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ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Arms |
魔法の法律が破られたとき、警察部門の危険なセクション1がそれを取り締まる。しかし、臆病な魔術師や悪質な死霊術師でも公正な裁判を受ける権利がある。彼らを弁護するのが魔法弁護士の役目だ。この職業は秘術能力と法律知識の両方を必要とする難しい仕事である。わずか17歳のセは、この仕事に挑むことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
魔法を使う者たちが人間社会と共存する世界。魔法による犯罪が起きると、警察の対魔法部門がそれを取り締まります。しかし、たとえ罪を犯した魔術師や邪悪な死霊術師であっても、公正な裁判を受ける権利があります。そんな被告人を法廷で弁護するのが「弁魔士(べんましし)」の役目です。秘術の才と法律の知識、その両方を求められる難しい職業に、わずか17歳の少女セシル・スドウが挑みます。新米弁魔士として奮闘するセシルは、依頼人を救うため法廷に立ち、事件を追う中でやがて自身の過去にまつわる謎にも近づいていきます。みどころ・魅力
① 法廷劇×魔法バトルという異色の設定
魔法犯罪を裁く法廷ドラマに、ド派手な魔法アクションを組み合わせた独自の世界観が最大の魅力です。真実を追う弁護の緊張感と、巨大な使い魔を召喚して繰り広げられるバトルが交互に展開し、一話ごとに飽きさせない構成になっています。② 梅津泰臣が手がけるスタイリッシュな映像
『カイト』などで知られる梅津泰臣が監督とキャラクターデザインを担当。色気のあるキャラクター造形と、スピード感あふれるアクション作画が全編を彩ります。独特のセンスが光るビジュアルは、この作品ならではの見どころです。③ 新米弁魔士セシルの成長物語
17歳で弁魔士となったセシルが、未熟さに悩みながらも依頼人と真摯に向き合い成長していく姿が物語の軸です。事件を追う中で明らかになる母の過去や、自身に秘められた力が、ドラマに厚みを与えています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 梅津泰臣 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 梅津泰臣 |
| キャラクターデザイン | 梅津泰臣 |
| 音楽 | MOKA☆ |
| 美術監督 | 小倉一男 |
| OP | リア「JUSTITIA」 |
| ED | 田辺瑠衣「BLUE TOPAZ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
弁護士もので、魔法。この二つをくっつけると聞いて最初に浮かんだのは、期待よりも諦めに近い感情だった。法廷ものは理屈で前に進むし、魔法は理屈を飛び越えるために存在する。水と油を一本に詰め込んだら、たいてい片方がぬるくなる。そう身構えて見始めたら、2014年の作品なのに画面がやけに忙しい。魔法使いが召喚するのが使い魔というより巨大なメカで、法廷の話のはずがいきなり街が崩れる。最初に見たときは正直、情報の出し方に置いていかれた。2回目でようやく、これは法廷ドラマの皮をかぶったアクションなんだと腹が決まって、そこから少し楽に見られた。記憶に残りにくいタイプの作品ではあるけれど、忘れた頃にまた手が伸びる、妙な引っかかりが残る一本だ。
魔法使いという「怖いもの」を、それでも弁護するという仕事
この作品の真ん中にあるのは、魔法バトルでもメカの派手さでもなく、「裁かれる側にも弁護される権利がある」という、わりと地味で頑固なテーマだ。世界設定では、魔法を使える人間はマイノリティとして扱われ、どこかで怖がられている。臆病な魔術師も、手口の悪い死霊術師も、世間から見れば「得体の知れない連中」でひとくくりにされる。その彼らにも公正な裁判を受ける権利があって、弁護するのが弁魔士の仕事だ——この一点を、作品はわりと真面目に握り続ける。
派手な召喚バトルに目が行くけれど、構造として効いているのはこっちだと思う。多数派は、少数派を「理解できないもの」として処理したがる。理解できないものは怖いし、怖いものは罰したほうが安心できる。その安直な流れに、十七歳の主人公がたった一人で「でも、話くらい聞けよ」と立ちはだかる。この作品は単なる魔法アクションではなく、「怖いから排除する」を「怖くても手続きは踏む」に押し戻そうとする話なんだと、2回目に見たときに腑に落ちた。
もちろん物語の運び方は荒いし、感情の置きどころが定まらない場面もある。それでも、弁護という行為の根っこにある「どんな相手にも反論の機会を」という建前を、魔法という飛び道具で薄めずに残したのは、けっこう誠実な選択だったと思っている。
特に刺さったシーン
刺さったのは、派手な召喚シーンよりも、法廷で言葉がぶつかる序盤のやり取りだった。魔法で殴り合う前に、まず口で殴り合う。その温度差がこの作品の旨味で、声優陣がそこを支えている。諏訪部順一が演じる鮫岡生羽の、低く構えた声の落ち着きはこの世界の「大人側」の重しになっているし、小西克幸の柄工双静夢は、軽さの裏に何を隠しているのか掴ませない喋り方が癖になる。井上麻里奈の江来利クインは、強さと面倒見の良さを同じ声の中で行き来させていて、画面が荒れているときほど聞いていて安心する。竹達彩奈の天刀もよ、高木渉の蝶野セセリも、短い出番でも声の角度だけで立っている。終盤の畳みかける展開で、思わず巻き戻して台詞を聞き直したのは、絵よりも声の芝居のほうに引っかかったからだった。
読んで見たくなったら——『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 法廷ものとアクション、どっちも捨てたくない欲張りな人
- 設定の説明が多少不親切でも、自分で世界を補完するのが好きな人
- 独特の生々しい作画とキャラの顔つきに弱い人
- 少数派と多数派の話を、説教くさくないアクションで見たい人
合わない人
- 法廷ドラマに緻密なロジックの積み上げを求める人
- 一話完結でスッキリ終わる構成が好きな人
- 用語やキャラ背景をていねいに説明してほしい人
- 未熟な主人公がもがく姿にイライラしやすい人
次に見るなら
PSYCHO-PASS サイコパス——危険な相手を取り締まる部門が主役という骨組みは、弁魔士の世界とどこか地続きだ。「裁く側の正しさ」を疑う視点が好きなら、こっちはもっと冷たく、深く刺してくる。
東京レイヴンズ——現代に魔法的な秩序と組織があって、その中で若い主人公がもがく構図が近い。和風の呪術ものだけれど、街と魔法が同居する空気感はこの作品が好きなら馴染むはず。
DARKER THAN BLACK -黒の契約者-——特殊能力を持つ者が社会から警戒され、管理される側として描かれる。怖がられる少数派の手触りを、もっと乾いたノワールで味わいたいならこれ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』は、現在dアニメストアで配信されており、視聴することができます。法廷劇と魔法アクションが融合した独特の世界観を、アニメ特化の定額制サービスでじっくり楽しめます。気になった方は、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。
