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バイオハザード:インフィニットダークネス
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Quebico |
2006年、ホワイトハウスのネットワークで大統領機密ファイルへの不正アクセスの痕跡が発見される。連邦捜査官レオン・S・ケネディは調査のためホワイトハウスに招待されるが、突然停電になり、レオンと特殊部隊は謎のゾンビ群との戦闘を余儀なくされる。一方、テラセーブのスタッフ、クレア・レッドフィールドは別の場所で同様の危機に直面していた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2006年、ホワイトハウスのサーバーで大統領機密ファイルへの不正アクセスが発覚。連邦捜査官レオン・S・ケネディが調査のため召集されるが、施設が突然停電に見舞われ、謎のゾンビ群が侵入。レオンは特殊部隊とともに決死の戦闘を強いられる。同じ頃、人道支援団体テラセーブのクレア・レッドフィールドも別の場所で同様の恐怖に直面していた。やがて二つの事件は、ある巨大な陰謀へとつながっていく。みどころ・魅力
① レオン&クレア、人気キャラクターの共演
ゲーム『バイオハザード2』から続くレオンとクレアという二大主人公が揃い踏み。それぞれの視点で描かれる並行する危機が、やがて一本の陰謀へと収束していく構成は、シリーズファンにとってたまらない仕上がりとなっています。② フル3DCGによる迫力のアクション演出
Netflixオリジナルのフル3DCGアニメとして制作されており、ゾンビとの近接戦闘や銃撃シーンが高いクオリティで描写されています。実写に迫るリアルなビジュアルと緊張感あふれるアクションシーンは、映像作品としての完成度が高く評価されています。③ ゲームの世界観を補完するオリジナルストーリー
ゲームシリーズの正史と接続したオリジナル脚本で、政府の陰謀・生物兵器・組織の思惑といったバイオハザードらしいテーマが展開されます。ゲームを知らない視聴者でも楽しめますが、シリーズ既プレイ者には特別な満足感をもたらす作品です。キャスト・声優一覧
















トレーラー・MV
スタッフ
| 監督 | 羽住英一郎 |
|---|---|
| 音楽 | 菅野祐悟 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「バイオハザード」の名前がついたNetflixアニメ、という情報だけで見始めた。ゲームとの世界観のつながりがあるのかどうかも事前に調べず、とりあえず1話だけ、のつもりで再生ボタンを押した。
最初の数分でホワイトハウスが舞台だとわかって、「ああ、スパイものとバイオを掛け合わせてきたのか」と少し姿勢を正した記憶がある。CGアニメーションとしての品質はゲームのムービーシーンそのままで、Netflixの予算とゲームメーカーのパイプラインが組み合わさるとこうなるのか、という納得感があった。2回目に見たとき気づいたのは、序盤の政府関係者たちの会話にすでに伏線が仕込まれていること。1回目は画のきれいさを追いかけていて、半分くらい聞き逃していた。
ゾンビより怖いのは、「正しい判断をした」と信じている人間だという話
バイオハザードというシリーズが長く続いてきた理由は、ゾンビの恐怖ではなくその背後にある「人間の判断」の恐怖を繰り返し描いてきたからだと思う。この作品もその文脈をきちんと引き継いでいる。
ホワイトハウスでの感染騒動は、本質的には誰かが何かを隠したことから始まっている。陰謀、というと安易に聞こえるが、この作品が描いているのはもっとやっかいな話で、「国家安全保障のために必要な犠牲だった」という自己正当化のロジックだ。悪役が単純な快楽犯ではなく、「最悪の手段を最善の理由で選んだ人間」として描かれているのが、ゲームシリーズのアンブレラやBSAAの歴史を知っていると特に重く刺さる。
レオンというキャラクターが面白いのは、彼が政府の犬でありながらそのシステムを憎んでいるという矛盾した立場に常に置かれていること。ラクーンシティを生き延びて、それでも政府機関に就職して、また同じ構造の前に立たされる。この反復がシリーズを通じたテーマになっていて、『インフィニットダークネス』はその縮図として機能している。
クレアのルートが対比として機能していて、彼女のほうが「外側から構造を見ている人間」として描かれているのも巧い設計だ。レオンが内側で消耗しながら戦うのに対し、クレアは被害者側の声を持ち込む役割を担っている。4話という短さの中でこの二軸をちゃんと動かそうとしているのは評価したい。
配信オリジナルならではの尺の短さが、逆にテーマの輪郭をくっきりさせている部分もある。「映画1本分の話を4話に分けた」という構成なので、説明過多にならず、テーマを受け取る側の解釈に委ねてくれる。
特に刺さったシーン
終盤、ジェイソンが自分の行動を正当化するセリフを言う場面。立木文彦の声が、あの「低く、静かに、でも完全に信じている人間」の質感を出していて、背筋が伸びた。怒鳴ったり狂気的に叫んだりしないところが怖い。確信を持っている人間の声だから。あの演技があるおかげで、ジェイソンが「悪役」ではなく「間違った正義を持った人間」として着地している。
レオン役の森川智之は、疲弊しているのに止まれないキャラクターの内側を声だけで伝えてくる。台詞のテンポが遅い場面、あえて間を置く場面が序盤から後半にかけていくつかあって、2回目に見ると「ここでもう限界に近いんだな」という読み方ができる。
クレアがある施設で実験の痕跡を発見するシーン、潘めぐみの演技がそれまでの落ち着いたトーンから微妙に崩れる瞬間がある。声が上ずる、とかではなく、息の混じり方が変わる感じ。あのレベルの細かさを4話のONAに入れてくるのは、本気で作っているチームだと思った。
読んで見たくなったら——『バイオハザード:インフィニットダークネス』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バイオハザードのゲームをある程度知っていて、レオンとクレアのキャラクター史を追っている人
- ゾンビ×政府陰謀というジャンルの文脈が好きで、「怪物の背後にいる人間」に興味がある人
- フル3DCGアニメの映像品質を純粋に楽しめる人(ゲームのムービーが好きな人には特に)
- 短時間で完結する作品を求めている人(全4話、1話あたり約25分)
合わない人
- ゲームをまったく知らない状態で見ると、登場人物の関係性や背景がわかりにくく感じる可能性がある
- ホラー寄りの恐怖演出を期待すると肩透かし。本作はどちらかというポリティカルサスペンス寄り
- 4話という短さの中でキャラクターの掘り下げを求めると消化不良になる
- 3DCGのアニメーション表現(特に人間の表情)が苦手な人
次に見るなら
バイオハザードのゲーム未履修でこの作品を見た場合は、同じNetflixで配信されているバイオハザード:デジェネレーション(2008年の3DCG映画)を先に見るとレオンとクレアの関係性が把握しやすくなる。あちらは劇場映画なのでこちらより尺があり、キャラクター造形の丁寧さでは上回っている部分もある。
政府陰謀×感染体という組み合わせが好きならカバネリ 海門決戦も候補に入れていい。ウイルス感染と権力構造という共通テーマを、和風スチームパンクの世界観で描いている。劇場版なので完結していて、見やすい。
「悪役が確信を持った人間として描かれている」という点に惹かれたなら攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXは外せない。組織の論理の中で個人がどう動くかを徹底的に掘り下げたシリーズで、『インフィニットダークネス』が触れようとしたテーマをより深く追っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『バイオハザード:インフィニットダークネス』はNetflixにて独占配信中です。全4話構成で一気見しやすく、アクションとサスペンスが凝縮された密度の高い作品です。Netflixの会員であればすぐに視聴できますので、ぜひチェックしてみてください。
