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MISSION-E
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
チナミと彼女の友人たちは、九条グループの資金援助を受けてOZという組織を設立した。彼らの目標は、Type-E能力を持つ人々を社会に平和的に統合することであり、Type-E使用者を捕捉・支配しようとする謎の目的を持つ財団に対抗することである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2008年放送のSFアクションアニメ。Type-E能力と呼ばれる超常的な力を持つ人々が存在する近未来を舞台に、少女チナミたちは九条グループの支援のもと「OZ」という組織を立ち上げる。Type-E能力者を社会に平和的に受け入れてもらうことを目指す彼女たちだが、その前に能力者を捕捉・支配しようとする謎の財団が立ちはだかる。能力者たちの居場所をめぐる戦いと、共存への道を描いたSFバトル作品。みどころ・魅力
① Type-E能力者たちが織りなすバトルアクション
超能力を駆使した戦闘シーンが本作の見どころのひとつ。OZと財団の攻防を軸に、能力者ならではのスピーディなバトルが展開される。アクションとSFの融合が好きな視聴者には刺さる作りになっており、テンポよく話が進む点も魅力のひとつです。② 「共存」をテーマにした社会派なドラマ性
単純な勧善懲悪ではなく、異能力者が社会に受け入れられるかという現代的テーマを内包している。OZの活動は能力者と一般社会の橋渡しを目指すものであり、戦闘だけでなく人間ドラマとしての側面も色濃く描かれています。③ コメディ要素が緩和するテンポの良さ
ジャンルにコメディが含まれており、シリアスなSFアクションの合間に笑いを挟む構成になっている。重くなりすぎず、キャラクターの個性が際立つ掛け合いが随所に盛り込まれており、ライトな気持ちで楽しめる作品です。キャスト・声優一覧




















スタッフ
| 監督 | 榊一郎、佐藤卓哉、加藤敏幸 |
|---|---|
| 美術監督 | 伊東和宏 |
| OP | ズーム・フリッカー「E☆シークレッツ」 |
| ED | 桃井はるこ「Feel so Easy!」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
前作のCode-Eを見ていないまま飛び込んだ。理由は単純で、「2008年のSFアクション×神谷浩史」という組み合わせが引っかかったからで、それ以上でも以下でもない。最初の数話は世界観の把握に少し手間取った——Type-E能力者、OZ、財団、という三角関係を呑み込むのに時間がかかる。前作を見ていれば違ったのかもしれないが、MISSION-E自体が一応の入口を用意しているので、置いてけぼりになるほどではない。2回目に見返したとき気づいたのは、1話の段階でキャラクターの立場と対立構造がほぼ全部提示されていること。最初の視聴では流していた細部に、かなりの情報が詰め込まれていた。
「普通でいたい」という一言が、SFの皮をかぶって2008年の深夜に流れていた
Type-E能力——体が電磁波を放出して周囲の電子機器に干渉する——は、現実の「障害」の隠喩としてかなりまっすぐ機能している。本人が意図せず周囲の機器を壊す、社会インフラに影響を与える、だから社会に出づらい。OZが目指す「平和的統合」とは、能力を消すことではなく、その差異を持ったまま社会と共存できる仕組みを作ることだ。そして財団の「捕捉・支配」は、異質なものを管理・利用しようとする社会側の動きで、SFの文脈を外しても普通にある話として機能する。
MISSION-Eが単なるアクションアニメではないのは、この構図が「ありえる話」として地に足がついているからだと思う。神谷浩史が演じるアドル・ブリンベルケは財団側の視点を体現していて、あの温度の低い演技が「善意か悪意かわからない管理者」を絶妙に成立させている。正面から悪役として描かれていないのに不穏なのは、台詞の意味ではなく声の「余白」で感情を制御している神谷浩史のやり方によるところが大きい。対して名塚佳織の九条園美は感情の揺れが生っぽくて、能力を持ちながら普通でいようとする側の人間の疲れ方がよく出ている。この二人の対比がそのままテーマの対比になっている。
「社会への統合」というテーマは2008年当時よりも今のほうが解像度高く見えるかもしれない。マイノリティの可視化、支援という名の管理、当事者不在の議論——MISSION-Eが描いていることは、SF設定を通すことで焦点がぼやけているように見えて、実はかなり核心に近いところを突いている。それを深夜アニメのフォーマットでやっていたという事実が、今になって少し面白く感じる。
特に刺さったシーン
終盤、九条園美が自分の能力と向き合うシーンが一番記憶に残っている。名塚佳織の声が一瞬だけ細くなる瞬間があって、そこで「ああ、この人は本当に疲れているんだ」と伝わってくる。台詞の内容ではなく声の質感で感情が乗ってくる演技で、2回目に聞いてようやくちゃんと届いた。
遊佐浩二の鬼里久は、序盤は意図が読めないキャラクターとして機能していて、彼が画面に出てくるだけでシーンの空気がわずかに変わる。台詞の量とは無関係に存在感が出るのは、遊佐浩二が持つ「静かな圧」の使い方が上手いからで、このキャラクターに配役した判断は正解だったと思う。矢尾一樹の柊登喜雄は、コメディ寄りのシーンで場を軽くする役割を担っていて、重い話の中でテンポを抜く機能として働いている。こういう「緩衝材」のキャラクターが成立するかどうかが、シリアス寄りのSFアニメの空気を左右するんだと、見ていて改めて思った。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代の深夜アニメのテンポ・作画・音楽の雰囲気に耐性がある人
- 神谷浩史・名塚佳織・遊佐浩二の演技を細かく聞くのが好きな人
- 「特殊能力者が社会と摩擦する」系のSFが刺さる人
- 派手さより空気感と設定の密度を好む人
- 前作Code-Eのファン(これは当然)
合わない人
- 激しいバトル・派手な演出を求めている人(アクションはあるが主軸ではない)
- 前作未視聴で設定説明が省略されることにストレスを感じる人
- 2008年の映像クオリティに耐性がない人
- コメディ要素が混入すると温度差を感じるタイプ
次に見るなら
電脳コイル(2007年)は、特殊な「見え方」を持つ子どもたちが社会と摩擦するSFで、MISSION-Eに通じる「能力者の孤立と繋がり」という構造を持っている。映像と世界観の密度が高く、2000年代アニメの到達点のひとつ。MISSION-Eのテーマ面が刺さったならほぼ間違いなく合う。
とある科学の超電磁砲(2009年)は能力者が「管理された都市」の中でどう生きるかを描いていて、MISSION-Eの財団vs.OZという構図と対応する部分がある。こちらはアクションの比重が高いので、MISSION-Eをやや物足りなく感じた人に向いている。
前作のCode-E(2007年)はもちろん先に見ておくべきだったやつで、MISSION-Eのあとに逆順で見ても設定の補完として機能する。チナミというキャラクターの背景が掘り下げられていて、MISSION-Eで「この人どういう人だっけ」となった部分が埋まる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『MISSION-E』はU-NEXTで配信中のため、今すぐストリーミングで視聴できます。SF・アクション・コメディが融合したテンポのよい作品ですので、能力者バトルものが好きな方にはぜひチェックしていただきたい一作です。U-NEXTの無料トライアル期間を活用すれば、コストをかけずに視聴できます。