月刊少女野崎くん ミニOVA

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2014月刊少女野崎くん ミニOVA

月刊少女野崎くん ミニOVA

★ 3.8 / 5.0コメディラブコメ
放送年2014年
フォーマットスペシャル
話数6話
原作漫画
制作Doga Kobo

女子高生の佐倉千代は、人気少女漫画家「夢野咲子」として活動する野崎梅太郎に片思いをしています。千代は勇気を出して告白しますが、野崎は千代を熱心なファンだと勘違いし、アシスタントとして雇うことになります。野崎の奇行に振り回されながらも、千代は彼のアシスタントとして、また友人としても、野崎やその周りの個性豊かな人々との日常を繰り広げます。ミニOVAでは、テレビアニメでは描かれなかったエピソードや、キャ

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

女子高生の佐倉千代は、クラスメイトの野崎梅太郎にひそかな恋心を抱いています。勇気を出して告白するものの、人気少女漫画家「夢野咲子」として活動する野崎は、千代を熱心なファンだと勘違いし、漫画のアシスタントとして雇い入れてしまいます。トーンを貼り、ベタを塗りながら、千代は野崎やその周囲に集まる個性豊かな面々との賑やかな日常に巻き込まれていきます。ミニOVAでは、テレビアニメ本編では描かれなかった小さなエピソードの数々が、ショートサイズで軽やかに描かれます。

みどころ・魅力

① すれ違い続ける恋とテンポのよいギャグ

千代の恋心が一向に伝わらない絶妙なすれ違いが、本作最大の笑いどころです。野崎の天然ぶりと、それに振り回される千代のリアクションがテンポよく重なり、短いミニOVAでも本編譲りのコメディの切れ味をしっかり味わえます。

② 強烈な個性が光るキャラクターたち

王子様キャラを演じる女子・鹿島、クールな見た目と裏腹な御子柴、男前すぎる堀先輩など、一癖も二癖もある面々が勢ぞろい。ミニOVAでは脇キャラにも見せ場があり、それぞれの意外な一面に触れられるのが楽しいポイントです。

③ 本編では描かれなかった日常の小ネタ

テレビアニメで拾いきれなかった些細なやり取りや日常の一コマを、ショートエピソードとして凝縮。ファンにとっては「あの場面のその後」や「語られなかった裏側」を覗くような、本編の隙間を埋める贅沢な楽しみが詰まっています。

キャスト・声優一覧

佐倉千代
佐倉千代
メイン
小澤亜李
野崎梅太郎
野崎梅太郎
メイン
中村悠一
御子柴実琴
御子柴実琴
メイン
岡本信彦
鹿島遊
鹿島遊
メイン
中原麻衣
堀政行
堀政行
メイン
小野友樹
瀬尾結月
瀬尾結月
メイン
沢城みゆき
若松博隆
若松博隆
メイン
木村良平

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スタッフ

キャラクターデザイン谷口淳一郎

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アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編が好きだった、というだけの理由で再生ボタンを押した。月刊少女野崎くんのミニOVA、正直なところ「本編の余りもの」くらいに思っていたのが最初の温度感で、期待というよりは惰性に近かった。ところが見始めて数分で姿勢が戻った。尺が短いぶん、ギャグの密度がやたら高い。本編で20分かけて転がしていた間(ま)の取り方を、ここでは数十秒に圧縮してぶつけてくる。最初は「詰め込みすぎでは」と思ったのに、2回目に見たときには逆だった。この短さこそが、このメンバーの会話のテンポに合っている。間延びしない野崎くんは、こんなに気持ちいいのか、と。本編を一周してキャラの呼吸を覚えている人間だからこそ刺さる、補講みたいな代物だった。

少女漫画家の話なのに、誰ひとり恋愛が進まないという様式美

月刊少女野崎くんという作品の芯は、少女漫画を描いている当人たちが、その少女漫画の文法を一ミリも自分の人生に適用できないところにある。野崎は乙女心を紙の上で量産する職業作家でありながら、目の前の佐倉千代の好意にはまるで気づかない。中村悠一の、あの低くて平坦な声がいい。トキメキを描く男の声が、誰よりトキメキから遠い。この落差そのものがネタの発生装置になっている。

