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私がモテてどうすんだ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
芹沼葵は腐女子で、男同士が仲良くしている姿を見ると妄想に浸るのが大好き。推しアニメキャラの死をきっかけに激やせしてしまう。すると学校の4人のイケメンから告白されるが、彼女には興味がない。むしろ、彼ら同士がカップルになることを望んでいるのだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
芹沼花依(せりぬまかえ)は、男同士の友情や絆に萌えを感じる熱烈な腐女子。ある日、推しアニメキャラクターの突然の死というショックで食欲を失い、気づけばぽっちゃり体型からスリムな美少女へと激変してしまう。すると、クラスの人気者4人――イケメン4兄弟のような先輩・後輩たちから次々と告白される事態に。しかし花依の頭の中は「この4人がカップルになってくれたら……!」という妄想でいっぱい。恋愛対象は彼らではなく、彼ら”同士”なのだ。
みどころ・魅力
① 腐女子目線が生み出すハチャメチャなラブコメ展開
主人公・花依は4人のイケメンから求愛されながらも、彼らを「カップリングの駒」としか見ていない。デートや告白シーンが花依の妄想によって次々とカオスな方向へ転がっていく様子は、腐女子でなくても笑えるギャグとして機能しており、テンポよく展開する。
② 個性豊かな4人のキャラクターと微妙な関係性
王子系・スポーツ系・クール系・後輩系と、4人それぞれのキャラクターが立っており、花依に振り回されながらも本気で想い続ける姿が微笑ましい。「誰が一番花依に近づけるか」という競争心と、仲間意識が入り混じった男子たちの関係性も見どころのひとつ。
③ アニメオタクへのリアルな共感ポイント
推しキャラの死に絶望する冒頭シーンをはじめ、作中にはアニメ・マンガファン特有のあるあるが随所に散りばめられている。「オタクの熱量と現実のギャップ」を笑いに変える描写が多く、オタク文化に親しみのある視聴者ほど深く刺さるコメディとなっている。
キャスト・声優一覧




















スタッフ
| 監督 | 石踊宏 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| キャラクターデザイン | たむらかずひこ |
| 音楽 | 川田瑠夏 |
| OP | 小野友樹「Prince×Prince」 |
| ED | 村川梨衣「ドキドキの風」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
逆ハーレムもの、と聞いて正直ちょっと距離を置いていた。どうせ美少女が美男子に囲まれて困る話でしょ、という先入観で。見始めたのは深夜の惰性で、「評判は悪くないらしい」程度の温度だった。 で、第1話で主人公がBL妄想で鼻血を噴いているところを見て、あ、これは違う種類のものだ、と気づいた。 芹沼花依は確かにモテる。モテるけど、彼女にとってそのイケメンたちは「自分の恋愛対象」ではなく「理想のカップリング素材」にしか映っていない。この逆転が面白くて、2話以降はわりと前のめりで見ていた。2回目に見たときは、告白シーンのたびに花依の脳内がどう暴走するかを待ち構えるようになっていて、それはそれで歪んだ楽しみ方だったと思う。笑えて好きな作品。「好き」の向く方向が全員ずれている話——妄想と現実の間で
この作品は単なる「腐女子がモテるギャグ」ではない、と言うと少し大げさに聞こえるかもしれない。でも少なくとも2回見た感想として、そこだけじゃない何かがある。 花依の「好き」の向かう先が、ずっとずれ続けている話だと思って見ていた。 彼女は推しキャラの死で激やせして、外見の変化によって周囲からの注目を浴びる。でも本人の中身は何も変わっていない。BLが好きで、男同士が仲良くしているだけで昇天しそうになる腐女子のままだ。4人のイケメンに囲まれても、彼女の頭の中では彼らが自分に告白している図よりも、彼ら同士が見つめ合っている図の方が解像度が高い。 これを「ギャグのための設定」と割り切って見ることもできる。実際そのズレが笑いの源泉になっているわけだし。