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アン・シャーリー
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | The Answer Studio |
カナダの美しいプリンスエドワード島を舞台に、孤児のアン・シャーリーが誤ってマシューとマリラ・カスバート兄妹のグリーンゲーブルス邸に送られてくる。二人はアンを引き取ることに決め、アンは新しい家で友情、愛、幸せを見つける。純真で想像力豊かな少女の成長物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
カナダ・プリンスエドワード島の美しい田園を舞台にした物語。手違いから、孤児院の少女アン・シャーリーが、農場を営むマシューとマリラのカスバート兄妹が暮らすグリーンゲーブルス邸へ送られてくる。本当は男の子を引き取るはずだった二人だが、豊かな想像力とおしゃべりで周囲を惹きつけるアンに次第に心を開き、彼女を家族として迎え入れることを決める。新しい暮らしの中で、アンは友情や家族の温かさ、日々の小さな喜びを見つけながら少しずつ成長していく。世界中で愛され続ける名作を、瑞々しい自然描写とともに描く感動の物語。みどころ・魅力
① 想像力で世界を彩るアンの魅力
何気ない風景や出来事も、アンの手にかかれば物語のように輝き出す。豊かな想像力とまっすぐな言葉で周囲を巻き込んでいく彼女の姿は、観る人の心まで明るくしてくれる。失敗もありながら一生懸命に生きるアンに、自然と応援したくなる主人公の魅力が詰まっている。② プリンスエドワード島の美しい情景
咲き誇る花々、輝く湖、季節ごとに表情を変える田園風景。物語の舞台となるプリンスエドワード島の自然が、丁寧な作画で美しく描かれる。アンが名前をつけて愛した風景の数々は、それ自体が作品の大きな見どころ。穏やかで温かな空気感に心が癒やされる。③ 家族と友情が育まれる成長物語
無口なマシュー、厳格なマリラ、そして親友ダイアナ。アンとの出会いによって、周囲の人々もまた少しずつ変わっていく。血のつながりを超えて育まれる家族の絆や、かけがえのない友情の描写が胸を打つ。誰かと出会い、心を通わせることの尊さを描いた成長物語だ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 川又浩 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高橋ナツコ |
| キャラクターデザイン | 土屋堅一 |
| 音楽 | 大島ミチル |
| 美術監督 | 工藤ただし |
| 音響監督 | 小泉紀介 |
| OP | 戸田「予感」 |
| ED | ローラ・デイ・ロマンス「heart」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「名作劇場の焼き直しでしょ」と高をくくって見始めた。赤毛のアン、タイトルは知ってるけど通して見たことがない。世界名作劇場の系譜って、なんとなく上品で退屈そうで避けてきたジャンルだった。ところが序盤、馬車に揺られながら延々と喋り続けるアンの「想像のおしゃべり」で、画面から目が離せなくなる。2回目で気づいたのは、あの饒舌さが空回りの寂しさの裏返しだってこと。最初は「変わった子」にしか見えなかったものが、見返すと別の表情を持ち始める。避けてきたジャンルで足をすくわれた格好だ。
想像で武装した子どもが、本物の居場所を手に入れるまで
これはただの心温まる成長物語じゃない、と2回目で思った。アンの止まらないおしゃべりも、大げさな喜怒哀楽も、全部「誰にも必要とされてこなかった子ども」が身につけた防具なんだと思う。平凡な並木道に勝手な名前をつけ、なんでもない景色を物語に変える。あれは現実逃避というより、何もない場所から無理やり意味を引っぱり出す技術だ。引き取られたグリーンゲーブルズでも、序盤のアンは「男の子じゃなかった」という理由で送り返されかけている。望まれて来たわけじゃない。その事実をアン自身が一番わかっているからこそ、彼女は喋り続ける。沈黙が来たら、自分がいらない子だと突きつけられるから。だからマシュウとマリラがアンを置くと決める過程は、「かわいそうな子を助ける」話に見えて、その実そうじゃない。不器用な中年兄妹が、自分たちの人生にも欠けていた何かをこの子で埋めていく、相互の話なんだ。マシュウを演じる松本保典の、言葉少なな間がそれを支えている。喋らない人間の優しさを、声の重さと沈黙だけで成立させていて、アンの饒舌と完璧な対になっている。想像力という派手な入り口の奥に、こんなに静かな主題が置いてあるとは思わなかった。
特に刺さったシーン
刺さったのは、ダイアナとの友情が始まる場面だ。宮本侑芽の声がいい。アンの暴走気味のテンションをちゃんと受け止めて笑う子の温度がある。「腹心の友」と誓い合うくだりは、こっちが気恥ずかしくなるほど真剣で、でも子どもの友情ってこういう大仰さだったよなと思い出させられた。学校の女の子たちの賑やかさの中に、雨宮天が演じるルビー・ギリスの芯のある声が一人混じっていて、群像の密度がぐっと上がるのもいい。そして終盤、アンが大切な人を失いかける展開。あれだけ喋っていた子が、言葉をなくす。その沈黙が序盤の饒舌と地続きだとわかった瞬間、思わず一時停止して天井を見た。喋らせることでしか描けなかった寂しさを、喋らせないことで回収してくる。
読んで見たくなったら——『アン・シャーリー』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手な事件は起きないが、人の感情の機微を丁寧に追う話が好きな人
- 子ども時代の「世界がまぶしすぎた感じ」をもう一度思い出したい人
- 声優の「間」や芝居の呼吸で泣ける人
合わない人
- 1話で大きな展開やフックがないと離脱してしまう人
- 主人公のハイテンションな独白が続くのが苦手な人
- 原作や旧アニメの思い出が強すぎて、再解釈を素直に受け入れにくい人
次に見るなら
赤毛のアン(1979年・高畑勲版)が好きなら、というか今作を見たならこちらと見比べてほしい。同じ原作の旧アニメで、並べると再解釈の狙いがはっきり浮かび上がる。
田舎の風景と子どもの想像力が地続きになる感覚が近いという意味ではフランダースの犬。世界名作劇場の代表格で、アンの優しさに泣けたなら入っていきやすい。ただし終盤は覚悟が要る。
もう少し肩の力を抜いて、緑と空気の気持ちよさで浸りたいならとなりのトトロ。アンが景色に勝手な名前をつけて遊ぶあの感じが好きな人に。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ『アン・シャーリー』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、ふだんお使いの環境に合わせて選びやすいでしょう。アンの成長物語をじっくり楽しみたい方は、見放題対応のサービスをチェックしてみてください。