ミニOVAは、その様式美を凝縮して見せてくれる。新しい関係性の進展なんて一切ない。むしろ「進展しないこと」を笑いに変換する装置として全員が完璧に機能している。瀬尾は沢城みゆきの天然無双でまわりを薙ぎ倒し、御子柴は岡本信彦の声で勝手に恥ずかしがって勝手にダメージを負い、鹿島は中原麻衣の王子声で女子をうっかり落とす。誰も前に進まないのに、画面はずっと忙しい。

これは単なる「動かないラブコメ」ではなくて、動かないことを全員が全力で支えている群像劇だと、見返すたびに思う。恋愛が成就する快感ではなく、成就しない人間たちの生態をただ眺める快感。少女漫画の真逆を、少女漫画家を主役にして描く。その悪趣味な完成度が、短い尺でいっそうくっきり立ち上がってくる。

特に刺さったシーン

序盤の、ささいな日常会話がそのまま事故に発展していくくだりで、思わず巻き戻した。誰も悪意がないのに、勘違いと天然が複利で膨らんでいく、あの野崎くん特有の転がり方が短時間に詰まっている。とくに瀬尾が絡む場面、沢城みゆきの「悪びれなさ」の演技が抜群で、相手の困惑を一切回収しないまま会話を次のレールに乗せてしまう。あの理不尽な推進力は、声の置き方ひとつで成立しているんだとあらためて唸った。

もうひとつ、若松が瀬尾の歌声に振り回される定番の構図。木村良平の、消耗しきった少年の声がいい。終盤の、感情の行き場がなくなって素に戻ってしまう一瞬の芝居で、思わず笑ってから少し切なくなった。報われない側の人間を、ちゃんと愛おしく描くのがこの作品のうまさで、ミニOVAでもそこは手を抜いていない。

読んで見たくなったら——『月刊少女野崎くん ミニOVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズを完走して、キャラの呼吸やお約束を体に入れている人
  • 恋愛が進展しないこと自体を面白がれる、様式美派のラブコメ好き
  • 沢城みゆき中村悠一あたりの「声で笑わせる」芝居を堪能したい人
  • 本編の余韻をもう少しだけ延長したい、補講歓迎タイプ

合わない人

  • 本編未見で、ここから入ろうとしている人(前提知識ありきの作り)
  • ラブコメに明確な進展・決着を求める人
  • 短編の凝縮されたテンポより、じっくりした構成を好む人

次に見るなら

恋愛が進まないことを芸にしている群像コメディが好きなら、まずは大元の月刊少女野崎くん本編をもう一周してほしい。ミニOVAはあくまで補講なので、本体の密度を味わい直すのが一番効く。

勘違いと天然がすれ違い続ける構図にハマったならからかい上手の高木さんもおすすめ。攻守がはっきりしている甘さの中に、報われない側の可笑しさが効いている。

個性の強いメンバーが日常をひたすら転がすテンポ感が好きなら男子高校生の日常を。意味のない会話が事故に化けていく呼吸は、野崎くんの笑いと地続きだと思う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「月刊少女野崎くん ミニOVA」は、dアニメストアで視聴することができます。本編とあわせて、短編ならではの軽快なエピソードを手軽に楽しめます。気になる方はdアニメストアの配信ページをチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 月刊少女野崎くん ミニOVAはどこで見られますか?
A. dアニメストアで配信されています。テレビアニメ本編とあわせて、ミニOVAのショートエピソードも視聴できます。
Q. テレビアニメを見ていなくても楽しめますか?
A. ミニOVAは本編の世界観やキャラクターを前提とした短編です。先にテレビアニメを視聴しておくと、登場人物の関係性がわかりキャラクターの掛け合いをより楽しめます。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. すれ違いの恋を軸にしたコメディ・ラブコメ作品です。個性的なキャラクターたちの賑やかな日常を、笑いを交えながらテンポよく描いています。
Q. ミニOVAはテレビアニメとどう違いますか?
A. 本編では描かれなかった小さなエピソードを、短編として軽快に描いているのがミニOVAの特徴です。日常の小ネタやキャラクターの意外な一面を短い尺で楽しめます。

まとめ

「月刊少女野崎くん ミニOVA」は、dアニメストアで視聴することができます。本編とあわせて、短編ならではの軽快なエピソードを手軽に楽しめます。気になる方はdアニメストアの配信ページをチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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