文豪ストレイドッグス 第2シーズン

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2016文豪ストレイドッグス 第2シーズン

文豪ストレイドッグス 第2シーズン

★ 4.0 / 5.0アクションコメディミステリー超自然
放送年2016年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作bones

文豪ストレイドッグス第2期 ポート・マフィアの若き幹部・太宰治、最下位メンバーの織田作之助、諜報員の坂口安吾。立場の違いを超えた三人は、日々の終わりにルパン・バーに集い、友情の時間を楽しんでいた。しかしある夜、安吾が姿を消す。その夜撮影された写真が事件の鍵となり、三人の運命が大きく揺らぐことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ポート・マフィアの幹部・太宰治、最下位メンバーの織田作之助、諜報員の坂口安吾。三人は立場を超えてルパン・バーに集い、友情の時間を過ごしていた。しかしある夜、安吾が忽然と姿を消す。残された一枚の写真が事件の発端となり、三人の運命は取り返しのつかない方向へと動き出す。マフィアの暗部と向き合いながら、それぞれが己の信念を問われる第2期。

みどころ・魅力

① 太宰治の”過去”が明かされる衝撃の序盤エピソード

第1話から数話は、現在の武装探偵社員・太宰ではなく、ポート・マフィア時代の冷徹な幹部としての姿を描く。織田作之助・坂口安吾との友情、そして取り返しのつかない喪失が、なぜ彼がマフィアを去ったのかを鮮烈に語る。第1期では掴みきれなかったキャラクターの深みが一気に開放される。

② ポート・マフィア vs 探偵社 vs ギルドの三つ巴バトル

本編では北米最強の異能組織「ギルド」が横浜に侵攻し、探偵社とポート・マフィアが否応なく同じ戦場に立たされる。敵対する二陣営の共闘という緊張感あるシチュエーションが連続し、各キャラクターの異能バトルも派手さを増す。陣営を超えたドラマが展開の軸になっている。

③ 文豪モチーフの世界観と骨太なストーリー構成

芥川龍之介・中島敦・フィッツジェラルドなど実在の文豪をモデルにしたキャラクターたちが、それぞれの「作品名」を冠した異能を駆使して戦う。第2期はコメディ要素を抑え、シリアスな人間ドラマに比重を置いており、1クール通してのストーリーとしての完成度が高い。

キャスト・声優一覧

中島敦
中島敦
メイン
上村祐翔
太宰治
太宰治
メイン
宮野真守
国木田独歩
国木田独歩
メイン
細谷佳正
江戸川乱歩
江戸川乱歩
サブ
神谷浩史
ナサニエル・ホーソーン
ナサニエル・ホーソーン
サブ
新垣樽助
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
サブ
石田彰
アンドレ・ジッド
アンドレ・ジッド
サブ
三木眞一郎
谷崎ナオミ
谷崎ナオミ
サブ
小見川千明
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
サブ
武内駿輔
春野綺羅子
春野綺羅子
サブ
葛西美名
ハーマン・メルビル
ハーマン・メルビル
サブ
菅生隆之
中原中也
中原中也
サブ
谷山紀章

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スタッフ

監督五十嵐卓哉
シリーズ構成榎戸洋司
原作朝霧カフカ
原案キャラデザ春河35
キャラクターデザイン新井伸浩
美術監督近藤由美子
音響監督若林和弘
OPスクリーンモード「Reason Living」
EDスクリーンモード「Reason Living」
EDラックライフ「風が吹く街」
EDラックライフ「名前を呼ぶよ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「文豪の名前で異能力者が戦う」という設定を聞いたとき、正直なところ「また二次創作的な何かか」と思っていた。1期を流し見していたのに、2期の冒頭4話で完全に裏切られた。

序盤から始まる過去編——ポート・マフィア時代の太宰と織田作之助と坂口安吾の話——は、それまでのコメディ寄りのトーンをほぼ捨てて、静かな友情と喪失の話として展開していく。最初に見たときは「設定の説明回かな」くらいに思って半分流していたのだが、2周目で気づいたのは、細部の台詞の重さだ。3人がルパン・バーに集まるシーンのあの「何でもない夜」の描写が、後の展開を知った状態で見ると全然違う重量になる。

宮野真守が演じる太宰の、この時期特有の「まだ完全に壊れてない人間の声」というのが、1期との聴き比べで面白い。同じキャラクターなのに、ちゃんと少し違う。

人を救う側にいることだけが、お前の救いになる——太宰の「選択」の話

この作品の核にあるのは、「なぜ太宰治はポート・マフィアを出たのか」という問いだ。そしてその答えを、2期は4話分かけてじっくりと提示する。

設定として面白いのは、異能力探偵社とポート・マフィアという二項対立を単純な「善悪」に落とさないところだ。マフィアの幹部だった太宰は別に悪人として描かれていない。殺しもするし冷酷でもあるが、そこには組織の論理と個人の感情が複雑に絡み合っている。織田作之助は「誰も傷つけない異能力」を持つマフィアの末端として、その矛盾の中に生きている。