ただ、もう少し丁寧に見ると、花依は自分の「好き」の在り方について、誰にも謝っていない。迷惑をかけることには申し訳なさそうにするけど、自分が腐女子であることについては一貫してブレない。 逆ハーレムものの主人公が持ちがちな「なんで私が……」「私なんかじゃ……」という引け目が、花依にはほとんどない。彼女にとって問題なのは「モテてしまっていること」ではなく、「せっかく目の前にいる彼らをカップリングしたい衝動が止まらないこと」だ。 キャスト面で言うと、松岡禎丞さんが演じる四ノ宮隼人の少年漫画的な熱量と、中村悠一さんの六見一馬が持つ落ち着いたトーンの対比が、花依の妄想に程よい燃料を供給し続ける構造になっている。声のトーンだけでキャラの立ち位置が分かる設計が上手い。さらに六見遊馬を島﨑信長さんが演じていて、一馬との兄弟対比がまた別ベクトルの火種になる。沢城みゆきさんが演じる二科志麻が加わってからは、「男性陣しかいない逆ハーレム」という前提まで揺らぎ始めて、見ていてジャンルの外枠を広げてくる感覚があった。特に刺さったシーン
中盤以降、花依が「これってもしかして……?」と自覚し始める手前のシーンが個人的には好きだった。妄想に全振りしている状態から、現実の相手をちゃんと見てしまう瞬間の、あの微妙な表情の変化。 作画的にも、妄想シーンは思い切りデフォルメされているのに、現実に戻ってきたときの花依の顔が妙にリアルで、そのギャップが笑えるし少し切ない。 小林ゆうさんが花依を演じているんだけど、妄想突入時の叫び声と、現実でとっさに誤魔化しているときの早口のテンポが、キャラの二重生活をそのまま音で表現している。妄想モードの花依と現実モードの花依、どちらもちゃんと「同一人物」に聞こえる。それが地味にすごいと思う。 序盤で体型が戻りかけたときの周囲の反応と、花依自身の反応の落差もよかった。外見の変化に一喜一憂している周りを尻目に、花依は「推しのポスター買い直さなきゃ」みたいなことを考えている。そのズレが安定していて、笑えるうちに少し安心する。読んで見たくなったら——『私がモテてどうすんだ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人- 腐女子・腐男子の人、あるいは「妄想を生きがいにしている」自覚がある人
- 逆ハーレムものの「お約束」を分かった上でひねったものが見たい人
- 主人公がブレないコメディが好きな人
- 声優の演技を意識して見るタイプ(キャスト陣の個性が噛み合っている)
- ちゃんとした恋愛模様を楽しみたい人(そっちはおまけ程度)
- 主人公に素直に感情移入する系の見方をする人(花依は独自路線すぎる)
- BLネタの繰り返しがキツい人
- ラブコメに明確なゴールと決着を求める人
次に見るなら
月刊少女野崎くん(2014年)と並べて見ると面白い。こちらも「少女漫画の主人公なのにロマンスに全然興味がない」という構造で、ジャンルのお約束を逆手に取るコメディとしての設計が近い。恋愛要素より笑いを取りにいく温度感が似ていて、どちらかを見た後でもう一方を見るとジャンルへの解像度が上がる。 ヲタクに恋は難しい(2018年)は社会人版の「オタクが恋愛する話」で、『私モテ』より少し地に足がついている。花依ほど突き抜けてはいないけど、「オタク属性と恋愛感情の同居」というテーマの変奏として続けて見ると、比較が面白い。 ゲーマーズ!(2017年)はすれ違いコメディとして相性がいい。主人公の「好き」が周囲にまったく伝わらないまま話が転がり続ける構造と、ギャグのテンポが『私モテ』を見た後の口直しになる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『私がモテてどうすんだ』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。サブスクに加入済みであれば追加費用なく楽しめる環境が整っているので、気軽に第1話から試してみてください。
よくある質問
まとめ
『私がモテてどうすんだ』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。サブスクに加入済みであれば追加費用なく楽しめる環境が整っているので、気軽に第1話から試してみてください。
