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2013

AURA~魔竜院光牙最後の闘い~
★ 3.5 / 5.0コメディドラマラブコメ
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | AIC A.S.T.A. |
中二病の妄想に浸っていた佐藤一郎は、転校して新しい人生をやり直そうとしていた。しかし、青いマントを着た異世界の研究者だと名乗る少女に出会ってしまう。一郎は彼女を避けようと必死だが、やがて彼女に巻き込まれていく運命に逆らえなくなる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて「中二病」をこじらせ、自らを異世界の戦士だと思い込んでいた佐藤一郎。痛々しい過去を封印し、高校進学を機に普通の人生をやり直そうと固く決意していた。ところが入学早々、青いマントを身にまとい「異世界からやってきた研究者」を名乗る少女・里見白羽と出会ってしまう。再び“あちら側”へ引き戻されることを恐れた一郎は彼女を全力で避けようとするが、白羽の純粋なまなざしと不器用な振る舞いに、次第に心を動かされていく。過去と向き合いながら、二人はぎこちない距離を縮めていく。みどころ・魅力
① 「中二病」を卒業した少年の青春群像
本作の核心は、痛い過去を持つ一郎が再び自分の“設定”と向き合う姿にあります。恥ずかしさやコンプレックスを抱えながらも前へ進もうとする姿は、思春期特有の不器用さをリアルに描き出しており、誰もがどこかで共感できる普遍的な青春ドラマとして仕上がっています。② 里見白羽という不思議な少女の魅力
異世界の研究者を名乗る白羽は、浮世離れした言動の裏に繊細さと孤独を抱えています。彼女の正体や事情が少しずつ明かされていく過程は物語の大きな推進力となっており、ヒロインとしての可愛らしさと切なさを兼ね備えたキャラクター造形が見どころです。③ コメディとシリアスの絶妙なバランス
中二病ネタによる笑いと、登場人物たちが抱える痛みや葛藤が巧みに織り交ぜられています。軽妙なやり取りに笑わされつつ、終盤にかけて静かに胸を打つ展開へと収束していく構成は、ラブコメと青春ドラマの両方を堪能したい人にぴったりです。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| 原案キャラデザ | mebae |
| キャラクターデザイン | 森田和明 |
| 音楽 | 大島ミチル |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| ED | クーリエ「僕らのセカイ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、タイトルだけで選んだ。「AURA~魔竜院光牙最後の闘い~」。魔竜院光牙って、字面が強すぎる。最後の闘いって何だ、と思って再生したら、出てきたのは異世界の戦士でもなんでもなく、過去の自分を必死で埋めようとしている、ただの転校生だった。最初の数分で「ああ、これはそういう話か」と背筋が少し冷えた。笑いに来たはずが、こっちの古傷を探りに来られた感覚。1回目はひたすら一郎に感情移入して苦しくなって、間を置いてもう一度見たら、今度は彼の周りにいる人間のほうに目がいった。同じ場面なのに、見るたびに痛む場所が変わる。そういう厄介な作品だ。恥ずかしかった自分を、なかったことにはできないという話
これは中二病をネタにして笑う作品ではない。むしろ逆で、「もう卒業した」と思い込んでいる側の痛みを、丁寧に剥がしていく話だ。佐藤一郎は、かつて魔竜院光牙だった。その黒歴史をなかったことにして、転校先で「普通の人間」としてやり直そうとしている。ところが彼の前に、青いマントを着て自分を異世界の研究者だと名乗る少女が現れる。つまり彼が必死で捨てたものを、まだ全身で抱えている人間が、目の前に立ってしまう。 ここで一郎が取る態度が、観ていて一番こたえる。彼は少女を遠ざけようとする。それは「変な奴に関わりたくない」からではなく、彼女を見ると過去の自分を直視させられるからだ。卒業したつもりの人間が、一番その時代を恥じている。なかったことにしたいという気持ちの裏には、なかったことにできていない事実がある。作品はそこを突いてくる。 単に「中二病、いいじゃないか」と肯定する話なら、ここまで引きずられない。AURAが残酷なのは、外側からの嘲笑をちゃんと描くところだ。妄想に浸る人間は周囲から笑われるし、傷つくし、現実は容赦しない。そのうえで、それでもその時間は本人にとって本物だった、と言い切る。恥ずかしさと、かけがえのなさを、同じ皿に乗せて出してくる。観終わったあと、自分が必死で消してきた過去の自分に、ちょっとだけ謝りたくなった。特に刺さったシーン
終盤、一郎が自分の過去から逃げきれなくなる流れがある。あそこで島﨑信長の声が、それまでの「平静を装った普通の声」から崩れていく。喉の奥が詰まったような、取り繕いが効かなくなった芝居で、聞いていてこっちまで呼吸が浅くなった。普通を演じている人間が普通でいられなくなる瞬間を、声だけで持っていく。 少女を演じる花澤香菜も容赦ない。妄想に浸っているときの揺るがなさと、ふとした拍子に見せる素のトーンの落差が絶妙で、彼女が「演技で強がっているわけではない」ことが声でわかる。だから一郎の困惑がこっちにも伝染する。周囲を固める斎藤千和や小林ゆうの面々も、ただのモブではなく、それぞれ「この年頃のしんどさ」を一言の芝居に詰めてくるから、教室の空気がやけに生々しい。序盤の屋上での会話シーンで、思わず画面から目をそらしたくなった。それくらい近い距離で撮られている。読んで見たくなったら——『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 昔のノートやハンドルネームを思い出して、いまだに机を叩きたくなる人
- 「中二病ネタ」を笑いだけで消費されると、なぜか少しムッとしてしまう人
- 恥ずかしい過去ごと自分を引き受ける、という話に弱い人
- 声優の細かい芝居で物語の温度を測るタイプの人
合わない人
- 派手なバトルや大きな事件で引っ張ってくれる劇場版を期待している人
- 中二病はあくまでギャグとして軽く笑い飛ばしたい人
- 登場人物の内面をじっくり追うより、テンポよく話が進んでほしい人
次に見るなら
過去の自分との折り合いという軸で続けたいなら、中二病でも恋がしたい!。妄想を抱えたまま生きる側を主役に据えていて、AURAが描いた「捨てる側」の裏返しとして効く。笑いの量は多いが、根っこの痛みは地続きだ。 自意識のこじれを、もっと痛々しく直視したいなら私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!。自分をどう見せるかで空回りし続ける感覚が、一郎の取り繕いと響き合う。 物語ごと自分の足元を掬われたい人には、同じく田中ロミオの色が濃い人類は衰退しました。乾いた語り口の奥に、人間への諦めきれなさが滲む。AURAの後味が忘れられない人は、たぶんこの肌触りも好きだ。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
劇場版アニメ『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』は、現在U-NEXTで視聴することができます。中二病を題材にした青春ラブコメをじっくり楽しみたい方は、U-NEXTでチェックしてみてください。配信状況は変更される場合があるため、視聴前に最新の情報を確認することをおすすめします。
