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2005

トリニティ・ブラッド
★ 3.4 / 5.0アクションドラマホラーSF超自然
| 放送年 | 2005年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | GONZO |
遠い未来、アルマゲドンによる破壊の後が舞台。吸血鬼と人間の戦争は続いている。人間を吸血鬼から守るため、バチカンは同盟国に頼る。主人公アベル・ナイトロードはバチカンから派遣された旅する司祭であり、同時に吸血鬼の血を飲む吸血鬼「クルスニク」でもある。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
遠い未来、世界は「アルマゲドン」と呼ばれる大破壊を経て荒廃していた。生き延びた人類と吸血鬼の戦いは終わることなく続いている。人間を吸血鬼の脅威から守るため、ローマ教皇庁(バチカン)は各国と同盟を結び、暗躍する勢力と対峙していた。主人公アベル・ナイトロードは、教皇庁から世界各地へ派遣される旅の神父。だが彼は、吸血鬼の血を吸うことで力を解放する超越種「クルスニク」というもう一つの顔を持っていた。人と吸血鬼、その狭間で揺れる者たちの戦いと祈りを描く、重厚なゴシック・アクション。みどころ・魅力
① 二つの顔を持つ主人公アベルの魅力
普段は飄々として、紅茶に砂糖を何杯も入れるような天然で穏やかな神父アベル。しかし戦いになれば、吸血鬼の血を糧とする超越種クルスニクとして覚醒する。日常の柔らかさと戦闘時の圧倒的な力、その落差が最大の魅力。なぜ彼がその力を背負うのか、過去の因縁が物語を貫きます。② 荘厳なゴシック世界観と宗教的モチーフ
舞台はアルマゲドン後の荒廃した未来でありながら、バチカンや教会といった宗教的・中世的な意匠が全編を彩る。ゴシックで重厚な美術と、人類と吸血鬼の確執を背景にした政治劇が織りなす独特の空気感は、本作ならではの見どころです。③ 「人と吸血鬼の共存」という普遍的テーマ
物語の根底にあるのは、対立する二つの種族が憎しみを越えて共に生きられるのかという問い。単純な勧善懲悪ではなく、それぞれの立場や正義が交錯する。アベルの旅を通して描かれる和解への祈りが、ドラマに深い余韻を残します。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 平田智浩 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 平田智浩、冨岡淳広 |
| 原作 | 吉田直 |
| 原案キャラデザ | THORES柴本 |
| キャラクターデザイン | 中嶋敦子 |
| 音楽 | 江口貴勅 |
| 美術監督 | 徳田俊之 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | バックティック「Dress (BLOODY TRINITY MIX)」 |
| ED | 種ともこ「Broken Wings」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は深夜にたまたまつけて、バチカンの司祭が銃をぶっ放しながら吸血鬼と戦う話、というだけで「うわ、来たな」と思った。2005年。あの頃の空気を全部吸い込んだような作品で、十字架も黒衣も眼鏡も、とにかく全部が決め台詞のために存在している。最初の数話は、正直この濃さに笑っていた。主人公アベルが普段はへらへらした大食いの貧乏神父なのに、いざとなると別人になる、あの落差にも。でも気づいたら最後まで見ていたし、何年か経って見返したら、あのテンションの裏にやけに重たいものが沈んでいることに気づいた。一周目はノリで、二周目で初めて中身を見た、というのが正直なところ。敵を憎まないでいることの、しんどさ
アルマゲドンの後の世界で、人間と吸血鬼——作中ではメシアと呼ばれる長命種が、ずっと戦争を続けている。バチカンは人間を守る側で、アベルはそこから派遣された旅の司祭。ここまでだと、ああ吸血鬼を狩る話ね、で終わりそうになる。でもこの作品が面倒くさいくらい真面目なのは、アベル自身が吸血鬼の血を吸う吸血鬼、クルスニクだという一点に全部背負わせているところだ。つまり彼は、自分が滅ぼすべきものと地続きの存在として、それでも憎しみの側に立たないでいようとする。 中二病全開、と言ってしまえばそれまでなんだけど、この作品が描こうとしているのは「敵を殺してスカッとする快感」じゃなくて、その逆だと思う。憎んだほうが圧倒的に楽な状況で、憎まないでいることのコストを延々と払い続ける話。人間も吸血鬼も、どっちにも善人と腐ったやつがいて、線は種族じゃなくて個人の選択のところに引かれている。アベルがへらへらしているのは、たぶん本気で誰かを憎みはじめたら自分が壊れるのを知っているからだ。一周目では気づかなかったその構造が、見返すと全部の軽口の裏に透けて見えてくる。共存なんて綺麗事だ、と言いながら、それでも諦めない人間たちの話として、これは思っていたよりずっと骨太だった。特に刺さったシーン
やっぱりアベルが「変わる」瞬間だ。普段のだらしない神父が、誰かを守るために覚悟を決めて、声のトーンと立ち方が一段下に落ちる。あの切り替わりの演出が見たくてこの作品を見ていた節がある。終盤に向けて彼が背負っているものが明かされていくにつれ、序盤のへらへらが全部伏線だったとわかって、思わず最初から見直した。 そしてエステル。能登麻美子が演じるエステル・ブランシェが、この物語の良心みたいに機能していて、彼女が世界の汚さに触れて、それでも信じる側を選ぶたびに、こっちの背筋も伸びる。能登さんの、芯はあるのに脆さも残っている声が本当にハマっていて、彼女が泣くか泣くまいか踏みとどまる場面の息づかいだけで、もう持っていかれる。釘宮理恵、鈴村健一、桑島法子、中井和哉と、いま名前を並べるだけで2000年代半ばの分厚さを感じる布陣で、脇まで声に重さがある。この声優陣だからこそ、あの大仰な台詞が浮かずに刺さってくるんだと思う。読んで見たくなったら——『トリニティ・ブラッド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ゴシック・宗教モチーフ・吸血鬼という装飾過多な世界観に無条件で胸が高鳴る人
- 主人公の「普段はポンコツ、いざとなると別人」の落差に弱い人
- 2000年代半ばのアニメの、あの重ための空気が懐かしい・好きな人
- 敵味方をきれいに分けない、共存や赦しのテーマをじっくり追いたい人
合わない人
- 大仰な決め台詞や中二的なノリが生理的に受けつけない人
- 原作の情報量を整理しきれない、説明不足な展開にストレスを感じる人
- テンポよくスカッと敵を倒すアクションを期待している人
次に見るなら
吸血鬼ものの濃さと殺気が好きならHELLSING。こっちはもっと振り切れた暴力と美学の塊で、人間でも吸血鬼でもない者が戦う構図に通じるものがある。種族間の戦争と、その狭間に立つ存在の葛藤を腰を据えて見たいならBLOOD+。長尺で人と異種のあいだの線を丁寧に描いていく。宗教組織と異能、ゴシックな世界観のあのノリがハマったならD.Gray-manもおすすめで、聖職者が異形と戦う設定と、軽口の裏の重さという点でトリニティ・ブラッドと近い体温がある。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『トリニティ・ブラッド』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品の取り扱いが豊富な配信サービスですので、ご自身が使いやすい環境で楽しめます。気になる方は、これらのサービスでチェックしてみてください。
