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2008

Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-
★ 3.4 / 5.0アクションセクシーホラーSF超自然
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Xebec |
凛浅木は不死身の私立探偵で、ウォッカを愛し、怪異を引き寄せる才能を持つ。65年間の悪夢のような出来事の中で、凛の肉体は繰り返し穿たれ、爆発させられ、血にまみれて破壊される。彼女の苦しみの原因は、万物の樹ユグドラシルへの生贄として凛を捧げることに執着する永遠の存在アポスである。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
不死身の肉体を持つ私立探偵・凛浅木は、ウォッカを愛し、なぜか怪異や厄介事を引き寄せてしまう体質の持ち主。彼女のもとには次々と奇妙な事件が舞い込み、そのたびに凛は何度も身体を貫かれ、傷つけられながらも決して死ぬことなく立ち上がる。やがて明らかになるのは、万物の樹ユグドラシルへの生贄として凛を捧げることに執着する永遠の存在・アポスの影だった。65年という長い時の中で繰り返される凛とアポスの宿命の対決を、官能と暴力が入り混じる退廃的な世界観で描く異色のダークアクションです。みどころ・魅力
① 65年を貫く時系列オムニバス構成
本作は数年〜十数年ごとに時代を飛び越えながら物語が進む独特の構成を採用しています。各エピソードが事件として独立しつつ、不死の凛とアポスの因縁という縦軸で繋がっていくため、断片が少しずつ大きな真実へと収束していく快感を味わえます。② 官能とバイオレンスが交錯する大人の世界観
セクシー描写とハードなアクション、そしてホラーやSF設定が混然一体となった退廃的なトーンが最大の個性。不死だからこそ容赦なく傷つけられる凛の描写は刺激的で、明確に大人向けに振り切った演出が好事家の心を掴みます。③ 不死を背負うヒロイン・凛浅木の存在感
何度殺されても蘇り、ウォッカ片手に飄々と振る舞う凛のキャラクター性が物語を牽引します。永遠を生きる者ならではの孤独や倦怠、それでも事件に立ち向かう強さが、単なるアクションヒロインに留まらない奥行きを与えています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | うえだしげる |
|---|---|
| 音楽 | 根岸貴幸 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | ガルネリウス「Alsatia」 |
| ED | ガルネリウス「Cause Disarray」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルが読めなかった。Mnemosyne。むねもしゅね、と口の中で転がして、結局「ムネモシュネ」だと知ったのは再生ボタンを押したあとだ。不死身の女が出てくる話、くらいの雑な前情報で見始めたら、開始数分で「これは座り直して見るやつだ」と背筋が伸びた。探偵事務所、ウォッカ、そして容赦なく穿たれ壊される体。最初は退廃的なハードボイルドものかと思って眺めていたのに、気づけば「この女、何度殺されても起き上がってくるな」という事実そのものに引きずり込まれていた。2回目で見え方が変わったのは、痛みの描写じゃなくて、痛みのあとに残る彼女の表情のほうだった。慣れてしまった者の顔をしている。それが一番こわい。不老不死は祝福ではなく、終わらない拷問だという話
この作品をグロとエロで語って終わらせるのは、たぶん一番もったいない見方だ。表面はたしかに血まみれで、体は爆ぜるし穿たれるし、目を背けたくなる場面も多い。でも芯にあるのは「死ねないこと」を救いじゃなく罰として描く、という一点に尽きると思っている。65年という時間。普通の物語なら一生を超える長さを、彼女は痛みの反復として生きている。タイトルが記憶の女神ムネモシュネから来ているのは偶然じゃない。死なない体に蓄積していくのは傷だけじゃなく、見送ってきた人間ぜんぶの記憶で、それがいちばん重い。永遠を欲しがるアポスと、永遠を背負わされた麻生祇燐。この二人が綺麗な対称になっていて、片方は不死に執着し、片方は不死から降りられない。能登麻美子の声が効いてくるのはここで、叫びでもなく諦めでもない、すり減った人間の声でずっと喋る。だから派手な展開のあいだに挟まる静かな場面のほうが、見終わったあと長く残る。生き続けることは、勝ちでも負けでもなく、ただ続いてしまうこと——そういう身も蓋もない時間の話として、私はこれを読んでいる。単なる不死バトルではなく、時間そのものを正面から殴ってくる作品だ。特に刺さったシーン
序盤、彼女が文字どおり破壊されてから、また何事もなかったように起き上がってくる一連の流れ。あそこで「痛い」より先に「ああ、これが日常なのか」と思わされたのが上手い。痛みより日常感のほうがしんどい、という設計になっている。声の話をすると、釘宮理恵のミミがいい仕事をしていて、相棒として並んでいるだけで画面のテンションが一段やわらぐ。だからこそ、彼女のいる場面とそうでない場面の落差が刺さる。そして石田彰のアポス。あの声で「永遠」を語られると、執着が理屈じゃなく体質みたいに聞こえてくるのが怖い。敵役の説得力が物語の重さをそのまま決めるタイプの作品で、ここがブレなかったのは大きい。終盤のある対峙で、彼女がもう何度目かもわからない痛みを引き受ける顔をしたとき、思わず画面を止めた。勝ちにいく顔じゃなかった。読んで見たくなったら——『Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 痛々しい描写ごと「テーマの一部」として飲み込めるダークSF好き
- 神話モチーフ・不死・時間というテーマを腰を据えて考えたい人
- 退廃的でハードボイルドな空気と、すり減った大人の女のキャラが好きな人
- 真下耕一監督の女性主役×乾いたアクションの系譜が好きな人
合わない人
- 流血・身体破壊・エログロの描写そのものが受けつけない人
- 明るく後味のいい話、わかりやすいカタルシスを求めている人
- 痛みの反復を「ただ重いだけ」と感じてしまうコンディションのとき
次に見るなら
NOIR(ノワール)が好きなら、こちらは外せない。同じ真下耕一監督で、女性主役の乾いたアクションと、過去に縛られた人間の重さを静かに積み上げていく語り口がそのまま地続きだ。 エルフェンリートもおすすめしたい。グロテスクと哀しみを同じ画面に同居させて、痛みの描写を悲劇の一部として扱う姿勢が近い。後味の刺さり方まで似ている。 血と不死のモチーフをもっと派手に浴びたいならHELLSING。死なない存在の業を、こちらはスタイリッシュな暴力として振り切って見せてくれる、その対比も面白い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-』は、dアニメストアおよびDMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ専門のdアニメストアと、エンタメを幅広く扱うDMM TVのどちらかを利用すれば、本作の退廃的なダークアクションをじっくり楽しめます。視聴環境に合わせて好みのサービスを選んでみてください。
