GANTZ

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2004GANTZ

GANTZ

★ 3.2 / 5.0アクションドラマセクシーホラーサイコロジカルSF超自然
放送年2004年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作GONZO

人生が最悪だと思っていた?死後はもっと悪い。救済も平和も神もない。だが待て、神?部屋に閉じ込められた黒い球のことか。緑色の宇宙人とロボット怪物と戦い、生き残る機会を得る。黒野啓が殺されたとき、彼はこのゲームに巻き込まれ、生死をかけた戦いに臨むことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

死んだはずの高校生・黒野啓は、見知らぬ部屋で目を覚ます。そこには同じく死を迎えたはずの人間たちと、謎の黒い球体「GANTZ」が存在していた。GANTZはミッションを与え、ターゲットを倒せば生還できると告げる。平和も安息もなく、ただ理不尽な戦いを繰り返すだけの日々。命をかけたゲームに否応なく巻き込まれた啓は、仲間とともに正体不明の存在と死闘を繰り広げていく。

みどころ・魅力

① 容赦ない世界観と極限のサバイバル描写

死後の世界でも休めない——そんな絶望的な設定が作品全体を貫く。次々と繰り広げられる命がけのミッションは、誰が生き残るか予測できない緊張感で満ちており、視聴者を一瞬たりとも油断させない。奥浩哉原作ならではの非情な展開が最大の見どころだ。

② キャラクターの葛藤と成長が生む人間ドラマ

生死の境界線に立たされた人間たちがどう変化していくか、その心理描写が深い。冷淡だった啓が仲間との関係を通じて変わっていく過程、絶望の中でも諦めない姿は、アクション作品でありながら骨太な人間ドラマとしても機能している。

③ 独自のSF設定とダークな美学

GANTZという謎の球体、スーツ、宇宙人——説明されない謎が多いほど想像力を刺激する。ダークでグロテスクな映像美と、異形の敵キャラクターのビジュアルは他作品にはない独特の世界観を作り上げており、SF・ホラーファンの心を強く捉える。

キャスト・声優一覧

玄野計
玄野計
メイン
›
浪川大輔
加藤勝
加藤勝
メイン
›
山口眞弓
岸本恵
岸本恵
メイン
›
生天目仁美
根本鉄男
根本鉄男
サブ
›
川中子雅人
西丈一郎
西丈一郎
サブ
›
矢部雅史
山田雅史
山田雅史
サブ
›
永野広一
西川信介
西川信介
サブ
›
貴宏吉野
中島康介
中島康介
サブ
›
永野広一
野崎大地
野崎大地
サブ
›
室園丈裕
北条政信
北条政信
サブ
›
神谷浩史
吉岡清
吉岡清
サブ
›
諸角憲一
鈴木吾郎
鈴木吾郎
サブ
›
佐々木敏
佐々木敏

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スタッフ

監督板野一郎
シリーズ構成十川誠志
キャラクターデザイン恩田尚之
音楽高梨康治
美術監督池田繁美
OPリップ・スライム「Super Shooter」
EDボニー・ピンク「Last Kiss」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

原作漫画は奥浩哉の連載をリアルタイムで読んでいた。あの露悪的なまでのグロさと、どうにもならない閉塞感が妙に好きで、単行本も一通り揃えた。だからアニメが始まると聞いたとき、反応は「ふーん」くらいだった。漫画のあの質感、あの下品さとシリアスさが混在するやつ、アニメにできるのかという疑念が先にあった。

実際見始めると、その疑念は半分当たって半分外れていた。原作の空気感は想像より残っていたが、アニメは途中で終わる。打ち切りではなく、制作が追いついていないというか、原作が完結する前に畳んだ形だ。2回目に見たとき気づいたのは、終わり方の歪さをあらかじめ知っているせいで、序盤の引きの強さが余計に切なく見えるということだ。始まりは良い。問題は、その先がある。

「死んでも終わらない」ことの、どうしようもない暴力性

GANTZを単なるバトルアニメとして見ると、どこかで引っかかりが生まれる。戦いがあって、倒して、生き残る。構造だけ抜き出せばそれだけだ。だがこの作品が掘り下げているのは「死後に強制的に参加させられる理不尽なゲーム」というギミックではなく、その状況に放り込まれた人間が、自分の意志とか尊厳とかいうものをどこまで保てるか、という問いのほうだと思っている。

玄野計は特別な人間ではない。むしろ作中でも「最悪な人間」に近い位置から始まる。他人への関心が薄く、自己中心的で、ヒーロー性のかけらもない。そこが重要で、GANTZはその「普通以下」の人間が、繰り返しの死と強制参加のなかで何かを取り戻していくか、あるいは何も取り戻せないままなのかを、割と正直に描く。

