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トライブクルクル
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
中学生のハネルは踊ることが大好きで、授業中も音に合わせて体が動いてしまう。放課後、秘密の練習施設でダンスの練習をしているカノンと出会う。二人は一緒に踊ることの喜びと、自分たちの動きが上達する幸せを初めて経験する。日本初のフルCGダンスアニメ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ダンスが大好きな中学生・ハネルは、授業中も思わず体が動いてしまうほどの踊り好き。ある放課後、秘密の練習施設でひとり黙々とダンスを磨いていた少女・カノンと運命的に出会う。共に踊ることの喜びと、互いの技術が高まっていく充実感を知った二人は、やがてダンスを通じて仲間と出会い、夢を追いかける旅へと踏み出す。2014年放送の本作は日本初のフルCGダンスアニメとして制作され、リアルなダンス表現と音楽の融合が大きな話題を呼んだ青春エンタメ作品。みどころ・魅力
① 日本初のフルCGで実現したリアルなダンス表現
本作は日本初のフルCGダンスアニメとして制作された歴史的な作品。コンピューターグラフィックスを全面採用することで、従来の手描きアニメでは難しかった人体の細かな動きや躍動感をリアルに再現。ダンスシーンのクオリティは放送当時、多くの視聴者に衝撃を与えた。② ハネルとカノン、正反対の二人が紡ぐ成長の物語
明るく衝動的なハネルと、ストイックに技術を磨くカノン。対照的な個性を持つ二人が出会い、互いの良さを引き出しながら成長していく過程が本作の核心。ダンスを通じて芽生える友情と絆は、視聴者の心に温かく響く青春ドラマとなっている。③ 音楽とダンスが一体となったエンターテインメント
ダンスアニメならではの見どころは、映像・音楽・振り付けが高次元で融合したパフォーマンスシーン。作中に登場するダンスジャンルも多彩で、ストリート系からさまざまなスタイルが登場する。踊ることの楽しさと自由な表現の喜びが全編を通じて伝わってくる。キャスト・声優一覧




スタッフ
| 監督 | 藤森雅也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
| キャラクターデザイン | 柳田義明 |
| 音響監督 | 小林克良 |
| OP | ロル「HEARTBEAT」 |
| ED | ロル「HEARTBEAT」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「トライブクルクル」というタイトルを見て、正直しばらく敬遠していた。クルクル? という感じで、何を伝えたいのかよくわからなくて、棚の奥に放置していたやつ。手を出したのは「日本初のフルCGダンスアニメ」という一文を目にしてから。2014年という時代に、TVアニメで全編CG制作に踏み切ったというのは、やはり無視できない。
見始めて数分で、敬遠していた自分が少し恥ずかしくなった。ダンスシーンの身体の動き、重心の移動、床を踏む瞬間の力感——CGだからこそ実現できる滑らかさと、それでいて消えていない「人が踊っている」という感触が同居している。2回目に見たとき気づいたのは、ハネルとカノンが最初に同じリズムに乗る瞬間の、あの静かな驚きだ。言葉より先に身体が会話を始める——そのシーンの演出意図が、2周目でようやく腑に落ちた。
「踊れる」ではなく「一緒に踊りたい」——この作品が描くのは、共鳴の話だ
ダンスアニメの多くは「上達」と「勝利」を物語の縦軸に置く。トライブクルクルはそこが少し違う。ハネルは授業中でも身体が動いてしまうほど踊ることが好きだが、この作品が丁寧に描こうとしているのは、彼が「うまくなりたい」以前に「誰かと同じリズムを共有したとき、初めて踊りが完成する」という感覚だ。
カノンとの出会いが転機になるのはそのためで、二人の関係はライバルでも師弟でもなく、「共鳴する相手」として始まる。この構造はスポーツ根性もの的なわかりやすい敵対関係を期待していると拍子抜けするかもしれないが、逆に言えば、ダンスを「競争」ではなく「コミュニケーション」の形として提示している点で、かなり珍しい立ち位置の作品だ。
日本初のフルCGという技術的な挑戦も、単なるスペックの話ではない。ダンスの「共鳴」を視覚的に成立させるには、二人の身体が同じ物理空間にあるように見えないといけない。手描きアニメでのダンス作画が「キャラクターの気持ち」を優先するとすれば、このCGアプローチは「身体の運動学的な同期」を優先している。それがテーマと形式として噛み合っている。踊りで繋がる話を、踊りが繋がって見える映像で描く——そういう整合性が、この作品の地味な強みだと思っている。
特に刺さったシーン
秘密の練習施設でハネルとカノンが初めて自然に動きを合わせる序盤のシーン。どちらが誘ったわけでもなく、気づいたら同じリズムで踊っていた、というあの流れが好きだ。台詞でそれを説明しないところがいい。BGMの低音が入った瞬間に二人の重心が揃う、その編集のタイミングが毎回気持ちいい。
声優陣の演技で言うと、普段の会話シーンでのハネルの少し空回り気味のテンションと、踊っているときの無言の集中——このコントラストが、キャラクターの「踊ることでしか伝えられないものがある」という設定を補強していて、台詞よりも「間」で語る演出だなと感じた部分だ。終盤に向かうにつれて二人の動きの同期精度が上がっていくのも、技術的な成長ではなく「関係性の深度」として読めるようになっていて、そこで2周目の解像度がぐっと上がった。
読んで見たくなったら——『トライブクルクル』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ダンスを「競技」より「表現」として好きな人
- CGアニメの身体描写・モーションに興味がある人(2014年時点の技術として見ても面白い)
- 友情ものより「共鳴もの」が好きな人——説明せずに通じ合う系の関係性が好きな人
- 子ども向けを装いつつテーマが真面目な作品が好きな人
合わない人
- バトルや明確なライバル構造を期待している人(そういう話ではない)
- 手描きアニメの線の揺らぎや作画の熱量をダンス演出に求める人
- 中学生が主人公の低年齢向けフォーマットに最初からハードルを感じる人
次に見るなら
アイカツ!は2012年からのシリーズで、こちらもCG×ダンス×音楽の組み合わせ。アイドル養成路線なので雰囲気はかなり違うが、「好きだから踊る」という原始的な動機をブレさせないキャラクター設計は近いものがある。長期シリーズなので入口だけ覗く感じでも成立する。
プリパラは2014年同期の作品で、やはりCGを全面的に使ったアイドル・ダンスアニメ。トライブクルクルより少しポップなテンションだが、「好きなことで誰かと繋がる」という核は共通している。作画よりもライブシーンの熱量を楽しむタイプの作品として相性がいい。
YURI!!! on ICEはフィギュアスケートという別ジャンルだが、「身体表現で相手と通じ合う」という感触がトライブクルクルと意外に近い。こちらはより人間関係の複雑さを掘り下げるので、トライブクルクルで物足りなかった人に向いている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「トライブクルクル」は現在、dアニメストアおよびDMM TVにて配信中です。お手持ちのスマートフォンやPCからいつでも手軽に視聴できます。日本初のフルCGダンスアニメという記念碑的な作品を、ぜひこの機会にお楽しみください。