物語のクライマックスで、瀕死の織田作之助が太宰に言う言葉——「人を傷つける側にいるより、救う側にいろ。それだけがお前の救いになる」——は、説教くさく聞こえそうで全然そうならない。それはあの瞬間の細谷佳正の声の演技と、そこに至るまでの4話分の積み重ねがあるからだ。声の力がセリフを作るというのは、アニメの醍醐味だと思っているが、このシーンはその典型例だった。

2期本編に入ってからの「死の家の手帳」編では、石田彰演じるフョードル・ドストエフスキーが登場する。石田彰がやると「普通に会話しているだけで怖い」という芸当が完成するのだが、フョードルはその芸当にぴったりはまったキャラクターだった。声のトーンがほぼ変わらないのに、画面の中の圧力が全然違う。

文豪の名前を使うことで、見る側に「あ、ドストエフスキーってそういう印象か」という補助線を引く構造が、設定として本当によくできていると思う。太宰治の「死への傾倒と人間への関心の矛盾」も、坂口安吾の「文学と堕落の関係」も、実際の文学的イメージをうまく人物造形に溶かし込んでいる。文豪の名前を乱用している作品は他にもあるが、ここまでキャラクターの行動原理と文学的イメージが一致している例は少ない。

特に刺さったシーン

過去編の終盤、織田作之助が倒れていくシーンで、神谷浩史演じる乱歩がほぼ出てこないまま「あの人は全部わかってて黙っていた」という構造が見えてくる瞬間がある。セリフではなく「いなかったこと」で語る演出で、2周目でようやく気づいた。最初は単純に「乱歩が少ない回だな」で終わっていた。

それと、三木眞一郎演じるアンドレ・ジッドが初登場する場面。三木眞一郎という人は「敵役の品格」みたいなものを声で作る技術が高くて、ジッドの「理念のために動く人間の冷たさ」がセリフ以上に伝わってくる。こういうキャスティングの精度が、この作品の強みだと思う。

個人的に一番「ここで止まった」のは、過去編ラストで太宰が一人残されるシーン。宮野真守の「感情を全部閉じたときの声」が、あそこで初めて出てくる。1期のあの飄々とした太宰が「作られたもの」だということが、音だけで伝わってくる。

読んで見たくなったら——『文豪ストレイドッグス 第2シーズン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「組織と個人の葛藤」みたいなテーマが好きな人
  • 過去編・回想で本編の人物が変わって見えるタイプの構成が好きな人
  • 声優の演技を聞き比べる楽しみを知っている人(石田彰宮野真守あたりのファンには特に)
  • 1期を「コメディ多めで軽い」と思って止まっていた人(2期は空気が全然違う)

合わない人

  • 1期を見ていない状態で2期から入ると人間関係がほぼわからない。2期単体では成立しない
  • バトルの爽快感・スピード感を期待して見ると、過去編4話で失速感を覚えるかもしれない
  • 文豪ネタへの興味がゼロだと、設定の面白さが半分になる
  • キャラクター数が多くて整理しきれないまま話が進む。名前を覚える気力が必要

次に見るなら

91 Days——禁酒法時代のアメリカを舞台にした復讐劇。マフィア組織の内部構造と、そこに潜り込んだ個人の話で、文スト2期の過去編が刺さったなら同じ感触で見られる。感情を表に出さない主人公の演技設計が似ている。

DURARARA!!——池袋を舞台に複数の組織と個人が交差していくアンサンブル型の構成。文スト同様「組織の論理と個人の選択」が軸にあって、登場人物の多さも同じくらいある。こちらは会話劇の比重が高め。

デュラララ!!×2——上記の続編。文ストと同様「1期で積み上げたものが2期で全部動く」構造なので、セットで見たほうが満足度が高い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『文豪ストレイドッグス 第2シーズン』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要6サービスで視聴可能です。サブスクを複数契約している方はほぼどのサービスでも対応しているため、すぐに視聴を始めることができます。第1期も同様に各サービスで配信されているので、あわせて一気見するのがおすすめです。

よくある質問

Q. 第1期を見ていなくても楽しめますか?
A. 第2期序盤は太宰の過去編として独立したエピソードになっており、単体でも楽しめます。ただし登場人物の関係性をより深く理解するために、第1期から順番に視聴することをおすすめします。
Q. 第2期は全何話ですか?
A. 全12話構成です。序盤の太宰過去編(3話相当)と、ギルド侵攻を中心とした本編という二つのパートに大きく分かれており、テンポよく視聴できます。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. アニメは原作の流れを概ね踏襲していますが、演出面でアニメオリジナルの補完シーンが加えられている部分もあります。原作ファンも新鮮な視点で楽しめる仕上がりになっています。
Q. シリーズはこの後も続いていますか?
A. はい。第3期・第4期・第5期と続編が制作されており、ストーリーはさらに大きなスケールで展開していきます。第2期のラストが次の伏線にもなっているため、続けて視聴することをおすすめします。

まとめ

『文豪ストレイドッグス 第2シーズン』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要6サービスで視聴可能です。サブスクを複数契約している方はほぼどのサービスでも対応しているため、すぐに視聴を始めることができます。第1期も同様に各サービスで配信されているので、あわせて一気見するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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