アマガミSS イモウト

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2011アマガミSS イモウト

アマガミSS イモウト

★ 3.5 / 5.0コメディ日常系
放送年2011年
フォーマットOVA
話数1話
原作ビジュアルノベル

宮田立花は、学校で多くの女の子と仲良くしているのに彼女ができない、変で少しエッチな兄・順一の謎を解明しようとする。兄が将来ニートになり仕事を失うことを恐れた彼女は、兄の本当の姿を知るために彼を尾行することにした。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

学校では多くの女の子と分け隔てなく仲良くしているのに、なぜか彼女ができない兄・順一。少し変わっていて、ちょっぴりエッチなところもあるそんな兄の「謎」に、妹は密かな疑問を抱いていました。このままでは将来ニートになって仕事も失ってしまうのではないか——そんな心配から、妹は兄の本当の姿を確かめるべく尾行を決意します。兄の知られざる日常を追いかけるうちに見えてくる、いつもの放課後とちょっと違う一日。『アマガミSS』のキャラクターたちが繰り広げる、ほのぼのコミカルな番外編OVAです。

みどころ・魅力

① 妹視点で描かれるユニークな番外編

本編とは異なり、妹の目線で物語が進むのが最大の特徴です。兄を心配しつつもどこか呆れた妹のツッコミ目線を通すことで、いつもの順一が新鮮に映ります。本編ファンほどニヤリとできる、視点の妙が光る一編です。

② コメディ全開のゆるい日常感

シリアスな恋愛要素は控えめで、終始ほのぼのとしたコメディタッチで進みます。尾行というシチュエーションから生まれる勘違いやドタバタが軽快で、肩の力を抜いて気軽に楽しめる空気感が魅力です。

③ おなじみのキャラクターの新たな一面

『アマガミSS』でおなじみの面々が、本編では見られない角度で描かれます。兄妹のやり取りを軸に、それぞれのキャラの可愛らしさやコミカルな素顔が引き出され、シリーズを追ってきた人へのご褒美のような内容になっています。

キャスト・声優一覧

橘美也
橘美也
メイン
阿澄佳奈
橘純一
橘純一
メイン
前野智昭
中多紗江
中多紗江
サブ
今野宏美
絢辻詞
絢辻詞
サブ
名塚佳織
森島はるか
森島はるか
サブ
伊藤静
上崎裡沙
上崎裡沙
サブ
門脇舞以
七咲逢
七咲逢
サブ
ゆかな
棚町薫
棚町薫
サブ
佐藤利奈
桜井梨穂子
桜井梨穂子
サブ
新谷良子
梅原正吉
梅原正吉
サブ
寺島拓篤

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スタッフ

キャラクターデザイン合田浩章
OP満梓「君のままで」
ED阿澄佳奈「素敵なある日」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

アマガミSSは一通り追っていたつもりだった。森島先輩から絢辻さんまで、各ヒロインの章を順番に、ちゃんと。なのに「イモウト」の文字を見つけたときの、あの「は? そんなのあったの?」という間抜けな声。把握してなかった。最初は本編の総集編か何かだろうと高をくくって再生したら、これがれっきとした美也回の外伝で、しかも本編では絶対に主役を張れない立ち位置の妹に、丸ごと尺を渡している。1回目は「サービス回か」と流しかけたが、2回目に見ると、その「主役じゃない子を主役にする」という設計の意味が、じわっと効いてくる。本編を全部見たあとだからこそ刺さる種類の一本だ。

妹の目に映る兄は、誰のものでもない「ただの家族」だった

アマガミという作品は、要するに同じ男の子・橘純一(前野智昭)が、ヒロインごとにまるで別人に見えるという構造でできている。森島はるか(伊藤静)の前では振り回される後輩で、棚町薫(佐藤利奈)の前では腐れ縁の幼なじみで、絢辻詞(名塚佳織)の前では世話の焼ける同級生。同じ人間が、見る人の数だけ顔を持つ。本編はその「恋愛の視線が人を別人に変える」マジックを、丁寧にやっていた作品だった。

イモウトは、そこから恋愛の補正をまるごと外してくる。妹・美也(阿澄佳奈)にとって、純一は憧れの先輩でも気になる男子でもなく、朝起きてこない・将来ニートになりそう・ちょっと変でちょっとエッチな、ただの兄だ。恋愛フィルターを通さない視線は、容赦がない。だから美也は兄を尾行する。好きだからじゃなく、心配だから。この「心配」という感情の手触りが、本編のどの恋愛感情とも質が違っていて、見ていて妙に落ち着く。

