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学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD ドリフターズ・オブ・ザ・デッド
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
予期しない無人島への立ち寄りで、タカシ、冴子らの生存者グループはゾンビの脅威から一時的に解放される。古いビーチストアの跡地を発見した彼らは、水着姿で島を探索し、居住できるようにしようとする。しかし平穏な時間は長く続かず、新たな危機が迫る。
作品概要・あらすじ
あらすじ
予期せぬ漂流によって無人島に辿り着いた高城タカシ、麻生冴子をはじめとするサバイバー一行。ゾンビの脅威から一時的に解放された彼らは、廃れたビーチショップで水着を見つけ、束の間のバカンスを満喫し始める。島の資源を活用して生活基盤を整えようとする一方、男子メンバーにとってはまた別の”戦い”が勃発。しかしそんな平穏もつかの間、新たなる危機が一行を襲う。みどころ・魅力
① 本編では見られない”脱力系”キャラクターたちの素顔
ゾンビパンデミックという緊張感から解放されたキャラクターたちが、水着姿でドタバタを繰り広げるファンサービス全開のOVA。本編では常に張り詰めた空気が漂う分、ここでの弾けたやりとりは新鮮で、キャラへの愛着がさらに深まる一編となっている。② 原作ファン必見のサービスカットの数々
本編でも話題を集めたセクシー描写がOVAでは水着というシチュエーションでさらに全開。麻生冴子や毒島冴子など人気ヒロインたちの露出度高めのシーンが惜しみなく盛り込まれており、ファンの期待に応える内容に仕上がっている。③ コメディとホラーが同居するシリーズならではの味わい
笑いと恐怖が絶妙に同居するのが『学園黙示録』の醍醐味。このOVAでも、コメディ全振りに見えて終盤には本編らしい緊張感が顔をのぞかせる構成になっており、短編ながらシリーズのエッセンスをしっかり体感できる。キャスト・声優一覧















スタッフ
| 監督 | 荒木哲郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 黒田洋介 |
| 原案キャラデザ | 佐藤ショウジ |
| キャラクターデザイン | 田中将賀 |
| 美術監督 | 川本亜夕 |
| 音響監督 | たなかかずや |
| OP | Kishida Kyoudan & The Akeboshi Rockets「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」 |
| ED | 黒崎 真音「Best friends」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見た瞬間、「え、HOTDとドリフターズがコラボ?」と一瞬止まった。平野耕太の戦国異世界転生モノと学園ゾンビアクションが混ざる絵面、それはそれで読みたいが……と思いながら調べたら、ただのサブタイトルだった。「ドリフターズ」は漂流者の意味で、要するに無人島に漂着する話。
TVシリーズ全12話を見終えた直後、「補完映像があるらしい」という流れで視聴したのがこれだった。本編の緊張感やら伏線やらをまるごと棚に上げて、水着で島を探索するだけのOVA。最初は「これ必要か?」と思ったが、2回目に見たとき、むしろこの振り切り方が清々しいと感じるようになった。TVシリーズのキャストがそのまま砂浜でバカをやっているだけ——それ以上でも以下でもない、という正直さが、ある種の誠実さに見えてくる。
終末の合間に挟まれた「お休み」は、どこまでが現実なのか
このOVAを単純なファンサービス映像として処理するのはたやすい。実際そういう作りなのだが、もう少し引っ張って考えると、「ゾンビだらけの世界で生き延びている人間が、束の間の平穏をどう過ごすか」というテーマが薄く敷かれているのがわかる。
無人島の廃ビーチストアで水着を見つけ、着替えて、探索して、笑う。それだけの話だ。ところが終盤、島に自生する植物の煙を吸い込んだことで各キャラクターが幻覚を見るくだりがある。ここが妙に引っかかる。幸福な幻覚——つまり、ゾンビ以前の「普通の日常」を夢で見る展開で、目が覚めたあとの空気が少し沈む。
コメディOVAにそこまで読み込む必要はないかもしれない。ただ、TVシリーズを全部見た上でこのOVAを見ると、キャラクターたちが笑っている顔の裏にあるものが自然に見えてくる構造になっている。沢城みゆきが演じる冴子の、普段は刺のある声が水着シーンでわずかに柔らかくなる瞬間があって、そこに積み上げてきたキャラクターの厚みが乗っている。本編を経由していないと、ただの「クールキャラのギャップ」で終わる場面が、生き延びてきた人間の一瞬の弛緩に見える。
「ゾンビ世界の箸休め」という位置づけで作られたのは間違いない。だがその箸休めの中に、キャラクターが「死なずに済んだ日」を享受する姿を見せることで、本編の重さをあらためて反射している。これを意図してやっているとしたら相当意地が悪いし、偶然そうなったとしても、そういう読み方を許容するくらいの奥行きはある。
特に刺さったシーン
幻覚シーンで、普段あれだけ口の悪い諏訪部順一(小室孝)の声が急にぼんやりと間延びするところ。低音で押しの強い声質の人間が「あれ、なんか……」みたいな抜けた演技をすると、その落差でキャラクターの輪郭がいきなり柔らかくなる。ここの演出、わかってやってる。
あとは竹達彩奈(希里ありす)が水着で砂浜を走るシーンの、あの軽い声の弾み方。普段のありすはどこかおどおどした空気があるキャラクターなのに、この場面だけは声の重心が上がって、本当に楽しそうに聞こえる。テキストだけ読んでいたら「楽しそうにしてます」で終わるが、声で届けられると情報量が違う。喜多村英梨(高城沙耶)と井上麻里奈(宮本麗)がじゃれ合う場面も含め、キャスト全員が明らかにリラックスして収録しているのが伝わってくる。それがそのまま「休日感」になっている。
読んで見たくなったら——『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD ドリフターズ・オブ・ザ・デッド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズ全話視聴済みで、キャラクターへの愛着がある
- ファンサービス全振りの箸休め回が普通に好き
- キャスト陣の演技を別角度から聴きたいという動機がある
- 40分弱で完結するので「とりあえず見てみる」がしやすい
合わない人
- TVシリーズ未視聴のまま見ても、キャラクターへの感情移入がゼロになる
- 本編の続き・伏線の回収を期待している——このOVAには一切ない
- 水着・ファンサービス描写が生理的に無理な人には向かない
- 「ゾンビ世界で水着とは何事」と設定整合性が気になるタイプもしんどいかもしれない
次に見るなら
同じゾンビ×キャラクター群像のノリが好きなら、学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD(TVシリーズ本編)に戻るのが一番自然だ。このOVAはあくまで本編の補完映像で、単体で見るものではない。本編を見てからOVA、という順番が正しい。
「終末設定のなかで人間関係が動く話」として見るなら、ヨルムンガンドも候補に入る。武装護衛という状況下で各キャラクターが妙な日常を生きている構図が、HOTDのゾンビ世界の「慣れていく日常感」と少し重なる。
ファンサービス全振りのショート的OVAという括りで行くなら、ハイスクールD×DシリーズのOVA群が近いポジションにある。シリアスとバカを同居させる匙加減が似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD ドリフターズ・オブ・ザ・デッド』は、dアニメストアおよびHuluで視聴可能です。どちらのサービスも対応しているため、ご利用中のプラットフォームでそのまま楽しめます。本編OVAと合わせてチェックしてみてください。

