バーナード嬢曰く。

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2016バーナード嬢曰く。

バーナード嬢曰く。

★ 2.9 / 5.0コメディ日常系
放送年2016年
フォーマットTVアニメ(短編)
話数12話
原作漫画
制作Creators in Pack

有名な文学作品への愛をテーマとした短編ギャグ漫画。怠け者で本をあまり読まないのに、教養人になりたい町田沙和子「ミス・バーナード」と、本の虫である友人たちの会話を描く。聖書や『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『大舟を編む』『フェルマーの最後の定理』など様々な著作についての対話が繰り広げられる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「読んだふりができる教養人」を目指す怠け者の女子高生・町田沙和子(通称ミス・バーナード)と、本の虫である友人・神林しおりたちの読書トークを描く短編ギャグアニメ。聖書や『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』など幅広い名著が次々と登場し、ガチ勢とにわかが交わす噛み合わないようで核心を突く会話の数々が笑いとともに展開される。1話あたり数分の短編形式で、気軽に楽しめる文学コメディ作品。

みどころ・魅力

① 「読んだふり」の技術が笑えて学べる

本を読まずに読んだ顔をしたいミス・バーナードの言動は、誰もが心当たりのある”にわか心理”を的確に突いてくる。笑いながらも各作品の核心的なポイントが自然と頭に入る構成で、読書入門としても機能する稀有なギャグアニメとなっている。

② 名著が会話の”ネタ”になる斬新な切り口

世界文学・SF・科学書・古典など、ジャンルを問わず多彩な著作が1話ごとに取り上げられる。キャラクターの熱量あるツッコミとボケを通じて、難解とされる作品もエンタメとして消化されており、読書好き・未読者どちらも楽しめるバランスが絶妙。

③ テンポ良く見やすい短編フォーマット

1話数分の短編構成のため、隙間時間にサクッと視聴できる。各話が独立したエピソードになっているので途中からでも入りやすく、全話通しても飽きが来ない。キャラクター同士の掛け合いのリズムも軽快で、最後まで一気に見てしまう快テンポが魅力。

キャスト・声優一覧

町田 さわ子
町田 さわ子
メイン
喜多村英梨
長谷川スミカ
長谷川スミカ
メイン
洲崎綾
神林 しおり
神林 しおり
メイン
小松未可子
遠藤
遠藤
メイン
市来光弘

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スタッフ

ED少女フラクタル「らぶ!ライブラリー」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「本を読まないのに読んだふりをする女の子」というだけで、もう他人事に思えなかった。最初はタイトルで引っかかって、5分枠のショートだと知って「まあ1話だけ」くらいの気持ちで再生した。そしたら気づいたら最後まで見ていた。

1話目の印象は「文学オタクのための内輪ネタ集」だったが、2周目に気づいたのは、これが「本を読んでいないことへの恥」の話でもあるということだ。町田沙和子という主人公が、本を読んだかのように振る舞うくだりに、変な既視感がある。「積読の山を前に賢そうな顔をした自分」を思い出す類の居心地の悪さで、それが案外クセになる。

「読んだことにする」という技術と、本が好きな人間の業

この作品を「文学好きのためのゆるいギャグ」と片付けるのは半分だけ正しい。もう半分は、「本に憧れるが読めない人間」対「本を愛しすぎて困っている人間」の構造的なすれ違いを、ちゃんと描いている話だ。

主人公の町田沙和子(ミス・バーナード)は、教養があるように見せたくて、でも本を読む根気がなくて、あらすじと評判を武器に「読んだ体」を演じる。これは笑い話として描かれているが、正直なところ、笑えない人間が相当数いるはずだ。読書家に憧れながら積読が積み上がり続けているすべての人間への共感がここにある。

対して神林しおりは、本を読みすぎて現実との接続が時々ずれていくタイプの人間として描かれる。「読まない人間」と「読みすぎている人間」が友人関係として成立している、この設定自体が割と鋭い。本に対する態度が違っても、本という対象物を通じて会話が成立してしまう——それがこの作品の地味に面白いところだ。

