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2016

BORUTO -NARUTO THE MOVIE- ナルトが火影になった日
★ 3.5 / 5.0アクションコメディ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
第七代目火影となったナルトの就任式の日、謎の敵が現れ式典を襲撃します。ナルトは火影としての責務と、父としての顔の間で葛藤しながらも、仲間たちの助けを得て敵に立ち向かいます。ボルトは、そんな父の姿を見て、火影になることの重みと責任を改めて感じるのでした。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
木ノ葉隠れの里に、第七代目火影となったうずまきナルトの就任式の日が訪れます。里中が祝賀ムードに包まれるなか、突如として謎の敵が式典の会場を襲撃。かつて尾獣の力をめぐる戦いを経て平和を取り戻したはずの里に、新たな脅威が忍び寄ります。火影としての責務を背負ったナルトは、里と仲間を守るために立ち上がりますが、その胸には父として家族と向き合えない葛藤も抱えていました。そんな父の背中を見つめる息子ボルトは、火影という立場の重みと、誰かを守ることの本当の意味を少しずつ理解していきます。世代を超えて受け継がれる忍の絆が試される一日が幕を開けます。みどころ・魅力
① 火影就任の日に描かれるナルトの「もう一つの顔」
里のヒーローとして頂点に立ったナルトが、同時に一人の父親として揺れる姿が丁寧に描かれます。長年応援してきたファンほど、彼が手にしたものと、その裏で抱える不器用さの両面にぐっと胸を打たれるはずです。憧れの存在が大人になった今だからこそ響く一作です。② ボルトの視点から見える「次世代の物語」
本作は父ナルトを見つめる息子ボルトの視点が物語の軸になっています。偉大すぎる父への複雑な思いと、火影という存在への憧れと反発。新世代の主人公が何を感じ、どう成長していくのかが凝縮されており、続くシリーズへの入り口としても見逃せません。③ 緊迫感あふれる式典襲撃と忍術アクション
祝賀の場を一変させる敵の襲撃シーンは、緊張感とスピード感が抜群です。ナルトと仲間たちが繰り出す多彩な忍術と連携が、お祝いムードから一気にバトルへと転じる演出で盛り上げます。短い尺ながらアクションの密度が高く、最後まで目が離せません。キャスト・声優一覧

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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、ナルトは途中で降りた口だ。疾風伝のどこかで生活が忙しくなって、気づいたら戦争編がとっくに終わっていた。だからこのSPを再生したときも「ああ、あいつ最終的に火影になったのか」くらいの距離感で、感慨らしい感慨はなかった。最初はそのつもりで流し見していた。ところが就任式という、本編をきっちり追ってきた人間に向けた「ご褒美」の構図が見えてきて、置いていかれた側の自分がちょっと寂しくなってくる。2回目に見たときは、その寂しさごと込みで、これは「夢の続き」じゃなくて「夢が終わった次の朝」の話なんだと腑に落ちた。離脱組には離脱組なりの刺さり方がある。夢を叶えた後にやってくる、いちばん地味な戦い
火影になる、という目標は本編をずっと引っ張ってきたエンジンだった。ただこのSPが扱っているのは、その目標を達成した「あと」だ。就任式という、物語的にはゴールテープを切る瞬間に、わざわざ襲撃を被せてくる。ここに作り手の意地を感じる。叶えた夢は飾っておける記念品じゃなくて、叶えた瞬間から守らなきゃいけない責任に変わる、という当たり前を、お祝いムードの真ん中でやる。 この作品は単なるお祭り映画ではなくて、「役割と個人のあいだで人は引き裂かれる」という話だと思っている。ナルトはこの日、火影としてみんなの前に立たなきゃいけないと同時に、ボルトの父親でもある。孤児として「自分を見てほしい」と叫び続けた子どもが、今度は「全員を見なきゃいけない」立場になり、その代償としていちばん近い家族をちゃんと見られなくなる。この皮肉が静かに効いてくる。承認されたくて頑張った人間が、承認する側に回った瞬間に背負うものの重さ。 そしてその重さを、当のナルト本人ではなくボルトの目線で測らせるのがうまい。父の背中を「すごい」と仰ぐ話ではなく、「あんなものを背負ってまで欲しいものなのか」と次の世代が立ち止まる話になっている。夢の達成を一度ばらして、その重量を子どもに量らせる。離脱した自分みたいな人間にすら、欲しかったものを手に入れた人の横顔って案外しんどそうだな、と思わせてくる。そこがいい。特に刺さったシーン
やっぱり終盤、火影の責務と父親の顔がぶつかる展開で、竹内順子のナルトが一瞬だけ「火影の声」から「ただの父親の声」に落ちる瞬間がある。あそこで思わず姿勢を正した。十数年あの役をやってきた人の積み重ねが、声色のわずかな揺れに全部乗っている。叫ぶ芝居じゃなく、こらえる芝居でぐっとくるタイプの見せ場だ。序盤の式典が華やかに崩されていくくだりも、お祭りの空気をわざと壊しにいく演出で好きなんだけど、刺さったのはもっと小さいところ。仲間たちが当たり前みたいに駆けつけてくる画で、ああ、この距離感を積み上げてきた本編勢はここで泣くんだろうな、と。降りた自分は泣けないけど、泣ける場所がどこにあるかははっきり見えた。それで充分だった。読んで見たくなったら——『BORUTO -NARUTO THE MOVIE- ナルトが火影になった日』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を追い続けて、ナルトの火影就任を「待っていた」人。これは完全にあなたへのご褒美
- 夢を叶える話より、叶えた後にどう生きるかの話に弱い人
- 親になった主人公、役割と個人のあいだで揺れる大人の顔が好きな人
- 声優の積み重ねが芝居の機微に出る瞬間を味わいたい人
合わない人
- TVシリーズ未見で、キャラの関係性を一から知りたい人(前提知識ありきで進む)
- 就任式というイベント自体に思い入れがない、完全な新規層
- 派手なバトルの密度を主目的に観たい人。重心はもっと内側にある
次に見るなら
まずは素直にBORUTO -NARUTO NEXT GENERATIONS。このSPで「父の背中を測る側」に立ったボルト自身の物語が始まる。火影の重さを外から眺めた人間が、今度は自分の番として歩き出す続きを観られる。 役割の継承と「シンボルであることの重さ」をもっと正面から描くなら僕のヒーローアカデミア。憧れの背中を追い、力と責任を受け継いでいく構造がナルトの系譜と地続きで、就任式の重さに反応した人なら確実に効く。 肩の力を抜きつつ「任務と家族のあいだで引き裂かれる親」を観たいならSPY×FAMILY。トーンは軽いけれど、公の顔と父親の顔を両立できずに揺れる構図はこのSPと同じ急所を突いてくる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「BORUTO -NARUTO THE MOVIE- ナルトが火影になった日」は、dアニメストア、U-NEXT、Netflix、Huluの4つの配信サービスで視聴することができます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているプラットフォームがあればすぐに楽しめるのが嬉しいポイントです。ナルトからボルトへと受け継がれる物語を、お好みの環境でぜひご覧になってみてください。