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BLUE DRAGON 天界の七竜
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 51話 |
| 原作 | ゲーム |
ブルードラゴンシリーズの出来事の後、シュとブーケは将軍ロギの侵略軍に対抗するため、レジスタンスグループに参加する。シュの影の相手であるブルードラゴンを復活させる力を持つ謎の少女ノイに出会い、赤いドラゴンの追跡から彼女を救う。シュと仲間たちはドラゴンの目的を発見し、試練を乗り越えるための新たな旅に出発する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ブルードラゴンシリーズの続編。かつての戦いを経たシュとブーケは、将軍ロギ率いる侵略軍に立ち向かうレジスタンスへと加わる。ある日、シュの影の使い「ブルードラゴン」を復活させる不思議な力を持つ少女ノイと出会い、彼女を追う赤いドラゴンの手から救い出す。ノイをめぐる謎、そしてドラゴンたちの真の目的とは何か――シュたちは新たな試練に立ち向かうべく、再び旅へと踏み出す。
みどころ・魅力
① ゲームから続く世界観の拡張
Xbox 360用RPG「ブルードラゴン」を原作とするシリーズ第2期。前作アニメや原作ゲームの設定を踏まえつつ、侵略軍との対立やレジスタンスという新構図が加わり、スケールアップした冒険が展開される。前作ファンにも新規視聴者にも入りやすい作りが特徴。
② 謎の少女ノイが物語のカギを握る
影の使いを復活させる力を持つという異質な存在・ノイの登場が物語に緊張感を与える。彼女の出自や能力の秘密が徐々に明かされる構成となっており、ドラゴンたちが何を目的とするのかという謎解き要素が視聴の牽引力になっている。
③ 冒険・ギャグ・ファンタジーのバランス
シリアスな世界観の中にもコメディ要素が散りばめられており、子どもから大人まで楽しめる作風。キャラクターたちの掛け合いや予想外の展開が軽快なテンポで続く。2008年放送作品ながら、ファンタジーRPG的な世界観が好きな視聴者には今でも刺さる一作。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | ユキヒロマツシタ |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 鳥山明 |
| 音楽 | 植松伸夫、大橋恵 |
| 音響監督 | 高桑一 |
| OP | ジル・デコイ・アソシエーション「光の指す方へ」 |
| OP | 渡り廊下走り隊「青い未来」 |
| ED | ジル・デコイ・アソシエーション「蕾」 |
| ED | リード「Sunnyday」 |
| ED | 下川みくに「い~じゃナイ!?」 |
| ED | 下川みくに「蕾 ~ tsubomi ~」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ブルードラゴンのアニメって2期まであったんだ」と知ったのは、ゲームの話をしていたときだった。Xbox 360でプレイした記憶はある。坂口博信が関わって、鳥山明がキャラデザして、なんか話題になっていた、あのブルードラゴン。それがアニメ化されて、さらに続編『天界の七竜』まで出ていたとなると、さすがに確認しないわけにはいかない。
最初に数話見た印象は、「わりとちゃんと少年バトルアニメをやっている」だった。深夜でも朝でもない、子供向けゾーンのフォーマットをきっちり守っている感じ。ゲームのキャラが動いているのを見るだけで満足できる人には十分すぎるし、逆に言うと、それ以上を期待して見るものでもない。2回目に見たとき気づいたのは、ノイというキャラの立ち位置の巧さで、謎の少女が持つ力の「意味」が、思ったよりちゃんと物語の骨格になっていた。
「守る力」を持った子供が、守ることを学ぶまでの話
この作品が単なるゲームのアニメ版続編ではなく、独自のテーマを持っているとしたら、それは「圧倒的な力を持ちながら、その使い方がわからない者が、仲間とともに答えを探す」という構図だと思う。
ノイは青き竜を復活させる力を持っているが、彼女自身はその力がなんのためにあるのかを知らない。力があるから狙われる。狙われるから守られる。でも守られているだけでは何も解決しない。この三角形の中をぐるぐる回りながら、物語が少しずつ前進していく構造だ。
シュも似たような位置にいる。ゲームの時点で強大な力を手にしたはずなのに、新たな脅威の前ではまた「守れないかもしれない」という不安を抱える。力の継続ではなく、力の更新が求められている。
ロギ将軍率いる侵略軍という外敵の存在は、単純な悪役にとどまらず、「組織の論理に従う力」対「個人の意思による力」という対比としても機能している。レジスタンスという選択は、制度に抵抗する力の使い方でもある。2008年の子供向けアニメとして、そのメッセージはさりげなく、でもちゃんと埋め込まれていた。
生天目仁美が演じるノイの声は、「守られている無力さ」と「自分の中に何かを持っている予感」を同時に表現していて、このキャラの二面性を支えていた。大人になってから見ると、子供向けの演出の中にある芝居の密度が見えてくる。
特に刺さったシーン
赤いドラゴンの追跡からノイを救う序盤のシーン。逃げることしかできない状況で、シュがとっさの判断で仲間を動かす場面は、「主人公がなぜ主人公なのか」を説明セリフなしに見せていて、演出として素直に好きだった。戦略があるわけじゃない、でも迷わない。そのテンポが気持ちいい。
浪川大輔演じるジーロの動くシーンは、声のトーンが「信頼できる大人」と「どこか事情を抱えている人物」の境界線上を歩いていて、毎回聞き直したくなる。出演作313本のキャリアが伊達じゃないというか、セリフの隙間の空気が違う。
山口勝平のアンドロポフは、コメディ要素が強いシーンでの抜け感が絶妙で、シリアスな展開の直前に笑いを入れるタイミングが作品のテンポを支えていた。こういう役をこの密度でやれる人は、数えるほどしかいない。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ゲーム版ブルードラゴンをプレイしていて、キャラクターの声と動きを確認したい人
- 2000年代の少年バトルアニメのフォーマットに懐かしさを感じる人
- 浪川大輔・山口勝平・生天目仁美の声が好きで、彼らの仕事を網羅したい人
- 子供向けアニメの中に埋め込まれた「力の意味」系テーマを掘り下げて見る癖がある人
合わない人
- ゲームを未プレイで、世界観の前提知識なしに見ようとしている人
- 複雑な人物描写や濃密な心理描写を期待している人
- 話数が進むごとに設定が深化していくタイプの物語を期待している人
- 配信サービスで手軽に見たい人(現在はTSUTAYA DISCASかDVD購入が実質唯一の手段)
次に見るなら
ブルードラゴン(第1期)は当然の前提として、見ていない場合はそちらから。天界の七竜は続編なので、前作のキャラクター関係と世界観を把握してから入るのが正しい順番。同じくDVD・TSUTAYAで確認できる。
ゲーム原作の少年バトルアニメとして近いのはテイルズ オブ ジアビス。2008年ごろのRPGアニメ化路線の代表格で、原作ファンとアニメ単体視聴組の両方が一定の満足を得られる構造を持っている。バトルと仲間の絆というフォーマットが好きなら自然に合う。
「謎を持った少女が物語の核になる冒険系」という軸で選ぶならソウルイーターも近い。2008年放送でほぼ同時代作品。こちらはより尖った演出とキャラの濃さがあり、子供向けの皮を被りつつ妙に引っかかるものを残す点が共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では、BLUE DRAGON 天界の七竜は主要な定額動画サービスでの配信は確認されていません。視聴を検討する場合は、DVD・Blu-rayなどのパッケージ作品を探すのが現実的な手段です。配信状況は随時変わる可能性があるため、各サービスで最新情報をご確認ください。