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文豪ストレイドッグス 第3シーズン
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | bones |
文豪ストレイドッグス第3期のあらすじ。ナカジマアツシとアクタガワリュウノスケがフランシスFと戦い、ギルドとの大戦争に終止符が打たれた。武装探偵社とポートマフィアの休戦協定により、横浜の平穏な日常が取り戻される。しかし、ギルドの残党の噂が浮上し、新たな危機が迫ってくる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ナカジマアツシとアクタガワリュウノスケの活躍により、アメリカの異能力者組織「ギルド」との大戦争がついに幕を閉じる。武装探偵社とポートマフィアは休戦協定を結び、横浜の街に束の間の平穏が戻ってきた。しかし、壊滅したはずのギルドの残党が動き始め、さらに強大な新たな敵の影が横浜に忍び寄る。異能力者たちの戦いは、新たなステージへと突入していく。みどころ・魅力
① ギルド戦後の余韻と新たな脅威の台頭
前シーズンで激突したギルドとの大戦争が決着を迎え、その後処理と新たな勢力の動きが丁寧に描かれる。単純な「敵を倒して終わり」ではなく、戦争の傷跡や勢力図の変化を踏まえたうえで次の危機が積み上げられていく構成は、長期シリーズならではの重厚感がある。② 武装探偵社×ポートマフィアの共闘関係
かつては敵対していた武装探偵社とポートマフィアが、共通の脅威を前に接近していく関係性の変化が見どころのひとつ。アツシとリュウノスケをはじめ、両組織のキャラクターが絡み合うシーンは、それぞれの信念や矜持がぶつかりあうドラマとして機能している。③ 文豪モチーフを活かした個性豊かなキャラクター
実在の文豪の名前と作品をモチーフにした異能力者たちが多数登場し、アクションと謎解きが融合した独自の世界観を形成している。シリーズを追うごとにキャラクターの背景や動機が掘り下げられ、3期では各人物の人間的な側面がより鮮明に浮かび上がる。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 五十嵐卓哉 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 榎戸洋司 |
| 原作 | 朝霧カフカ |
| 原案キャラデザ | 春河35 |
| キャラクターデザイン | 新井伸浩 |
| 美術監督 | 近藤由美子 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
| OP | グランロデオ「セツナの愛」 |
| ED | ラックライフ「Lily」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
文スト、周りにやたらと好きな人が多い。「見た?」と聞かれるたびに「あー、見てる見てる」と答えながら、実は2期の途中でフェードアウトしていた、というのが正直なところだ。3期を見ようと思ったのも、半分は義務感みたいなものだった。
最初に見たときの印象は「思ったよりちゃんとしてる」だった。ギルドとの決着がついて、横浜に束の間の平穏が戻る流れ——このシーズンの序盤は、テンポがいい。アクションで引っ張るというより、キャラクター同士の関係性の地ならしに時間を使っている感じ。2回目に通しで見たとき気づいたのは、そのキャラの積み重ね方がじわじわ効いてくる設計になっているということ。特に、太宰と芥川の間にある空気感——あれは1回目より2回目のほうが重く感じた。
「使えない人間」など存在しない、という話をずっとしている
文スト3期を改めて見直したとき、この作品が一貫して言い続けていることに気づいた。それは「異能力を持つ者は強い」でも「正義が悪に勝つ」でもなく、もっとシンプルで、もっとしつこいテーマだ——誰かにとって意味のある存在であること、それだけが人を生かし続ける、という話をこの作品はずっとしている。
中島敦は「自分が何者かわからない」という混乱の中にいて、芥川龍之介は「認められたい」という欲求に駆られている。太宰治は他人の生を動機づける側に回っていて、でも自分自身はどこか宙に浮いている。この三者のトライアングルは、3期になってようやく輪郭がはっきりしてくる。