単なる妹萌えのサービス回として処理することもできる尺ではある。実際、そう見える瞬間もある。でも繰り返し見ると、これは「誰からも恋愛対象として見られていない場所にいる人間が、それでも誰かにちゃんと必要とされている」話なんだと思えてくる。ヒロインたちが純一に向ける視線が眩しいぶん、美也が向ける飾りのない視線が、やけに沁みる。家族って、たぶんそういう存在だ。

特に刺さったシーン

刺さったのは、やっぱり序盤の尾行シーン。兄の「本当の姿」を暴いてやろうと意気込んだ美也が、当の本人にあっさり気づかれそうになって慌てる——あの一連の挙動を、阿澄佳奈が全力でコメディに振り切って演じている。声のテンションの上げ下げだけで、美也が今どれだけ必死で、どれだけ空回りしているかが全部伝わってくる。緊張と勘違いの配合が絶妙で、思わず画面に向かって「バレるバレる」と口に出してしまった。

対する純一の前野智昭が、これがまた絶妙にとぼけている。妹に尾行されている男の、気づいているのかいないのか分からない、あの間。本編では各ヒロインに合わせて表情を細かく変えていた男が、妹の前ではただの気の抜けた兄に戻っている。その温度差を声だけで成立させているのが、地味にすごい。終盤の、兄妹がなんでもない会話をするだけの場面で、なぜか少しじんとしてしまった。

読んで見たくなったら——『アマガミSS イモウト』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • アマガミSS本編を一通り見終えて、もう少しだけあの世界に居残りたい人
  • 恋愛抜きの、兄妹の距離感や日常の手触りそのものが好きな人
  • 阿澄佳奈のコメディ全開な芝居を浴びたい人

合わない人

  • 本編を見ていない状態で、いきなりこの外伝から入ろうとしている人
  • 各ヒロインの恋愛模様の「続き」を期待して再生する人
  • 短い尺に、きっちりした起承転結のドラマを求める人

次に見るなら

セイレンが好きなら、というより、アマガミの「一人の主人公×複数ヒロインのオムニバス」構造そのものが好きなら、まず外さない。あの「視線で人が変わる」感覚を、もう少し現代寄りにアップデートした作品だ。

アマガミSS+ plusは本編ヒロインたちのその後を描いた続編。イモウトであの世界が惜しくなった人は、結局こっちに戻ってくることになる。森島先輩や絢辻さんの「あのあと」がちゃんと見られる。

俺の妹がこんなに可愛いわけがないは、兄妹の距離感をこじらせた方向に振り切った日常コメディ。美也の「心配だから踏み込む」あの感覚を、もっと強い火力で見たいなら寄り道する価値がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『アマガミSS イモウト』は、dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。どちらもアニメ作品のラインナップが充実した配信サービスなので、ご自身が使いやすい方を選んでいただくのがおすすめです。短尺のOVAなので、空いた時間にサクッと楽しめるのも嬉しいポイントです。

よくある質問

Q. 『アマガミSS イモウト』はどこで見られますか?
A. dアニメストアとU-NEXTで配信されています。いずれもアニメに強い配信サービスなので、普段使っている方や使いやすい方を選んで視聴するのがおすすめです。
Q. 本編『アマガミSS』を見ていなくても楽しめますか?
A. コメディ寄りの番外編なので単体でも雰囲気は楽しめますが、本編のキャラクターを知っていると面白さが倍増します。先に本編に触れておくと、より深く楽しめるでしょう。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. コメディ・日常系のOVAです。シリアスな展開は少なく、妹視点のゆるくほのぼのとしたやり取りが中心なので、気軽にリラックスして観られる一作になっています。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 本作はOVAとして制作された短尺の作品です。1話完結で気軽に観られるボリュームなので、空いた時間にちょっと楽しみたいときにぴったりです。

まとめ

『アマガミSS イモウト』は、dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。どちらもアニメ作品のラインナップが充実した配信サービスなので、ご自身が使いやすい方を選んでいただくのがおすすめです。短尺のOVAなので、空いた時間にサクッと楽しめるのも嬉しいポイントです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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