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八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Saetta |
矢土ゲーム三姉妹の観察日記第2シーズン。名古屋弁を話す三姉妹・やとがめたちと、それを観察する少年・太郎の日常を描くコメディ。第1シーズンに続き、やとがめたちの変わった言動や習慣が観察され、笑いや驚きを誘う。名古屋文化への愛情に満ちたほのぼのとしたストーリーが展開される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
名古屋からの転校生・矢土ゲームちゃん(やとがめちゃん)と彼女を観察し続ける少年・太郎の日常を描くショートアニメ第2シーズン。やとがめちゃんは名古屋弁全開で独特の感性をもち、周囲を驚かせる言動や習慣が尽きない。本シーズンでは彼女の姉妹たちも登場し、にぎやかさが増した名古屋カルチャー全開のコメディが展開される。名古屋愛に満ちたほのぼのとした空気感はそのままに、さらにパワーアップした日常が楽しめる。みどころ・魅力
① 名古屋弁と名古屋文化の濃密な再現
やとがめちゃんが話す本格的な名古屋弁と、名古屋めし・独自の習慣など地元ネタがふんだんに盛り込まれている。「名古屋あるある」を楽しみながら方言の面白さも味わえる作品であり、名古屋出身者はもちろん縁のない視聴者にも新鮮な驚きを与えてくれる。② 姉妹キャラクターが加わったにぎやかな掛け合い
第2シーズンではやとがめちゃんの個性的な姉妹たちが本格的に登場。三者三様のキャラクターが織りなすテンポの良い掛け合いが見どころで、太郎との観察者・被観察者という独特の関係性にも新たな化学反応が生まれる。③ 短尺で完結するテンポ抜群のコメディ展開
1話数分のショートアニメフォーマットを活かし、各エピソードがキレよくオチへと着地する構成が心地よい。隙間時間にさっと観られる手軽さでありながら、笑いと名古屋豆知識がしっかり詰まっており、第1シーズンを知らなくても楽しみやすい。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| シリーズ構成 | ワーズ インステレオ |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 早坂皐月 |
| 美術監督 | 河上均 |
| 音響監督 | ひらさわひさよし |
| ED | アルファキュン「イマジナリー・ラブ」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期の続きという理由だけで再生した。それ以上でも以下でもない。短編だからとりあえず積んでいたものを消化する感覚で入ったら、1話見終わるころには名古屋弁のリズムが妙に耳に残っていた。初見のとき、やとがめちゃんが何を言っているのか半分くらい聞き取れない感覚が正直あった。でも2回目に見ると、それが味になっている。戸松遥さんの名古屋弁、最初は「頑張って訛ってる」に聞こえたのに、繰り返し見ているうちにそれが「普通」になってくるのがおもしろい。自分の耳が慣れたのか、演技のなじみ方がそうさせるのか、どっちかはよくわからないままでいる。
「よそ者の目線」があるから、名古屋愛が笑いになるという話
この作品が単なる「名古屋推し」のコメディではない理由は、主人公の太郎という「よそ者」の視点が機能しているからだと思う。彼がいなければ、やとがめちゃんたちの言動は「それが普通」として流れるだけだ。太郎が「え、それ普通じゃないの?」と驚くことで初めて、見ている側も「たしかにそれはローカルルールだ」と気づける構造になっている。
名古屋弁そのものも、戸松遥さんの演じるやとがめちゃんを通じて、親しみやすいものとして提示されている。「〜だがや」「〜だで」というイントネーションが攻撃的にも排他的にも聞こえないのは、演技の解釈によるところが大きい。同じセリフを違う温度で言えばまったく違う印象になるはずで、このキャラクターが「癒し」として受け取られているのは、声のトーンと速度感の選択が正解だったからだと感じる。
もう一点、この作品が興味深いのは、笑いの対象が「名古屋文化の奇妙さ」だけに向いていないことだ。やとがめちゃんたちが太郎の反応に逆に驚いたり、「それがおかしいの?」と純粋に聞き返したりする場面では、どちらの文化圏が「正常」かという前提が揺らぐ。名古屋を特異なものとして笑う構造ではなく、お互いがお互いに「え、違うの?」と思っている状態を等距離で見せる視点が、このシリーズが不快にならない理由だと思う。2期はその距離感がより安定していて、1期より見ていて楽だった。
特に刺さったシーン
小松未可子さんが演じる笹津やん菜のテンションの振り幅が、2期ではより大きくなっている印象がある。名古屋の食文化について語る流れでいきなり熱量が跳ね上がる場面があって、「このキャラクター、全力でやっているな」と思った瞬間があった。小松さんの演技はもともと感情の可動域が広いけれど、日常系のふわっとした世界観の中でそれをどう抑えるか・どこで解放するかの調整が、2期ではより洗練されているように見える。「声優と夜あそび」でのMCとしての姿を知っていると、こういう等身大に近いテンションのキャラクターで聴く声が妙にしっくりくる。
それと、南條愛乃さんの初内ララ。出番が多いわけではないのに、いるだけでシーンの空気が変わる。セリフの量とキャラクターの印象が比例していないタイプの演技で、それがかえって記憶に残る。2回目に見ると「こんなに少ない出番でこれだけ印象を残せるのか」と改めて気になった。
読んで見たくなったら——『八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期を見ていて、続きが気になっていた人
- 方言コメディ・地域文化の描写が好きな人
- 1話10分前後の短編で、隙間時間に見たい人
- 声優の細かい演技の違いを聞き比べるのが好きな人
- 「癒しが欲しいけど、何も考えたくない」という日に見る作品を探している人
合わない人
- 名古屋文化にまったく興味がなく、地域ネタが刺さらない人
- 短い話数でもストーリーの積み上げや感情の起伏を求める人
- 1期を飛ばして2期から入ろうとしている人(キャラの関係性が薄く感じる)
- 笑いの密度を求めてテンポよく見たい人(このゆるさは意図的なもの)
次に見るなら
地域文化をゆるく愛でる作風が好きなら、ゆるキャン△は外せない。山梨・静岡の自然と文化圏を、キャンプという軸で丁寧に描いていて、「地域を愛でる目線」の解像度でいえばアニメの中でもトップクラスだと思う。やとがめちゃんが名古屋を見せてくれるように、リンたちが長野・山梨の景色を見せてくれる。
観察する側・される側の関係が好きなら、からかい上手の高木さんも近いものがある。日常のやりとりの中に小さな笑いと温度感があって、毎話「ちょっとだけいいことがあった」という気持ちで終われる作品。1話ごとの密度がちょうどよく、やとがめちゃんシリーズと同じ感覚で見られる。
キャラクターの掛け合いと日常の積み重ねを楽しみたいなら、スロウスタートも合うかもしれない。会話劇の質が高く、関係性が少しずつ積み上がっていく過程が心地いい。「大きな事件は起きないけど、見続けたくなる」タイプの作品で、2期が終わったあとの余韻をやわらかく埋めてくれる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVで配信中です。複数の主要サービスに対応しているため、すでにいずれかのサービスに加入している方はすぐに視聴できます。短尺作品なので全話まとめて一気に観ても負担が少なく、気軽に楽しめます。