登場する書籍のラインナップも意図的で、純文学から一般教養書、SF、歴史書と幅広い。『フェルマーの最後の定理』や『銃・病原菌・鉄』が5分アニメの会話に出てくる光景は、他ではまず見ない。「こういう本の話ができる人間関係」に対する淡い羨望を刺激してくる構成になっている。

特に刺さったシーン

さわ子がいかにも「読了した人間」の顔でコメントを繰り出しては、本物の読書家である神林に秒で看破されるくだり。ここで喜多村英梨の演技が絶妙で、自信満々に話し始めてからじわじわ崩れていく声のトーンの変え方が、見ていて妙に楽しい。自信→動揺→ごまかし、という3段階の落差を5分の中に収めてくるのは声の仕事あってこそだと思う。

神林しおり役の小松未可子は、「声優と夜あそび」のMCとしても知られているが、ここでは落ち着いた読書家の空気をちゃんと出している。本への熱量があるが押しつけがましくない、という絶妙なキャラクターの温度感を保っていて、さわ子とのやりとりに緩急がつく。洲崎綾演じる長谷川スミカは、ふたりのやりとりを少し引いた視点で見ているキャラクターで、劇中のちょうどいいクッションになっている。

読んで見たくなったら——『バーナード嬢曰く。』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 積読が部屋に山を作っている人
  • 「読んだことある」と言いたい気持ちと「実際には読めていない」現実の間にいる人
  • 友人との読書トークが好きな人・または憧れている人
  • 5〜10分で完結するショートアニメを探している人
  • コメディの笑いどころが「ずれたキャラクターの会話」にある作品が好きな人

合わない人

  • 登場する書籍に全くなじみがなく、ピンと来ない人(知らなくても楽しめるが、刺さりはしない)
  • ショートアニメ特有のテンポ感(尺が短いのでキャラの掘り下げが浅い)が苦手な人
  • ストーリーに起伏やドラマを求める人

次に見るなら

ハクメイとミコチは方向性が似ている。日常の細部をていねいに描くことで成立している作品で、ジャンルは違うが「会話と空気感を楽しむ」という見方をする人には響く。バーナード嬢が「本と人間」なら、こちらは「暮らしと人間」。

げんしけんは同系統のオタク的日常コメディとして外せない。「好きなものへの偏愛と、それを共有できる仲間関係」というテーマが重なる。こちらは全長があるのでボリューム感はまったく違うが、バーナード嬢に漂う「オタク的友情」の気配が好きなら間違いなく合う。

昭和元禄落語心中は文化・芸能への深い愛着が軸にある点で近い。バーナード嬢より重いが、「日本の文化的蓄積に対する愛情」という感覚は共鳴するはず。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『バーナード嬢曰く。』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらも見放題プランの対象作品として配信されており、無料トライアル期間中に試すことも可能です。短編形式で全話の視聴時間も短いため、気軽に一気見するのにも適した作品です。

よくある質問

Q. 原作漫画を読んでいなくても楽しめますか?
A. 問題なく楽しめます。各話が独立したエピソードで構成されており、取り上げられる本を読んでいなくてもキャラクターの掛け合いだけで十分笑えます。むしろアニメをきっかけに原作や紹介された本に興味を持つ視聴者も多いです。
Q. 1話どのくらいの長さですか?
A. 1話約4〜5分のショートアニメです。全13話で合計視聴時間は1時間程度のため、忙しい方でも週末にまとめて一気見しやすい作品です。
Q. 登場する本は実在の作品ですか?
A. はい、すべて実在の書籍です。ハードSFから古典文学、科学ノンフィクションまで幅広く、タイトルや著者名も実名で登場します。作中の解説はあくまでキャラクターの解釈であるため、作品理解の補助程度に受け取るのがおすすめです。
Q. 続編や2期はありますか?
A. 2016年放送のアニメ版はTV SHORT全13話のみで、2期の情報は現時点では発表されていません。ただし原作漫画(施川ユウキ著)は刊行が続いており、アニメ未収録のエピソードも多数あります。

まとめ

『バーナード嬢曰く。』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらも見放題プランの対象作品として配信されており、無料トライアル期間中に試すことも可能です。短編形式で全話の視聴時間も短いため、気軽に一気見するのにも適した作品です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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