痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

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2020痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

★ 3.7 / 5.0アクション冒険コメディファンタジー日常系
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作SILVER LINK.

楓は友人の招待で、VR MMOゲームを始める。痛みが苦手な楓は、すべてのポイントをVIT(体力)に振って痛みを最小化することにした。その結果、動きが遅く、魔法も使えず、ウサギにも負けてしまう。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

新作VR MMO「NewWorld Online」に友人・理央に誘われて飛び込んだ楓は、現実でも痛みが大の苦手。そこで全ステータスをVIT(体力・防御力)に全振りするという極端な育て方を選択する。移動速度は最低、魔法は一切使えず、最初はウサギにすら苦戦する体たらく——しかし異常なまでの防御力がやがて予想外の力を開花させ、楓は「盾の乙女メイプル」として誰も想像しなかった最強プレイヤーへの道を歩み始める。

みどころ・魅力

① 「全振り」から生まれる予想外の強さ

効率や常識を無視した極端なステータス配分が、ゲームシステムの盲点を突く”バグ技”的な強さへと化ける爽快感が最大の魅力。主人公メイプルが試行錯誤しながら偶然スキルを習得するたびに、運営も想定外の壊れキャラへ成長していく過程がたまらなく楽しい。

② ゆるくて明るいゲーム世界の日常感

バトルや攻略よりも、ゲームを純粋に楽しむ空気感が全編を貫いている。深刻な展開や重いシリアスシーンはほぼなく、メイプルと仲間たちの掛け合いや冒険がほのぼのとした雰囲気で描かれるため、気軽に視聴できる作品になっている。

③ 個性豊かなギルドメンバーとの絆

メイプルを中心に集まる「楓の木」ギルドのメンバーは、それぞれ異なるビルドや個性を持ち、パーティプレイでの連携が見どころ。ゆるやかに仲間が増えていく過程や、ギルド対抗イベントでの団結感も作品の温かみを支えている。

キャスト・声優一覧

本条楓
本条楓
メイン
本渡楓
白峯理沙
白峯理沙
メイン
野口瑠璃子
フレデリカ
フレデリカ
サブ
竹達彩奈
ミィ
ミィ
サブ
佐藤利奈
ドレッド
ドレッド
サブ
山崎たくみ
クリスマスローズ
クリスマスローズ
サブ
井之上潤
カナデ
カナデ
サブ
新井里美
ドラぞう
ドラぞう
サブ
丹下桜
シロップ
シロップ
サブ
島袋美由利
カスミ
カスミ
サブ
早見沙織
ドラグ
ドラグ
サブ
神奈延年
朧
サブ
松井暁波

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スタッフ

監督大沼心、湊未來
シリーズ構成志茂文彦
原案キャラデザ狐印
キャラクターデザイン平田和也
美術監督新城湧基
OP純情のアフィリア「究極アンバランス!」
ED佐々木 莉子「Play the world」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルを見た瞬間、「あ、もう全部わかった」と思った。キャラクターの性格も、作品の方向性も、たぶん主人公がやらかすことも。それでも見始めたのは、早見沙織がヒロインの親友カスミを演じると聞いたからで、早見さんが「ちゃんとした人」ポジションをやる作品はだいたい外れない、という経験則があったからだ。

最初に見たときは「想定内の楽しさ」だった。メープルがウサギに負けるシーンで笑い、防御全振りがとんでもない方向に化けていくのを「そうはならんやろ」と思いながら見ていた。2周目で気づいたのは、そのとんでもなさが実は丁寧に積み上げられているということで、序盤の「負けてばかりいる無力なメープル」が後半の破壊力を際立たせる構造になっていた。見た目はゆるいが、作りは案外しっかりしている。

「痛みを避ける」は弱さではなく、唯一無二のプレイスタイルだという話

この作品を「縛りプレイが結果的に最強になるギャグ」と読むのは半分正しくて、半分もったいない。

メープル——本条楓が全ステータスをVITに振ったのは、戦略でもなく、メタ知識でもなく、ただ「痛いのが嫌だったから」だ。本渡楓の演技がそこを正確に拾っていて、楓の声には最初から最後まで「勝ちたい」という渇望がほとんど聞こえない。ゲームを楽しみたいし、友達のカスミと一緒にいたい。それだけだ。

通常、ゲームというのは「効率的なビルド」を前提に設計されている。攻撃も魔法も満遍なく上げて、弱点を補いながら強くなっていく——そういう「正解ルート」がある。メープルはそのルートを最初から無視した。無視したというより、知らなかった。そして知らなかったからこそ、設計者も想定していなかった場所にたどり着いた。

これはMMOあるあるの笑い話でもあるが、同時にかなり真面目な問いかけでもある。「痛みを嫌がること」は、ゲームにおいてもリアルにおいても、しばしば「弱さ」として処理される。我慢してレベルを上げろ、辛い経験が糧になる、苦しんだ分だけ強くなれる——そういう言説は山ほどある。でもメープルはそれを全部すっ飛ばして、痛みを回避し続けた結果として、誰も真似できないプレイヤーになった。

