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2009

あかね色に染まる坂 OVA
★ 2.9 / 5.0コメディセクシーラブコメ
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | TNK |
綾小路のプライベートアイランドへ皆で休暇に出かける。南国のビーチで楽しい時間を過ごすはずだったが、予想外のハプニングが次々と起こり、笑いに包まれた騒動が巻き起こる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
綾小路家のプライベートアイランドへ、仲間たちと夏休みの旅に出かけることになった。南国の青い海とビーチで楽しいひとときを過ごすはずが、次々と予想外のハプニングが巻き起こり、笑いとドタバタに包まれた大騒動へと発展していく。TVシリーズとはひと味違う、夏のリゾートを舞台にしたほのぼのコメディ編。みどころ・魅力
① 南国リゾートというハレ舞台ならではの解放感
プライベートアイランドという非日常の空間が、キャラクターたちの普段とは違う一面を引き出す。ビーチや水着シーンなどリゾートならではの要素をふんだんに盛り込みつつ、TVシリーズのファンが楽しめるボーナス的な雰囲気に仕上がっている。② テンポよく続くドタバタハプニングの連続
「楽しいだけのはずだったのに」という展開が笑いのエンジンになっている。予定調和を崩すアクシデントが次々と連鎖し、コメディとしての勢いが最後まで持続する構成が本作の見どころのひとつ。③ TVシリーズファン向けのキャラクター描写
OVAならではの尺の使い方で、本編では描き切れなかったキャラクター間の掛け合いや関係性が丁寧に描かれる。本編視聴後に改めて楽しむと、各キャラクターへの愛着がいっそう深まる内容となっている。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 元永慶太郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| 原案キャラデザ | 酒月ほまれ、涼香 |
| キャラクターデザイン | 堀井久美、平山円 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | 橋本みゆき「初恋パラシュート」 |
| ED | 広橋涼「私と彼の事情」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
OVAから入るのは邪道だとわかっている。本編のTVシリーズを全話見てから感想を書くのが筋というものだ。でも「あかね色に染まる坂」のOVAは、なぜか先に手を出してしまった。理由はシンプルで、釘宮理恵と石田彰と井上麻里奈が同じ作品に入っていて、そこに加藤英美里まで揃っているとなると、一周してどういう作品なのか気になった。 本編未視聴でOVAを見ると、キャラクターの関係性がぼんやりしたまま進んでいく。誰が誰に気があるのか、誰が誰をライバル視しているのかを頭の中で補完しながら見るという、妙な楽しみ方になる。2回目に見たとき、細かいやり取りの意味が少し解像度を上げて見えた気がした。水着回OVAが「正直」なのは、何も隠さないからだ
ビーチに連れ出して水着を着せる。それだけの話に見えて、このOVAはわりと正直な作品だと思っている。 TVシリーズのラブコメというのは、本来ならば「その一歩手前」を描き続けるものだ。キャラクターたちは好意を直接伝えず、視聴者はじれったい距離感に何クールも付き合わされる。そういう構造の中で、OVAはある意味での解放区として機能する。綾小路のプライベートアイランドという非日常の舞台を設定することで、日常のしがらみを一時的に外せる。 加藤英美里が演じる綾小路華恋は、このOVAにおいてエンジン役だ。プライベートアイランドというぶっ飛んだ設定を用意した張本人であり、場を動かしていくのも彼女の存在があってこそ。加藤英美里の演技は、こういう「わちゃわちゃした元気キャラ」の中に少し芯のある部分を忍ばせるのがうまくて、単なるにぎやかし役に終わらない厚みがある。 このOVAが描いているのは、ハプニングの連続によって強制的に距離が縮まるキャラクターたちの反応だ。普段は見えない部分が、非日常の状況でうっかり見えてしまう。それをコメディで包むことで、本編では許されないテンポで話を進められる。水着回が「正直」と言ったのはそういう意味で、本編ではぼかして描くものを、ここでは比較的ストレートに出してくる。 本編を見ていない側からすると、この正直さはある意味でありがたかった。関係性の前提知識がなくても、キャラクターが何に動揺して、何を大事にしているかは読み取れる。ラブコメOVAとして、必要な情報は画面の中にちゃんと置いてある。特に刺さったシーン
釘宮理恵が演じる片桐優姫は、こういう海水浴ドタバタの中では「内心では動揺しているのに外見はツンとしている」ポジションだろうと予想していた。それはある意味で正解だったのだが、石田彰演じる西野冬彦と絡む場面での釘宮の声の抑え方が印象に残っている。石田彰はもともと「静かに圧力をかける」演技が得意で、それに対して釘宮が反応するときの微妙な揺らぎは、OVAの画面の中でも手を抜いていない。 ハプニングが重なって収集がつかなくなる中盤以降、複数のキャラクターが一気に声を重ねてくる場面がある。井上麻里奈の霧生つかさは、こういうコメディシーンで感情の針が振れるときのリズムが独特で、他のキャラクターとの絡みでそれが際立つ。序盤の穏やかな海岸シーンより、騒動が連鎖し始めてからのほうが声優陣の動きが面白くなってくる感じがした。小山力也の杉下清次郎は出番こそ多くないが、あの声質がいるといないとでは場の重さがまるで違う。読んで見たくなったら——『あかね色に染まる坂 OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「あかね色に染まる坂」のTVシリーズを見ていて、キャラクターへの愛着がある
- 釘宮理恵・石田彰・井上麻里奈のキャスト目当てで何でも追いかけてしまうタイプ
- 海水浴ドタバタ系のラブコメOVAというフォーマット自体を楽しめる
- 本編の緊張感のあとに、気楽なものを一本挟みたいと思っているファン
合わない人
- 本編未視聴でも単体で完結する作品を期待している
- コメディよりもドラマ性・感情の厚みを求めている
- 2009年頃のラブコメOVA的なノリ(あからさまなサービスシーン込み)に抵抗がある
次に見るなら
あかね色に染まる坂(TVシリーズ)から入るのが本来の順番だ。このOVAで気になったキャラクターたちの関係性の始まりと積み上げが見られる。OVAである程度の関係性を把握してから本編を見ると、伏線を探す楽しみ方ができる。 D.C. ~ダ・カーポ~は同時期の美少女ゲーム原作ラブコメとして似た空気感を持っている。複数ヒロインが並立する構成、コメディと恋愛のバランスの取り方、OVAでのファンサービス優先の作りまで、時代のフォーマットを共有している。シリーズが長く続いているので好きなら芋づる式に見られる。 ToHeart2も同系統の一本。ゲーム原作・複数ヒロイン・声優陣の豪華さという共通点があり、こちらも本編とOVAが混在しているので、ある程度まとめて追いかける楽しみ方ができる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『あかね色に染まる坂 OVA』はdアニメストアで配信中です。TVシリーズを楽しんだ方はもちろん、夏のリゾートを舞台にしたドタバタコメディとして単体でも気軽に楽しめる作品です。dアニメストアの会員であれば追加料金なく視聴できますので、ぜひチェックしてみてください。