特に芥川の造形は、単純な「敵側の実力者」という枠に収まらない。小野賢章の声の芝居が面白くて、高圧的な台詞のなかにかすかに滲む焦りみたいなものがある。あれはテキストだけ読んでいたら気づかない部分だと思う。宮野真守の太宰は逆で、飄々とした軽さの奥に何かを隠している感じ——情報を出さない演技というか、「このキャラは何を考えているんだろう」と思わせ続ける間の取り方が絶妙だった。
ギルドとの戦争が終わって、新たな脅威が顔を出す——という構造は、表面上はよくある「次のアーク」の導入だ。でも3期がやっているのはそこじゃなくて、各キャラが「自分がここにいる理由」を問い直す時間を作っているように見える。派手な異能バトルの合間に、そういう内省的な間が差し込まれていて、それが好きな人には刺さるし、バトルを期待して見ていた人には少し焦れる展開に映るかもしれない。
俺はそこまで文ストにドはまりしたタイプではないんだけど、このテーマ設計の丁寧さは素直に認めたい。「承認と存在意義」というのは、別にアニメに限らずあらゆるフィクションが触れるテーマだけど、文豪の名前を冠したキャラクターたちにこれをやらせることで、どこか文学的な重みが加わっている。文豪作品を全部読んでいる人間にとっては多分もっと面白く見えるんだろうな、と思いながら見ていた。
特に刺さったシーン
太宰と芥川が対峙する終盤のシーン——あそこの宮野真守と小野賢章の芝居の温度差が好きだった。太宰側は静かで、芥川側は明らかに何かを求めている。台詞のやり取りよりも、間と声のトーンで関係性を語っているシーンで、2回目に見てようやく「ああ、ここか」と思った。
神谷浩史の乱歩も印象的だった。あの役は「万能キャラ」になりがちな設定なのに、神谷さんの声だと妙に人間くさくなる。飄々とした台詞回しの中に、なんか疲労感みたいなものが混じっていて、それが「この人も何かを抱えている」という説得力を出している。出演本数が300本を超えるキャリアの人が、こういう役をやると「ちょっと見え方が違う」という感じがあって、そこが面白い。
鳥海浩輔のイバンゴンチャロフは出番こそ多くないけど、登場したときの存在感がきちんとある。「この人が来ると場の空気が変わる」という演技をできる人で、声だけで緊張感を作る技術が素直にすごい。
読んで見たくなったら——『文豪ストレイドッグス 第3シーズン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期・2期を見ていて、キャラへの愛着がすでにある人
- バトルよりもキャラクターの関係性や内面に興味がある人
- 声優の芝居を細かく聞く習慣がある人(この作品、キャストが強い)
- 文豪文学に多少でも馴染みがある人(なくても楽しめるけど、あったほうがネタの重層性が増す)
合わない人
- 1期・2期を飛ばして3期から見ようとしている人(前提知識が多すぎて置いてかれる)
- 異能バトルのカタルシスを期待している人(このシーズンはどちらかというと人間関係の整理が主軸)
- 世界観の複雑さに乗り切れなかった人(ポートマフィア・武装探偵社・ギルドに加えて新勢力が出てくる)
次に見るなら
文豪ストレイドッグス 第4シーズン——3期の終わりに匂わせた新たな脅威がいよいよ本格化する。3期で関係性の地ならしが終わっているので、続けて見たほうが話が繋がる。キャラへの愛着がついてからが本番だと感じた人向け。
91Days——異能力はないが、「復讐と存在意義」という点で文ストと似たテーマを扱っている。禁酒法時代のマフィアを舞台にした話で、重くてクールな雰囲気が好きなら合う。文ストの陰の部分を煮詰めたような作品。
博多豚骨ラーメンズ——殺し屋・探偵・詐欺師が入り乱れる群像劇で、「各キャラが自分の場所を探している」という構造が文ストと近い。こちらはもう少し軽くてテンポが速いので、文ストの重さが少し疲れた人にちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『文豪ストレイドッグス 第3シーズン』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の6サービスで視聴可能です。主要な動画配信プラットフォームに幅広く対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。第1・2シーズンも同サービスで配信されている場合が多いので、まとめて一気見するのがおすすめです。