ミィ役の佐藤利奈さんのキャラクターがいい対比になっている。攻撃全振りのミィはいわば「正反対の縛りプレイ」で、こちらはこちらで規格外だ。カナデ役の新井里美さん、フレデリカ役の竹達彩奈さんも含めたNWO(ニューワールドオーダー)のメンバーたちが、それぞれ「普通じゃない選択をした人たち」として機能していて、作品全体が「正攻法じゃなくてもいい」というメッセージを静かに繰り返している。

タイトルが全部言い切っている、というのはその通りで、この作品は「痛いのが嫌で防御に全振りしたい」という一文以上のことを何も言っていない。だがその一文が、意外と深いところまで刺さる。

特に刺さったシーン

序盤、メープルが初めてゲームの世界で動き始めて、スライムに攻撃を弾かれて、ウサギに負けて、それでも「全然平気」と言っているシーン。本渡楓さんの声が本当にケロッとしていて、負けたことに傷ついていない。勝ち負けより、そこに居ることを楽しんでいる。ここで「あ、この子はそういう人なんだ」とはっきりわかった。

それと対になるように、中盤以降でメープルが初めて本格的な戦闘イベントに出て、周囲が唖然とする展開がある。カスミ——早見沙織さんの声が「え、待って」とわずかにひっくり返る瞬間があって、そのリアクションがおかしくて何度か巻き戻した。早見さんのカスミは基本的に「しっかりしている側」なのに、メープルに関してだけは毎回想定を超えられている。その関係性の積み重ねが後半になるにつれてじわじわ効いてくる。

音楽についても触れておくと、戦闘シーンの楽曲がゆるい作風に反してかなりアガる構成で、BGMが「もしかしてこれ本当に激しい戦いをやっているのでは」と錯覚させる。映像のコメディ感と音楽のシリアス感のズレが、このアニメ独特のテンションを作っていた。

読んで見たくなったら——『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人:

  • MMOやゲームのビルド論・縛りプレイ文化に親しみがある人
  • 「最強無双」より「わちゃわちゃ楽しんでる感」が好きな人
  • 頭を空にして見たいとき、でも作画を楽しみたいときの選択肢を探している人
  • 早見沙織本渡楓佐藤利奈あたりのキャストで見るか決める人

合わない人:

  • ストーリーの起伏・ドラマ性を求めている人(ほぼない)
  • 「なろう系」の主人公最強展開が苦手な人(方向性は違うが構造は近い)
  • ゲームバランスの崩壊に不快感を覚える人(崩壊が売りなので)
  • 12話でまとまりのある結末を期待する人(2期前提の終わり方)

次に見るなら

この素晴らしい世界に祝福を!——ゲーム世界系コメディの中でも、キャラクターが「弱い・使えない・でも個性だけある」方向で突き抜けている点が近い。メープルのVIT全振りと同じ匂いのする、役に立たない選択をする人たちが集まっている。笑いの密度はこちらの方が高い。

盾の勇者の成り上がり——防御特化という設定が好きなら。こちらは笑いより逆境と成長の話で、トーンはまったく異なる。同じ「盾・防御」という要素がまるで違う物語になる対比として見ると面白い。

ノーゲーム・ノーライフ——ゲームのルールをメタ的に読み解いて攻略する快感が好きなら。メープルの「ルールを知らずに壊す」に対して、こちらは「ルールを完全に理解して支配する」というアプローチで、同じゲーム系でも正反対の知性の使い方をしている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluの主要配信サービスで視聴可能です。サブスクを活用すれば追加費用なしで気軽に楽しめる環境が整っているため、気になった方はぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 原作は漫画・小説どちらですか?
A. 原作は夕蜜柑によるWeb小説(後に書籍化)で、jirou氏によるコミカライズ版も連載されています。アニメはどちらの原作からでも入りやすい内容です。
Q. シリーズは何期まで放送されていますか?
A. 2020年放送の第1期に続き、2022年に第2期「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」が放送されています。第1期を観てから続けて視聴するのがおすすめです。
Q. ゲーム知識がなくても楽しめますか?
A. 問題なく楽しめます。MMOの専門用語や複雑なシステム説明は最小限で、主人公のメイプル自身もゲーム初心者という設定のため、ゲームに馴染みのない方でも自然に世界観に入れます。
Q. 子どもといっしょに観ても大丈夫ですか?
A. 暴力・性的描写ともに過激な要素はほとんどなく、年齢を問わず楽しみやすい作風です。ゲームやファンタジーが好きなお子さんとの視聴にも向いている作品といえます。

まとめ

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluの主要配信サービスで視聴可能です。サブスクを活用すれば追加費用なしで気軽に楽しめる環境が整っているため、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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