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フルーツバスケット 2nd Season
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | TMS Entertainment |
透くんが相馬家に住み始めて1年が経ち、志乎、京、ユキとの関係はより深まった。他の相馬一族とも親しくなり、彼らの家系の秘密を知るようになった。しかし透くんが近づくほど、彼らとの関係の複雑さに気づき始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
本田透が相馬家に住み始めて1年。透と志乎、京、ユキの絆はさらに深まり、他の相馬一族とも少しずつ心を通わせるようになった。しかしその距離が縮まるほど、彼らが背負う呪いの深刻さと、一族に秘められた複雑な事情が浮かび上がってくる。透はそれぞれの過去と向き合いながら、自分にできることを探し続ける。みどころ・魅力
① 相馬一族の過去と呪いの真実に迫る深い物語
2ndシーズンでは、十二支それぞれのキャラクターが抱えるトラウマや家族との確執が丁寧に描かれる。単なる恋愛コメディを超え、心理描写に踏み込んだ重厚なドラマとして評価が高い。登場人物一人ひとりの痛みと再生の物語が胸を打つ。② 透・京・ユキの関係が動き出す恋愛パート
透への想いをめぐる京とユキの関係が、本作で明確に動き始める。感情を抑えてきたキャラクターたちが素直になっていく過程は見応え十分。淡い感情の揺れを繊細に描いたシーンは、ファンから特に支持されている。③ 作画・演出のクオリティが全編を通じて高水準
2019年リメイク版から継続するTMS Entertainment制作の高品質な映像が、感情的なシーンをより効果的に演出。原作の持ち味を損なわず現代的にアップデートされた作画は、旧アニメを知るファンにとっても新鮮に映る。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 井端義秀 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 岸本卓 |
| キャラクターデザイン | 進藤優 |
| 音楽 | 横山克 |
| 美術監督 | 神山瑶子 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | アムパム ft. ミユナ「Prism」 |
| OP | 土岐麻子「HOME」 |
| ED | ザ・チャーム・パーク「ad meliora」 |
| ED | 有井 歌「馳せる未来」 |
| ED | モンキー・マジック「Eden」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期から追いかけていた。2001年版のアニメをリアルタイムで観ていた世代ではないけど、リメイク1期が始まったとき、あの丁寧な作画と誠実な脚本運びを見て「これはちゃんとやる気だな」と思った。だから2ndシーズンも迷わず追った。
最初の数話は正直、1期の積み上げの上に乗っかっているから助走が短い。透くんと十二支たちの距離が縮まっている前提で話が進むので、見返したとき「あ、ここで既にこいつらの関係性が変わってるんだな」と気づく場面がいくつかある。リアタイ視聴で一番驚いたのは、重苦しくなるはずのエピソードが息苦しくなりすぎない点で、それは間違いなく本田今日子の存在感の作り方が上手いせいだと思う。2回目に見たとき、沢城みゆきの声のトーンが——明るく見せながら微妙に揺れている瞬間を——意図的に作っているのに気づいて、「そこまでやってたのか」となった。
「呪い」は家族の話であって、他人に変えてもらえるものじゃないという話
フルバが「変える力を持った少女が呪われた一族を解放していく話」だと思って見ていると、2ndシーズンで少し違和感が生まれる。透くんはたしかに人を変えていく。でもよく見ると、変わるきっかけを作るのは透くんでも、変わるかどうかを決めるのは全員が自分自身だ。
草摩一族の「呪い」は憑き物の話として描かれているけど、実態として描かれているのは機能不全家族の中で育った人間の、自己否定と孤立の構造だ。愛されないことを前提にして生きてきた人間が「愛されてもいい」と思い直す過程は、他人が代わりに歩くことのできない道で、透くんにできるのは「そこに道があること」を示すだけに過ぎない。
紫呉を演じた中村悠一が2ndシーズンで特に機能しているのは、紫呉という人物が「道を知っている側にいながら自分では歩けない」役割を担っているからで、軽さと諦念が同居したあの声の使い方は、この作品のテーマを音で表現していると思う。由希の変化を追った島﨑信長の演技も、1期と比べると声の張り方が違う。「保っている」から「崩れていく」ではなく「崩れながら立っていようとしている」に移行している感じがあって、2回目に聞いてからそれが気になって仕方なくなった。
綾女の話——櫻井孝宏が演じる、過剰なまでに明るい男——は、このシーズンで一番「呪いの構造」を説明している気がする。派手に見えて本質的に孤独で、それを自覚した上でパフォーマンスを続けている。笑いながら痛みを押し込むキャラクターをあれだけ嫌みなく成立させるのは、声の密度の問題で、ああいう役は下手な演者だと「うるさい」だけで終わる。
「感動できる話だった」と書いたけど、感動の種類が特定しにくい。泣けるとか、救われるとか、そういう単純な整理がしにくい。見終わって残るのは「こういう人間もいるんだな、生き延びてたんだな」というような、少し疲れた感じに近い余韻で、それが悪いとは思わない。むしろこの作品の誠実さだと思う。
特に刺さったシーン
中盤、ある十二支メンバーが自分の家族と向き合うくだり。状況として泣かせにきているのは分かっていて、分かっていても刺さった。「こういう感情の出し方をするキャラだったのか」という驚きがあったのと、それまでの話数でじわじわ積み上げてきた距離感が、あのシーンで一気に意味を持ったから。
音楽の使い方がこのシリーズは全体的に控えめで、それが逆に機能する場面がある。盛り上がるところで音楽をどかして声だけにする、というか「声だけになる瞬間」の使い方が巧い。沢城みゆきが今日子として静かな声でしゃべるとき、音がなくても音量が下がる感覚があって、それが画面の空気を変える。
市道真央の素子は、重い場面で一息つける存在として機能していて、出てくると「あ、今は泣かせにきてないな」という指標になる。意図された緩急だと思うけど、作品全体のリズムを整えるキャラクターとして地味に重要な役割を担っていた。
読んで見たくなったら——『フルーツバスケット 2nd Season』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 家族との関係に何かしら引っかかりがある人(解決してなくてもいい)
- 「感情が丁寧に描かれている」アニメが好きな人
- 1期を見てキャラクターへの愛着がある人(このシーズン単体では機能しにくい)
- 声優の演技の細部を気にして見る習慣がある人
- 急展開・バトル・派手な演出なしで2クール見続けられる人
合わない人
- 1期を見ていない人(設定説明がほぼないので置いていかれる)
- 話の決着を求めている人(2ndシーズンは「途中」で終わる)
- 重い家族の話を今は受け取りたくない人(精神的な余裕が必要なタイプの作品)
- テンポの速い展開に慣れていて「日常の積み重ね」を退屈と感じる人
次に見るなら
フルーツバスケット The Finalが当然の続き。2ndシーズンで積み上げたものの回収がここに集約されているので、間を置かずに見た方がいい。3期まで含めて「一本の作品」として設計されている。
家族との関係を静かに描く作品という意味ではorangeも近い。タイムループという装置を使いながら、結局「誰かを救えるかどうか」という問いを個人の選択に帰着させる構造がフルバと似ている。こちらの方がテンポは速い。
呪縛・家族・自己否定からの解放というテーマをより重くやりたければ夏目友人帳がある。妖怪ものというパッケージで包まれているけど、根本にあるのは「居場所がなかった人間が居場所を作っていく話」で、フルバが好きな層と相性がいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『フルーツバスケット 2nd Season』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで広く視聴可能なため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。1stシーズンから続けて一気見するのにも適した環境が整っています。





