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学戦都市アスタリスク
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | A-1 Pictures |
インベルティア(隕石嵐)は20世紀に世界を襲った未曾有の災害である。多くの都市が破壊されたが、隕石から「マナ」という未知の元素が発見され、人類の技術は急速に発展した。これにより、独特の能力を持つ新種の人間が誕生した。
作品概要・あらすじ
あらすじ
20世紀、「インベルティア(隕石嵐)」と呼ばれる未曾有の大災害が世界を壊滅させた。しかし隕石から発見された未知の元素「マナ」により人類の科学は飛躍的に発展し、特殊能力を持つ新人類「星脈世代(ジェネステラ)」が誕生する。主人公・片倉綾斗は姉の失踪の真相を探るため、六大学園都市「アスタリスク」のひとつ、蝶翼館(アルルカント)へと転入。都市間を賭けた頂点決戦(フェニクス)を舞台に、少女たちとの出会いと激闘が幕を開ける。みどころ・魅力
① 星脈世代が繰り広げる迫力の武器バトル
ジェネステラたちが「星武器(オーガルクス)」と呼ばれる特殊武器を駆使して戦うバトルシーンが本作最大の見せ場。炎・氷・雷など個性豊かな能力が交差する学園頂点決戦(フェニクス)は、スピーディーな演出と鮮やかなエフェクトで最後まで目が離せない迫力を持つ。② 個性派ヒロインたちとのラブコメ展開
幼馴染・更紗や相棒・ジュリスを始め、ライバルや転校生など多彩なヒロインが登場。バトルの合間にちりばめられる恋愛模様や日常のコメディシーンがテンポよく描かれ、シリアスとほのぼのの絶妙なバランスが飽きさせない。③ 世界観と政治・陰謀が絡む重層的なストーリー
表向きは学園頂点決戦でありながら、その裏では六大企業や姉の失踪を巡る陰謀が渦巻く。学園バトルものとしての爽快感だけでなく、世界の裏側へと踏み込むミステリー要素も本作の大きな魅力のひとつ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 瀬藤健嗣 |
|---|---|
| 原作 | 三屋咲ゆう |
| 原案キャラデザ | okiura |
| キャラクターデザイン | 川上哲也 |
| 音楽 | ラスマス・フェイバー |
| 美術監督 | 渡辺幸浩 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 西沢幸奏「Brand-new World」 |
| ED | 坂本真綾「Brand-new World」 |
| ED | 坂本真綾「Waiting for the rain」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
2015年秋クールだったか、同期に落第騎士の英雄譚があって、どちらを先に見るか迷った記憶だけはある。結局どっちも見たわけだが、アスタリスクを選んだ理由はもう思い出せない。たぶんサムネのヒロインが加隈亜衣っぽかったから、というくらいの理由だったと思う。
1話を見たときの第一印象は「あ、これ知ってる」だった。主人公が転校初日に女子の着替えを目撃して決闘を申し込まれる。その流れ、コンテどおりに進む。驚きはない。でも不思議と嫌じゃなかった。学園バトルというジャンルが持つ安心感——お約束をお約束どおりに消化してくれる誠実さ、とでも言えばいいか。2回目に見たとき気づいたのは、作りが丁寧だということだ。雑じゃない。ただ、新しくもない。
「強くなる理由」を持たない主人公が、それでも戦い続ける話
学戦都市アスタリスクが他の学園バトルと少し違うのは、主人公・天霧綾斗の動機が最初から内側を向いていないことだ。姉の行方を追う、という外部目標がある。復讐でも自己証明でもなく、誰かを探すために強くなる。それ自体は珍しくないが、このアニメにおいてその動機は物語の推進力としてほとんど機能していない。
どういうことかというと、綾斗はとにかく「目の前の人を助ける」ために戦う。姉の件は設定として存在するが、エピソードごとの動機はもっと即物的だ。クローディアに頼まれた、ジュリスが困っている、だから戦う。物語の文法としてはシンプルで、見ていて疲れない。
