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文豪ストレイドッグス 第4シーズン
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | bones |
文豪ストレイドッグス 第4シーズン 福沢諭吉は軍事から身を引き、剣術を活かして用心棒業を営もうとしていた。しかし事業は思うように進まず、そこへ江戸川乱歩という生意気な少年が現れる。彼らの出会いは奇妙な殺人事件に巻き込まれることから始まるのだった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
軍を離れた福沢諭吉は、剣術を活かした用心棒業で生計を立てようとしていた。しかし思うように依頼は集まらず、先行きに迷う日々が続く。そんな折、推理力だけで事件を解決すると豪語する生意気な少年・江戸川乱歩と出会う。二人はやがて奇妙な連続殺人事件に巻き込まれ、互いの才能と信念をぶつけ合うことになる。後に「武装探偵社」の礎を築く二人の運命的な出会いを描く、シリーズの原点とも言うべき物語。
みどころ・魅力
① 福沢諭吉と江戸川乱歩、伝説の「出会い」を描く
武装探偵社の創設者・福沢と、最強の探偵・乱歩がいかにして出会い、互いを認め合うに至ったか。シリーズファンなら知っておきたい原点エピソードが丁寧に描かれており、既存キャラへの見方が大きく変わる満足感がある。
② 乱歩の「能力」の本質に迫るミステリー的演出
江戸川乱歩の異能「人間観察」がいかに恐ろしく、そして孤独なものかが今作で初めて深掘りされる。推理シーンの映像表現も秀逸で、謎解きとしての面白さとキャラクター描写が高い密度で融合している。
③ 緻密な時代設定と重厚なドラマ
近代日本をモチーフにした独特の世界観のなかで、組織同士の暗闘や人間の業が丁寧に描かれる。アクション一辺倒でなく、キャラクターの心理と過去に焦点を当てた落ち着いたトーンが、シリーズに新たな深みを加えている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 榎戸洋司 |
|---|---|
| 原作 | 朝霧カフカ |
| 原案キャラデザ | 春河35 |
| キャラクターデザイン | 新井伸浩 |
| OP | スクリーンモード「TRUE STORY」 |
| ED | ラックライフ「しるし」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「4期か」と思ったのが正直な第一印象だった。文豪ストレイドッグスはずっと気になりながらも、1期2期と積み上がっていくにつれて「あとで追う」が「もう追えない」に変わっていったタイプの作品。それが4期でいきなり「福沢諭吉と江戸川乱歩の出会い」、つまり過去話をやるという話を聞いて、これは入り直せると思った。
実際に見始めてみると、予想していたより落ち着いた作りで少し驚いた。能力バトルの派手さより、まだ何者でもない人間たちが互いの異質さを測り合う、そういう会話劇の密度が高い。2回目に見たとき気づいたのは、序盤のある会話でのテンポの取り方——神谷浩史の乱歩があの年齢のキャラクターにしては異様に落ち着いた声色で話すのが、あのシーンの気持ち悪さ(褒め言葉)を作っているということだった。
「才能」は孤独の別名で、誰かに使われるまで意味を持たない
文豪ストレイドッグス4期の骨格は、乱歩という「天才」の処遇をめぐる話だ。彼は生まれつき、目に入るものすべてから情報を読み取り、推論を完結させてしまう。殺人現場を一瞥すれば犯人がわかる。ただしそれは、彼にとって「考えた」という感覚がない。反射に近い。だから彼は事件を解いたことを手柄だとも思っておらず、そもそも他者に評価されることへの関心が薄い。
この設定は一見すると「チートキャラ」の文法に見える。しかし作品が描くのは、その先だ。才能とは本人にとっては「ただそうなってしまう」ことであって、それ自体は孤独とほぼ同義だという話。乱歩が生意気に見えるのは、能力への自信があるからではなく、他者との前提が根本的にずれているからで、福沢諭吉と出会うまで彼は自分の才能を何のために使うかという問いを持っていなかった。
福沢側にも同じ構造がある。剣術という実力はある、しかし事業は軌道に乗らない。力があることと、その力が社会の中で機能することはまったく別の話で、乱歩と組むことで初めて互いの能力が文脈を持ち始める。
「特別な力を持つ者の物語」という枠組みでこの作品を読むと表面をなぞるだけになる。より正確には、「特別な力を持ったまま社会に居場所がなかった人間が、他者との関係の中で初めて何者かになる話」だ。宮野真守の太宰が序盤でほんの少し顔を出すとき、その飄々とした存在感の背後に似たような孤独が透けて見えるのも、おそらく偶然ではない。
特に刺さったシーン
乱歩が事件を解いた後、福沢に「なぜわかった」と問われるシーンがある。乱歩は答えに詰まるというより、答えという概念が存在しない顔をする。神谷浩史の芝居がここで面白くて、得意げでも謙遜でもなく、文字通り「なぜと言われても」という無感動さで返す。天才の描写として非常にリアルだと思った。天才は自分が天才だと思っていないのではなく、そもそもその軸で自分を見ていない。
福山潤の坂口安吾が絡む場面は、別の意味で印象に残った。出演作394本のキャリアを持つ声優が、あの役のテンション管理——どこで力を抜いてどこで締めるか——を非常に精緻にやっていて、2回目に見て初めて「ああここで意図的に崩しているな」と気づく箇所がある。1回目は流れで見てしまっていた。
子安武人のニコライ・ゴーゴリも終盤の場面で存在感があって、長いキャリアで培ったあの「善意と狂気が混在している声」は他の誰にも出せない。
読んで見たくなったら——『文豪ストレイドッグス 第4シーズン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 文豪ストレイドッグスを途中で離脱した人(ここから入り直せる)
- 能力バトルより「その能力を持つ人間の内面」に興味がある人
- 昭和前期の文士たちの名前と顔が一致しているとより楽しめる
- 神谷浩史・宮野真守のファンで、彼らのちょっと変則的な芝居が好きな人
- 過去編・前日譚が好きで、本編への伏線回収を楽しめる人
合わない人
- 派手なバトルアクションを主目的に見ている人(4期は抑えめ)
- 1〜3期のキャラクターへの愛着で見続けていた人(メインキャストの出番は限られる)
- 歴史的人物のキャラクター解釈にストレスを感じる人
- 全体の文脈なしに単体で「完結した物語」を求めている人(シリーズ前提の作り)
次に見るなら
歌舞伎町シャーロック——架空の探偵たちが架空の街で事件を解くという構造が似ていて、「才能ある人間の社会不適合」という文脈で見ると同じような読み方ができる。こちらはよりコメディ寄りで、スタイリッシュな絵作りが好みならすんなり入れる。
91Days——禁酒法時代のアメリカを舞台にした復讐劇で、時代性と人物の内面描写に重きを置いた点が近い。文豪ストレイドッグスの「過去編の落ち着いたトーン」が好みだったなら、こちらのじっくりした展開も合うはず。
モブサイコ100——「強大な能力を持つことの孤独と、それでも人間として生きることの話」という核心テーマが共鳴する。能力バトルの文脈で語られることが多いが、本質的には乱歩と同じ問いを持つ作品だと思っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「文豪ストレイドッグス 第4シーズン」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+で配信中です。主要なサブスクリプションサービスに幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。過去シーズンも各サービスで配信されていることが多いので、第1シーズンから一気見するのもおすすめです。
よくある質問
まとめ
「文豪ストレイドッグス 第4シーズン」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+で配信中です。主要なサブスクリプションサービスに幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。過去シーズンも各サービスで配信されていることが多いので、第1シーズンから一気見するのもおすすめです。