浪川大輔の演技は、その玄野のどうしようもなさをうまく乗せていた。ヒーローのような張りのある声ではなく、どこか力の抜けた、等身大の情けなさを出せる声質が、この役に合っていた。2回目に聞き直すと、序盤の台詞のトーンが終盤に向けてじわじわ変わっていることに気づく。大きな叫びではない、地味な変化。それが余計に刺さる。

神谷浩史が演じる北条政信は、ある種の対照として機能している。玄野と似た境遇に置かれながら、反応が違う。神谷の声は端正で、その端正さが北条のキャラクターの「形式だけ整っている感」を補強していた。感情の話をしているように見えて、実は感情から遠い場所にいる人間の声。こういう役を神谷浩史がやると、怖さの質が変わる。

この作品が単なる「死に戻りアクション」ではなく、今でも語られる理由はそこにある。玄野が変わるとか変わらないとか、そういう結論よりも、変わらざるを得ない状況の圧力が、ずっとスクリーンの外まで滲み出てくる感覚がある。

特に刺さったシーン

序盤、初めてGANTZの部屋に閉じ込められた直後のシーンが好きだ。何も説明されない。黒い球があって、見知らぬ人間が何人かいて、誰も状況を理解していない。その混乱の空気が、過剰な演出なしに出ていた。叫んでいるわけでも、泣いているわけでもない。ただ、全員が「ここはどこだ」という顔をしている。あの静けさが怖い。

生天目仁美が演じる岸本恵については、声のトーンに最初から「この人は何かを諦めている」という成分が混じっていて、それが序盤から効いている。ヒロインとして機能しているはずなのに、守られる側の安心感がない。そのアンバランスさが、作品全体の不安定さと合っていた。

アクションシーン自体より、戦闘後の「無言」の部分に惹かれることが多い。生き残った後、何も喋らないシーン。あそこに全部が詰まっている気がする。

読んで見たくなったら——『GANTZ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 原作漫画を読んだことがある、あるいはアニメで雰囲気だけ掴みたい人
  • ヒーロー性のない主人公が好きな人。等身大の情けなさから始まる話に惹かれる人
  • グロ・暴力描写に耐性があって、それが物語の文脈の中で機能しているなら受け入れられる人
  • 2004年当時のアニメ作画・演出のテクスチャが懐かしい、あるいは資料として見たい人

合わない人

  • 物語が綺麗に完結することを求めている人。アニメ版は途中で終わる
  • グロテスクな描写が苦手な人。内臓とか、そういうやつが普通に出る
  • キャラクターに感情移入できないと楽しめないタイプの人。序盤の玄野は共感しにくい設計になっている
  • 「明るく見られるアニメ」を探している人には、これはあまりにも方向が違う

次に見るなら

デビルマン crybaby(2018年・Netflix)——人間の暴力性と、善意が何も守れない絶望感の描き方がGANTZに近い。原作の空気をアニメに移植することに成功している数少ない例として、比べながら見ると面白い。GANTZの後に見ると、「こういう話の着地の付け方もあるのか」と思わされる。

東京グール(2014年)——人間とそうでないものの境界で揺れる主人公、という構造が重なる。GANTZの玄野が「選ばれていない人間」なのに対して、こちらは「変えられてしまった人間」という違いがあるが、自分の意志と外側からの力のせめぎ合いという点では同じ文脈にある。

ヴィンランド・サガ(2019年)——直接のジャンル的近さはないが、「暴力の中に放り込まれた人間が、それでも何かを残そうとするか」という問いを、全然違う方法論で答えようとしている。GANTZで途中で終わった感覚を、別の形で回収したいときに。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『GANTZ』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで現在配信中のため、いずれかに加入していればすぐに視聴できる。特に見放題ラインナップに含まれているサービスを利用中なら追加費用なく楽しめるので、この機会にぜひ確認してみてほしい。

よくある質問

Q. GANTZはどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信されています。各サービスの見放題プランに加入していれば追加料金なしで視聴できます。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. TVアニメ版はオリジナル展開を含む独自のエンディングが用意されています。原作の雰囲気を損なわない形でまとめられており、アニメ単体としても完結した物語として楽しめます。
Q. グロ・暴力描写はどのくらい激しいですか?
A. 原作同様に暴力・流血描写が含まれるダークな作風です。放送版はある程度の配慮がされていますが、刺激が苦手な方には注意が必要です。R指定相当の描写があります。
Q. 全何話ですか?続編はありますか?
A. TVアニメは全26話です。アニメ版の続編はありませんが、原作漫画は完結しており、2011年・2013年には実写映画2部作も制作されています。

まとめ

『GANTZ』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで現在配信中のため、いずれかに加入していればすぐに視聴できる。特に見放題ラインナップに含まれているサービスを利用中なら追加費用なく楽しめるので、この機会にぜひ確認してみてほしい。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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