東山奈央が演じるクローディア・エンフィールドは、このアニメで一番謎を抱えたキャラクターで、彼女が画面にいるときだけ空気が少し変わる。目的があって、それを隠している。東山奈央の声は表層の柔らかさの奥に何かを秘めている感じが出せる人で、クローディアはその特性が合っていた。加隈亜衣のジュリスは対照的に感情が表に出るタイプで、ツンデレ成分の消費速度が速い。でもその速さが心地よいテンポを生んでいる。
中原麻衣が声を当てている天霧遙(姉)は、ほとんど出てこない。それがこの作品の構造的な問題で、主人公の中核動機であるはずのキャラクターが不在のまま話が進むから、「姉を探している」という設定が感情的な重みを持てない。中原麻衣の声を聞くたびに、このキャラクターをもっと使えばよかったのに、と思う。
結論として言えるのは、アスタリスクは「強くなる理由」を丁寧に描くアニメではなく、「強い人たちが格好よく戦うところを見せる」アニメだということだ。その割り切りは正直で、見る側もそれを求めて見ている。テーマを深掘りしようとすると何もつかめないが、エンターテインメントとして消費する分には機能している。量産型という言葉は批判ではない——量産には理由がある。需要があるから作られ、一定の品質を保っているから見られる。それがこの作品の正体だ。
特に刺さったシーン
フェスタ(学校対抗の武闘大会)の試合シーンで、ジュリスが序盤にボロボロになりながら立ち続けるところ。加隈亜衣の叫び声に力がある。「諦めない」系のセリフを演じるとき、加隈亜衣は嘘っぽくならない。感情の圧力が均等にかかっている感じで、ヒステリックにならずに必死が伝わる。
作画もここは気合いが入っていて、炎のエフェクトの書き込みが他のシーンより明らかに密度が違う。制作がどこに予算を使ったかがわかるシーンだ。
もう一つは杉田智和演じるディルク・エーベルヴァインが出てくる場面。杉田智和が悪役を演じると、声の落とし方が絶妙に下品にならない。威圧感と軽薄さが同居していて、嫌いになれない敵になる。412本のキャリアで培ったものが、ああいうキャラクターに出る。田村睦心のカミラも短い出番のわりに印象に残っていて、賑やかし枠なのに一瞬だけ鋭さを見せるシーンがある。
読んで見たくなったら——『学戦都市アスタリスク』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
見て損しない人
- 学園バトルというジャンル自体が好きで、お約束の消化を楽しめる人
- 東山奈央・加隈亜衣目当てで声優から作品を選ぶ人
- 深夜に何も考えずに見たいとき、ちょうどいい重さを探している人
- 2クール完走したあと「まあよかったな」で終われる人
合わない人
- 物語の核心に姉の謎があるのに、それがほとんど進展しないことにストレスを感じる人
- 同時期の落第騎士の英雄譚をすでに見ていて、比較してしまう人(構造が似すぎている)
- ヒロインが複数いて全員が主人公を好きになる展開に食傷気味な人
- 2クールかけて「続きは原作で」で終わることへの耐性がない人
次に見るなら
学園バトルの「お約束」を楽しんだなら、落第騎士の英雄譚はほぼ同時期の同ジャンルで、主人公の動機がより内側を向いている分だけドラマの密度が高い。アスタリスクで物足りなかった部分が補完される感覚がある。
特殊能力×学校×大会という構造が好きならIS〈インフィニット・ストラトス〉も外せない。こちらはギャグ成分が強く、バトルより日常の方に力点が置かれているが、ハーレム構造の元祖として見ておいて損はない。
声優の演技目当てで見たならダンまち(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)へ。主人公の成長速度とバトルの快感が上位互換に近く、完成度が一段高い。ファンタジー設定の世界観構築も丁寧で、見終わったあとに何かが残る。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『学戦都市アスタリスク』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入していればすぐに視聴でき、まとめ見にも最適な環境が揃っています。まずは無料トライアルを活用して第1話から試してみてください。


