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キン肉マンII世
| 放送年 | 2002年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 51話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
キッド・マッスル(マンタロー)は、ぶっきらぼうで下品で気弱な少年だ。しかし彼は、宇宙から来た悪のレスラー集団dMpから地球を守るために召喚される。幸いにも、彼は一人ではない。キッド・マッスルはマッスル・リーグに入団しなければならない。そこは地球を守るため訓練する宇宙のレスラー集団である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
伝説のスーパーヒーロー・キン肉マンの息子、マンタローは、ぐうたらで泣き虫な普通の少年。しかし宇宙から邪悪なレスラー集団「dMp」が地球に侵攻したとき、彼は否応なく戦いへと引き込まれる。地球の平和を守るレスラー集団「マッスル・リーグ」に入団したマンタローは、仲間とともに過酷な宇宙ルールの試合に挑んでいく。偉大な父の血を受け継ぐ少年が、数々の強敵と戦いながら真のヒーローへと成長していく熱血格闘コメディ。
みどころ・魅力
① 情けないのに憎めない!マンタローの成長ストーリー
主人公マンタローは泣き虫でお調子者と、ヒーローらしからぬ欠点だらけのキャラクター。それでも仲間や強敵との戦いを通じて少しずつ逞しくなる姿が、視聴者の共感を呼ぶ。弱さを隠さない等身大の成長物語が本作最大の魅力だ。
② 個性豊かなライバル・仲間キャラクターが続々登場
マッスル・リーグのメンバーや次々と現れるdMpの刺客たちは、それぞれに独自の技と背景を持つ。ビジュアルも設定もクセが強いキャラクターたちが織りなす掛け合いは笑いあり感動ありで、最後まで飽きさせない。
③ 熱くて笑える!ギャグとバトルが絶妙に融合
本家『キン肉マン』伝統のシュールなギャグとド派手なプロレスバトルが共存する独特のテイストが健在。シリアスな場面でも思わず笑えるツッコミどころが挟まり、老若男女が楽しめるテンポの良い作品に仕上がっている。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 音楽 | 渡部チェル |
|---|---|
| OP | 河野ようご「HUSTLE MUSCLE」 |
| ED | ザ・パーマネンツ「愛のマッスル」 |
| ED | 横須賀ゆめな「恋のMy chop!!」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1世を全部見てないまま2世に手を出すのか、という自分への突っ込みは、見始めた瞬間から吹き飛んだ。マンタローこと小野坂昌也のあの声——気弱なのに妙にがさつで、どこか憎めない情けなさ——が2話くらいで普通に馴染んでいた。1世の文脈をちゃんと踏まえて見ていたら、もっと違う感慨があったんだろうとは思う。でも「初見でも乗れる」という意味では、入口は思ったより広かった。
2回目に通して見たとき、最初は流していた序盤のキャラクター紹介パートが急にうるさく聞こえてきた。森川智之のテリー・ザ・キッドは、1回目は「かっこいいサブキャラ」程度にしか受け取っていなかったのに、2回目になると台詞の裏に親世代の影がちらついて見えてくる。こういう発見があるから、一度見た作品を畳んで捨てられない。
父親の背中を背負わされた子どもが、それでも自分の土俵で戦う話
キン肉マンII世が描いているのは、「偉大な親の2世である重さ」だ。マンタローは別に、父の栄光を継ぎたいわけじゃない。むしろ最初は逃げたがっている。ぶっきらぼうで下品で、お世辞にも誇り高いとは言えない少年が、それでも土壇場で踏ん張ってしまう——そこに、この作品の核心がある。
「2世もの」という構造は、いつも親世代との比較を避けられない。視聴者も「キン肉マンと比べて」という目線を持ち込んでくる。でもこの作品は、その比較をむしろ正面から引き受けることで、マンタロー自身の物語を作っている。1世のファンからすれば物足りなく映るシーンも、初見組には「こいつなりの格好よさ」として機能する。どちらの視聴者にも別の顔を見せる構造は、意図的かどうかはわからないが、結果として層の厚い作品になっている。
置鮎龍太郎のケビン・マスクがこのテーマをさらに複雑にする。彼もまた「親の呪縛」を背負ったキャラクターで、マンタローとは別の形でその重さと向き合っている。対比として配置されているのに、どちらが「正解」とも言わない。その曖昧さが、単純な成長物語に収まらない余白を作っている。
「お前の親はすごかったけど、お前はどうなんだ」という問いは、2002年当時のコンテンツを超えて、今見てもじわじわ効いてくる。背負わされた期待を、蹴飛ばすでも完璧に応えるでもなく、自分流に変換して戦う——それが2世もの格闘アニメとして、この作品が出した一つの答えだと思っている。
特に刺さったシーン
終盤の一対一の試合で、マンタローが追い詰められながらも諦めない場面。小野坂昌也の演技は、ここでいつもの軽さが一枚剥けて、妙な切迫感が出てくる。普段ふざけているキャラクターが本気になる瞬間のあの空気——「こいつ、やるじゃないか」と思わせるまでの溜めが、声で全部やっている。
野島健児のジェイドが登場する試合パートも印象に残っている。台詞の少ない場面でも、声のテクスチャだけでキャラクターの内側が透けてくる。正直、初回はあまり意識して聞いていなかった。2回目に「あ、ここでもう伏線張ってた」と気づいてから、聞き方が変わった。
稲田徹のデッド・シグナルは、悪役としての存在感が声だけで成立しているタイプで、登場するたびに画面の温度が少し下がる感じがある。ああいう「空気を変える声」の使い方を、この作品はちゃんとわかってやっている。
読んで見たくなったら——『キン肉マンII世』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- キン肉マン1世を通らずに2世から入りたい人(ある程度は成立する)
- 「ダメなやつがギリギリで踏ん張る」展開に弱い人
- 00年代格闘アニメの空気感——あのテンションと荒削りさ——が好きな人
- 声優の芝居をじっくり聞くタイプの視聴者
- 置鮎龍太郎か森川智之のファン
合わない人
- 1世の続編として文脈込みで見たい人(設定の補完が薄め)
- 作画クオリティに敏感な人(2002年水準で、良くも悪くもそのまま)
- 主人公が最初からかっこいい作品を求めている人
- ギャグパートのノリが古く感じる世代
次に見るなら
キン肉マン(1983年版)——当然だが、2世を見てから1世に戻ると見え方がかなり変わる。マンタローの父親が何者だったかを知ってから2世を再視聴すると、また別の層が見えてくる。順番を逆にするのも一つの楽しみ方だと思っている。
超電磁ロボ コン・バトラーVではなく——世代的な「2世もの」の文法に興味が出たなら、リングにかけろもアリ。格闘スポーツ×少年の成長×親世代の影という構造が近く、あちらも声のキャスティングが芝居として面白い。
タイガーマスクW——2016年の作品だが、「伝説の先代とその継承者」というテーマを現代的な作画でやり直している。2世ものの文法を別アングルから見たいときに。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『キン肉マンII世』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。複数の主要サービスで視聴できるため、すでに利用中のサービスがあればすぐに視聴を始められます。無料トライアルを活用すれば、まずは気軽に第1話から試してみるのがおすすめです。