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2022

佐々木と宮野 恋に気づく前のちょっとした話。
★ 3.9 / 5.0コメディラブコメ日常系
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
漫画第9巻に同梱される未放映エピソード。風紀委員会が「第1紛失物捜査隊」を結成し、ある生徒の紛失した鍵束を探すために動き出す。彼らは手がかりを求めて学園内を調査し、予想外の展開に直面しながら事件解決を目指す。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
原作漫画第9巻に同梱された未放映エピソード。風紀委員会のメンバーたちが、ある生徒が失くしてしまった鍵束を捜し出すため、急きょ「第1紛失物捜査隊」を結成します。わずかな手がかりを頼りに学園内をくまなく調査していく一同。聞き込みや推理を重ねるうちに思いがけない発見が次々と飛び出し、事態は予想外の方向へ転がっていきます。本編とはひと味違う、ゆるくも騒がしい捜査劇のなかで、おなじみのキャラクターたちの新たな一面が垣間見える特別編です。みどころ・魅力
① 本編では見られない「捜査隊」結成の特別編
鍵束の紛失をきっかけに風紀委員会が捜査隊を結成するという、原作同梱ならではのコメディ色の強い設定が魅力です。シリアスとは無縁の肩の力が抜けた展開で、本編を知るファンほどニヤリとできる一編に仕上がっています。② キャラクターたちの掛け合いとゆるい日常感
捜査という名目のもと繰り広げられる、登場人物同士のテンポよい会話劇が見どころです。それぞれの個性が捜査の進め方に表れ、放課後のような気の抜けた空気感のなかで、キャラの新たな表情を楽しめます。③ 短編だからこそ気軽に楽しめる完結性
OVAならではのコンパクトな尺で、鍵束捜しという一つの出来事をきっんと描き切る構成です。予想外のオチへ向かう軽快な流れは、隙間時間にサクッと観たいときにもぴったりの一作になっています。キャスト・声優一覧

メイン
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スタッフ
| OP | ミラクル・チンパンジー「瞬き」 |
|---|---|
| ED | 佐々木秀明「いちごサンセット」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
漫画9巻のおまけ、と聞いて正直そんなに身構えずに再生した。佐々木と宮野の二人がメインじゃなく、風紀委員会の面々が落とした鍵束を探すだけの話だと知って、最初は「本編の箸休めか」くらいに思っていた。ところが見終わる頃には、この何でもない捜索劇のほうが妙に記憶に残っている。2回目に見たときに気づいたのは、これは普段は脇に置かれがちな連中に、ちゃんと出番を作ってやる回なんだということ。TVシリーズの補完というより、あの学園の「メインじゃない時間」をそっと覗かせてくれる外伝に近い。鍵を探すだけ、と侮っていた自分が、終盤にはいつのまにか全員の顔を覚えていた。本編を一周してから見ると、背景にいたはずの面々が急に立体的になる——その効き方がじわっと遅れてやってくる一本だった。落とし物を探すだけの話が、どうしてこんなに優しいのか
本編の佐々木と宮野は、人と人のあいだに横たわる、ゆっくりした距離をていねいに描く話だ。このOVAはその同じ手つきを、恋愛じゃなく友情のほうに向けている。鍵束をなくした、ただそれだけの出来事に、風紀委員会の全員が午後をまるごと使う。冷静に考えれば「届け出して終わり」で済む話だ。でもこの作品の世界では、誰かの落とし物は、その誰かのものだからという理由だけで、探す価値がある。第1紛失物捜査隊なんて大げさな名前をつけて動き出すあたりに、この学園の空気が全部詰まっている。探す過程で、普段は背景にいる面々の小さな癖やこだわりが、順番に表へ出てくる。誰ひとり置いていかれない。この「誰も余らせない」感覚こそ、佐々木と宮野という作品がずっと持っていた優しさで、OVAはそれを脇キャラに分け与えるための時間なんだと思う。事件は解決してもしなくても、たぶんよかった。大事なのは、鍵を口実に全員が同じ時間を過ごしたこと——2回目に見たとき、そこにようやく腑に落ちた。単なるおまけ映像ではなく、この群像に「メインじゃない日」をまるごとプレゼントした番外編として、自分はこれを本編の一部だと思っている。恋が動く前の、何も起きていない日々にこそ、この作品の本体があるのかもしれない。特に刺さったシーン
捜索が手詰まりになって、誰かが見当はずれの場所を真顔で調べ始める——あの停滞の時間がいちばん好きだ。物語が前に進んでいないのに、画面はまったく退屈しない。ここで委員同士の軽口がぽんぽん飛んだとき、思わず巻き戻した。声の芝居がいい。張り上げるでもなく、ぼそっとした温度のまま掛け合いが成立していて、間の取り方だけで関係性の長さが伝わってくる。特に、生真面目なほうが大真面目に的外れなことを言う場面の、あの抑えたトーン。笑わせにいってないのに、こっちが勝手に笑ってしまう。作画も派手な見せ場がないぶん、視線の動きとか、手が止まる一瞬みたいな細かいところに神経が通っていて、何でもない学園の廊下が、ちゃんと「その日」の空気をまとっている。鍵が見つかる瞬間より、見つからずにみんなでうろうろしている時間のほうを、自分は何度も見返している。読んで見たくなったら——『佐々木と宮野 恋に気づく前のちょっとした話。』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 佐々木と宮野の本編を見終えて、もう少しあの学園に居たいと思っている人
- メインより脇キャラに愛着がわくタイプ
- 事件性ゼロの、ただ流れていく日常の時間そのものが好きな人
合わない人
- 佐々木×宮野の恋愛の進展を期待して見る人(ここはほぼ動かない)
- 起伏のある展開やオチのカタルシスを求める人
- 本編未見の人(前提の人間関係を知っている方が断然効く)
次に見るなら
まずは佐々木と宮野のTVシリーズ本編。このOVAだけ先に見た人は、ここで描かれる距離の縮め方の「答え合わせ」になる。静かな温度の関係性が好きならギヴン。言葉少なな二人が音楽越しに近づいていく描き方が、この作品の間の取り方と地続きだ。照れと優しさの甘いラブコメつながりなら30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい。不器用な人間の距離の詰まり方を、こちらはもう少しコメディ寄りに転がしてくれる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「佐々木と宮野 恋に気づく前のちょっとした話。」は、dアニメストアとU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスでも配信されているため、すでに利用中の方はそのまま楽しめます。これから観たい方は、ご自身の使いやすい方を選んで視聴するのがおすすめです。


