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魔法少女育成計画
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Lerche |
魔法少女育成プロジェクトという社会ゲームでは、数万人に一人が「魔法少女」となり、並外れた身体能力と容姿、そして特別な魔法の力を得る。しかし、16人の魔法少女がいるある地区で、運営は魔法少女の数を半減させなければならないと発表する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「魔法少女育成プロジェクト」は、数万人に一人が魔法少女に選ばれるという人気の社会ゲーム。選ばれた者は並外れた身体能力と美しい容姿、そして特別な魔法を授かります。N市では16人の魔法少女が人助けに励んでいましたが、ある日、運営マスコットのファヴから「魔法少女の数が多すぎるため半分に減らす」と告げられます。最下位の者が脱落するだけ——当初は軽いルールに思えた選別は、やがて命を懸けた過酷なサバイバルへと姿を変えていきます。可憐な魔法少女たちが直面する、残酷な現実から目が離せません。みどころ・魅力
① 「可愛い」と「残酷」の強烈なギャップ
夢と希望の象徴である魔法少女が、生き残りを懸けて争うダークな世界観が最大の特徴です。色彩豊かで愛らしいキャラクターデザインと、容赦なく訪れる過酷な展開とのコントラストが、観る者に強烈な印象を残します。王道の魔法少女像を覆す衝撃作です。② 個性豊かな16人と多彩な能力バトル
パワー型、テクニック型、サポート型など、それぞれ異なる魔法とバックボーンを持つ16人の魔法少女が登場します。誰がどう生き残るのか予測がつかず、能力同士のぶつかり合いも見応え十分。お気に入りのキャラクターを見つける楽しみもあります。③ 二転三転する心理戦と予測不能な展開
信じていた相手が敵に回り、思わぬ人物が鍵を握るなど、先の読めないストーリー構成が魅力です。誰が味方で誰が脅威なのか——疑心暗鬼の中で繰り広げられる駆け引きと、衝撃のどんでん返しが、最後まで緊張感を持続させます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 橋本裕之 |
|---|---|
| 原作 | 遠藤浅蜊 |
| 原案キャラデザ | マルイノ |
| キャラクターデザイン | 愛敬由紀子 |
| 音楽 | 伊賀拓郎 |
| 美術監督 | 羽根広舟 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | 沼倉 真「叫べ」 |
| ED | ナノ「DREAMCATCHER」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
魔法少女モノの皮をかぶった殺し合い、という触れ込みは2016年の時点でもう手垢がついていて、正直また同じやつかと身構えながら再生ボタンを押した。まどか以降、かわいい絵柄で人が死ぬ企画は雨後の筍みたいに出てきて、その大半はショックの後始末を最後まで引き受けなかったからだ。一話のいかにもソシャゲ風の明るい立ち上がりを見ながら、どうせ途中で失速するんだろうと思っていた。それが、運営から数を半分にしろと告げられたあたりで空気が変わる。二周目で気づいたのは、最初に流していたキャラ紹介の何気ない一言が、後半でほぼ全部回収されていたこと。軽い気持ちで見始めたのに、終わる頃には誰がもういないのかを指折り数えている自分がいた。こっち系はわりと見てきたほうだけど、これは数えさせてくる作りだった。
「いい子」から順番に退場していく、というルールの残酷さ
この作品をただの殺し合いサバイバルとして見ると、たぶん半分も受け取れない。怖いのは血の量じゃなくて、ルールの設計思想のほうだ。魔法少女育成プロジェクトという仕組みは、表向きは「人助けをする特別な存在」になれる夢の装置として描かれる。憧れて、選ばれて、並外れた力と容姿を手に入れる。ところがいざ半減が始まると、その仕組みが報酬を与える相手は、魔法少女という言葉が本来意味していたものと正反対の人間になっていく。
誰かを助けるために魔法少女になった子、ルールを律儀に守ろうとする子、仲間を疑えない子——つまり「いい子」であろうとする者から順番に狩られていく。優しさが先に削られて、勝ち残るために必要なのは善意ではなく情報と冷酷さだ、という現実が静かに突きつけられる。ここがこの作品の芯だと思う。単なる椅子取りゲームではなく、「善であろうとする姿勢そのものが、この世界では弱点として課金される」という構造を描いている。
そして残酷なのは、その仕組みを作った側に明確な悪意の顔がないことだ。運営は淡々と数字を調整しているだけで、誰かを憎んでいるわけでもない。システムだけが回り続けて、その中で人間が選別される。憧れの入り口と、出口の地獄。同じ「魔法少女」という看板で両端をつなげてしまったのが、この作品のいちばん意地の悪い発明だと思っている。
特に刺さったシーン
序盤の、まだ全員が無事で和やかにやり取りしている場面が、後から効いてくる。早見沙織が演じる羽二重奈々のあのやわらかい声で交わされる何気ない会話を、二周目で見返すと胃が痛くなる。優しい声ほど、後の展開を知っていると別の意味で聞こえてくるからだ。終盤に向けて状況が崩れていくくだりでは、東山奈央の姫河小雪が見せる声の幼さと、置かれた状況のえげつなさの落差に思わず息を止めた。日笠陽子の木王早苗あたりの落ち着いた芝居が、場の緊張を一段引き締めてくる瞬間も好きだ。佐倉綾音や井上喜久子といった面々が、それぞれの立ち位置から物語の温度を変えていくのもいい。ここで誰がどう動いたとき思わず画面を巻き戻したか——それは言わないでおく。声の演技だけで「この子はもうダメだ」と察してしまう瞬間が、何度かあった。
読んで見たくなったら——『魔法少女育成計画』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- かわいい絵柄と容赦のない展開のギャップに耐性があり、むしろそこを味わいたい人
- キャラが多くても、それぞれの背景や動機を追いかけるのが苦じゃない人
- まどか以降の「ダーク系魔法少女」を一通り見てきて、もう一本骨のあるやつが欲しい人
- システムや運営が淡々と人を選別する構造そのものに、ぞっとできる人
合わない人
- 魔法少女モノに明るさと安心を求めている人(ここにはそれがない)
- 退場した好きなキャラを引きずるタイプで、後味の重さを抱えたくない人
- 登場人物が多いと誰が誰だか追いきれなくて疲れてしまう人
次に見るなら
まず外せないのが魔法少女まどか☆マギカ。憧れの入り口の裏に何が仕込まれているか、という構造の元祖みたいな作品で、こちらの仕組みの怖さにやられたなら必ず通っておきたい。
次に結城友奈は勇者である。表面はもっと柔らかく明るいが、「力を持つことの代償」を別の角度から静かに突いてくる。優しさが削られていく感触が好きなら、こちらの効き方も合うはず。
もう一本挙げるならselector infected WIXOSS。少女たちが抜けられないゲームに組み込まれ、願いと引き換えに搾り取られていく話で、システムに選別される居心地の悪さを味わいたい人に向いている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『魔法少女育成計画』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されており、いずれでも視聴することができます。アニメ作品を豊富に取り揃えたサービスばかりなので、すでに加入しているものがあればすぐに楽しめます。ダークな魔法少女バトルが気になる方は、これらの配信サービスでチェックしてみてください。


