとゼハートの物語」という軸を明確にしたことで、むしろ本編より焦点が定まって見やすくなっている面がある。これはOVA化が機能したケースだと思う。

特に刺さったシーン

二人が直接対峙する終盤の場面は、何度見ても間の取り方が絶妙だ。ゼハートを演じる神谷浩史の声は、あの人独特の「静かなのに圧がある」演技で、感情を抑えれば抑えるほど逆に何かが溢れてくるような仕上がりになっている。怒鳴らない、崩れない、でも何かが終わっていく——そういう役の解像度が非常に高い。

一方のアセム役・江口拓也は、この頃まだキャリアの初期に近い時期で、声に若さのざらつきが残っている。それが逆にアセムの「まだ何も完成していない主人公」感とぴったり合っていて、後追いで見ると妙な感慨がある。今や『声優と夜あそび』でMCとして顔になった人が、あの時期にこういう役をやっていたかという積み重ねの厚みを感じる。

序盤の二人の「友人だった頃」を描くシーンと、終盤の対決場面を繋ぐ流れは、編集によってその落差が強調されている。台詞の数は少ないのに、間と音楽の組み合わせで情報量が多い。最初に見たときは「あっさりしすぎでは」と思ったが、2回目はそのあっさりさが意図的な省略だとわかった。

読んで見たくなったら——『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ガンダムシリーズのうち「友情と断絶」を軸にした作品(W、00など)が好きな人
  • 長い本編を全部見る時間はないが、核になる人間ドラマだけ摂取したい人
  • 神谷浩史の「静かな圧」がある演技を集中して聞きたい人
  • AGEを途中で離脱したが、アセム編だけはちゃんと見ておきたいと思っていた人

合わない人

  • モビルスーツ戦のアクション描写や戦略・戦術の描き込みを期待している人(総集編なので密度は薄い)
  • AGEの三世代全体の流れを把握したい人(フリット編・キオ編はほぼ省かれている)
  • 総集編特有の「カットされた文脈の欠落感」が気になるタイプ
  • AGEの本編を全話見てから評価したいこだわりがある人(それは正しい、これはあくまで別解釈として存在する作品)

次に見るなら

機動戦士ガンダム00は、異なる陣営に生まれながら複雑な感情を抱き続けるキャラクター同士の関係という点で近い空気がある。刹那とアレルヤ、劇場版での再会と終わり方など、「戦場でしか会えない二人」の構造が好きならここに来ても違和感はない。

「二人の男が立場を超えて特別な関係を持つが、それを許さない世界がある」というテーマが好きなら、コードギアス 反逆のルルーシュも近い温度感で見られる。ルルーシュとスザクの関係は、アセムとゼハートと同じ「選んだ側が違う友人」の話を別のスケールでやっている。

よりOVAとして完結した「友情と別れ」を見たいなら、機動警察パトレイバー the Movieや押井作品ではなく、トップをねらえ!の方向性もある。時代を超えた別れ方、という点での情緒的な近さがある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで視聴できます。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、普段お使いのサービスからすぐにアクセスできます。すでにいずれかのサービスに加入中であれば、追加費用なしで視聴できる場合もありますので、各サービスの配信状況をご確認のうえお楽しみください。

よくある質問

Q. TVシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. アセム編以降を再構成した作品なので、TVシリーズ未視聴でも大筋は理解できます。ただし世界観や登場人物の背景をより深く楽しむには、TVシリーズ第1部(フリット編)から視聴することをおすすめします。
Q. TVシリーズとの違いは何ですか?
A. TVシリーズの再編集版であり、アセムとゼハートの関係に焦点を絞って構成されています。TVシリーズにあった一部のサブエピソードはカットされており、二人の物語がより凝縮された形で描かれています。
Q. どこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで配信中です。お使いのサービスで検索してみてください。
Q. 全何話・何分の作品ですか?
A. OVA全2話構成で、各話約55分の作品です。合計約110分で視聴できるため、映画感覚で一気に楽しめます。

まとめ

『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで視聴できます。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、普段お使いのサービスからすぐにアクセスできます。すでにいずれかのサービスに加入中であれば、追加費用なしで視聴できる場合もありますので、各サービスの配信状況をご確認のうえお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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