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冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | TYPHOON GRAPHICS |
冒険家ベルグリーブは獣に片足を失い、静かな生活に引退した。ある日、森でハーブを集めていると、捨てられた子どもを救う。アンジェリンは父親と修行し、やがて王都の冒険者ギルドでS級を達成する。五年後、彼女は故郷への帰路につく。ベルグリーブは冒険家として再び輝く機会を得られるのか。アンジェリンは無事に家に帰り着くのか。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて獣に片足を奪われ、冒険者を引退したベルグリーブ。森でハーブを摘んでいた彼は、捨てられた赤ん坊を見つけ、アンジェリンと名付けて我が子として育てます。やがて父を慕い、父のように強くなりたいと願う少女は、冒険者を目指して王都へと旅立ちました。厳しい修行を重ねた彼女は、ギルドで最高位のSランクにまで上り詰めます。それから五年——大好きな父に会うため、アンジェリンは故郷への帰路につきます。引退した父と、強くなった娘。離れて過ごした親子の再会と、それぞれの新たな一歩を描く、心温まる冒険ファンタジーです。みどころ・魅力
① 親子の絆が紡ぐ、優しいファンタジー
本作の核は、血のつながらない父娘の深い愛情です。片足を失った元冒険者の父と、彼に憧れて強くなった娘。離れて暮らした五年の時を経た再会には、戦いだけでは語れない温かさがあります。心がほっと和むストーリーが魅力です。② Sランクに上り詰めた娘の成長譚
捨てられた赤ん坊だったアンジェリンが、父の背中を追って王都で最高位の冒険者へと成長する姿は痛快そのもの。父譲りの強さと、父を想う一途な気持ちが、彼女の冒険を支えます。ひたむきなヒロインの活躍から目が離せません。③ 再び輝きを取り戻す父の物語
静かな隠居生活を送っていたベルグリーブにも、もう一度冒険者として輝く機会が訪れます。年齢や身体のハンデを抱えながらも前を向く父の姿は、娘の物語と並ぶもう一つの見どころ。世代を超えた二つの冒険が交差します。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 村田尚樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 百瀬祐一郎 |
| 原作 | 門司柿家 |
| 原案キャラデザ | |
| キャラクターデザイン | 柴田淳 |
| 音楽 | 藤間仁 |
| 美術監督 | 加藤賢司 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 南條愛乃「閃」 |
| ED | やなぎなぎ「homeward journey」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルで全部わかるやつ、と思いながら再生した。「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」——情報量が多いのか少ないのか、オチまで書いてある。それでも見てしまうのは、たぶん「娘」の二文字に弱いからだ。一周目は、片足を失って森に引っ込んだ男の、抑えた声に持っていかれた。で、二周目で気づいた。これ、娘がSランクになる話じゃない。娘がいなくなった五年間を、ひとりで森で過ごした側の話だ。タイトルが派手な分、中身の静けさに不意打ちされる。最初に身構えていたテンションと、実際に流れてくる空気の温度差で、こっちのペースが崩れる。そういう作品だった。
強くなった娘より、待っていた父を映す——「不在の五年間」という主題
この作品は、強さのインフレを描く冒険譚ではない。アンジェリンがSランクに上り詰める過程は、ほとんど画面に出てこない。それは過去として、伝聞として、彼女が帰ってきたあとに少しずつ漏れてくるだけだ。じゃあ何を五年ぶんの尺で描いているかというと、送り出した側の時間のほうなんだと思う。ベルグリフ——諏訪部順一の声が、これ以上ないくらいハマっている。冒険者として一度終わった男が、拾った子を育て、強くしてしまって、そして手放す。手放したあとの森の静けさを、彼の声のトーンひとつで成立させてしまう。派手な戦闘で語る作品なら誰の声でもいいが、これは無音に近い場面で感情を持たせないといけない。そこに諏訪部の低い声が効く。単なる「娘無双モノ」だと思って入ると、軸がまるで逆だと気づく。無双しているのは娘で、語りの主体は、無双できなくなった父だ。失った片足は、たぶん比喩でもある。一度諦めた人間がもう一度動き出せるのか——その問いを、剣ではなく日常の所作で積み上げていく。強くなることより、強くなった誰かを見送って、また迎える側の覚悟。そこを五年かけて見せようとしているのが、この作品の芯だと受け取った。タイトルの軽さは、たぶん罠だ。
特に刺さったシーン
序盤、ベルグリフが捨てられた子どもを森で抱え上げるくだり。ここで諏訪部の声が、決意でも憐れみでもなく、ただ「しょうがないな」という諦めに近い温度で出るのが良かった。覚悟を決めた英雄の声じゃない。引退した中年の、生活のなかの選択としての声だ。そして終盤、五年ぶりに帰ってきたアンジェリン——早見沙織が、王都ではS級冒険者の顔をしているのに、父の前ではただの娘の声に戻る。あの切り替えの落差で、思わず画面を止めた。井上麻里奈のヘルベチカ・ボルドーが場を締め、吉野裕行のカシムが軽さを足し、大久保瑠美のミリアムが温度を上げる。脇のバランスが効いているから、父娘の静かなシーンがちゃんと沈む。声優の演技で泣かせにくるタイプではないのに、戻ってきた娘が父を見つけたときの早見の小さな声で、こっちの喉が詰まった。
読んで見たくなったら——『冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手な戦闘より、戦いの「あと」や「あいだ」の時間に弱い人
- 育てて送り出して迎える——親側の感情に共感できる人
- 諏訪部順一の抑えた低音を浴びたい人
- スローライフ寄りのほのぼのファンタジーが好きな人
合わない人
- タイトル通りの「娘無双」をテンポよく見たい人
- 毎話バトルで盛り上がりたい人
- 強さのインフレと俺TUEEEを期待している人
- 静かな間(ま)を「展開が遅い」と感じてしまう人
次に見るなら
父と娘の距離感がそのまま刺さったなら、うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。。拾った子を育てる親バカ系ファンタジーで、premise がほぼ地続き。あっちは砂糖多めだが芯は同じだ。
「冒険のあと」「待つ側の時間」に反応したなら、葬送のフリーレン。冒険が終わってから始まる物語で、過ぎていく時間と見送りを描く。テーマの肌触りが近い。
もっと穏やかな空気に浸りたいなら、神達に拾われた男。拾われて、受け入れられて、静かに暮らす——あの森の温度が好きなら、たぶん合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluの6サービスで視聴できます。大手の動画配信サービスを幅広くカバーしているため、すでに加入しているサービスがあれば、そのまま追加料金なしで楽しめる場合も多いはずです。アニメ作品を多数取り揃えたdアニメストアやU-NEXTなら、関連作品とあわせてじっくり鑑賞できます。
