チーズスイートホーム

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2010チーズスイートホーム

チーズスイートホーム

★ 3.4 / 5.0コメディ日常系
放送年2010年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画

「チーズスイートホーム」のOVAが4月23日にリリースされることが発表された。新作エピソードで長さは10分間。マンガ第7巻に同梱される。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

人気猫マンガ「チーズスイートホーム」のOVA作品。迷子になった子猫・チーがヤマダ家に拾われ、家族の一員として過ごす姿をほのぼのと描く。本作はマンガ第7巻に同梱された約10分の新作エピソードで、チーの愛らしい日常と、彼女を取り巻く家族の温かなやり取りがコンパクトにまとめられている。

みどころ・魅力

① 10分に凝縮されたチーのかわいさ

マンガ第7巻同梱という形でリリースされた本作は、約10分という短尺ながらチーの仕草や表情がふんだんに詰め込まれている。子猫特有の好奇心旺盛な行動が丁寧にアニメーション化されており、ファンにとって見逃せない一本だ。

② マンガファンへの”動くチー”という特別体験

TVシリーズとは別に制作されたOVAならではの特別感がある。原作のタッチを忠実に再現したキャラクターデザインで、マンガで慣れ親しんだチーが声とアニメーションで動く体験は、原作ファンにとってとりわけ感慨深い仕上がりとなっている。

③ 大人も子どもも楽しめる日常系の温かさ

難しいストーリーは一切なく、ヤマダ家とチーの何気ない日常が丁寧に描かれる。笑いあり、ほっこりありのテンポよい構成は、アニメ初心者や家族での視聴にも最適で、忙しい日の隙間にさっと楽しめる気軽さも魅力だ。

キャスト・声優一覧

コッチ
コッチ
メイン
桑島法子
山田ケント
山田ケント
メイン
木内秀信
山田ミワ
山田ミワ
メイン
日高のり子
山田チー
山田チー
メイン
こおろぎさとみ
山田ヨウヘイ
山田ヨウヘイ
メイン
小桜エツコ
クロいの
クロいの
サブ
梁田清之

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スタッフ

OPこおろぎさとみ「おうちがいちばん」
EDこおろぎさとみ「なわばりソング」

感想・評価

最初に見たとき——TVシリーズを全部見た後にこのOVAを知った話

TVシリーズをひと通り見終えて、「もう終わった」という気持ちでいたところにこのOVAの存在を知った。2010年、マンガ第7巻に同梱された10分間の新作エピソード。「あ、まだあったのか」という軽い気持ちで再生したら、案の定チーが画面の中を歩き回っていて、それだけで十分だった。

チーズスイートホームは元々、1話あたり3分程度のショートアニメとして展開したTVシリーズだ。その系譜にある10分という尺は、むしろ贅沢に感じるくらいで、「あ、今日のチーは長めだ」という感覚で見られる。OVAというフォーマットは構えさせるが、これはほぼ拡大版の日常回。TVシリーズを見た人間にとっての「デザート」として作られている。

チーが「かわいい」だけじゃない理由——小さな命が映す、人間側の欲望の話

チーズスイートホームを単純に「ねこかわいいアニメ」として片付けるのは、まあ間違いではない。チーはかわいい。こおろぎさとみの声がまた絶妙で、子猫特有の少しぎこちない発音の感じを、あの丸くて柔らかい声で表現している。「チー、〜する?」という独特の語尾は、普通にやったら鼻につくのに、こおろぎさとみの口から出ると成立してしまう。それは演技の巧みさというより、キャラクターとの完全な融合で、「チーはこおろぎさとみ以外に考えられない」と思わせてしまう。

ただ、2回見直すと気づくことがある。この作品が面白いのは、チーがかわいいからだけじゃない。山田家の人間たち——日高のり子演じる山田ミワが「うちでは飼えない」と言いながら結局チーを手放せない様子とか、小桜エツコが声を当てる幼いヨウヘイがチーを無邪気に求める様子——に、人間側の弱さというか、欲しがる心が丁寧に描かれている。

チーは「家族」という概念を持たずに行動しているのに、気づいたら山田家のど真ん中にいる。そのズレ——チーは自由に動いているだけなのに、人間がそこに意味を見出してしまう構造——が、この作品の静かな核だと思っている。OVAもその延長線上にあって、10分間でそのエッセンスを丁寧に拾っている。

桑島法子が声を当てるコッチは、チーの行動に振り回されながらも決して突き放さない存在として機能していて、桑島法子の声が持つ「芯の通った優しさ」がそのままキャラクターの温度になっている。梁田清之のクロいのも、無愛想なのに結局チーに甘い、というバランスが声の硬さと内実の柔らかさで表現されていて、脇キャラとして異様に印象に残る。

特に刺さったシーン

チーが家の中を探索しながら、何でもない場所で急に立ち止まる場面がある。特に理由もない、何かに気を取られたわけでもない、ただ止まる。あの間がたまらない。

ねこを飼ったことがある人間なら絶対にわかる感覚で、「今そこで何を考えているんだ」という問いに永遠に答えが出ない、あの固有の理不尽さが、アニメとして完全に再現されている。こおろぎさとみの声がわずかに吐く「ん?」の一音の演技がそこに重なって、なんかもう笑いながら見てしまった。

笑いながらというのが正確で、感動とも和みとも違う、「これ見てよかった」というなんとも言えない充足感がある。それがチーズスイートホームという作品の特殊さで、OVAの10分間もその感触を再現することに全力を注いでいた。

読んで見たくなったら——『チーズスイートホーム』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ねこを飼っている、もしくは飼っていた経験がある
  • TVシリーズを見終えて「もう少しだけ見ていたい」と思った人
  • 日常系アニメを「何も起きなくていい、そこに存在してくれればいい」という目線で見られる人
  • こおろぎさとみ日高のり子桑島法子の声が好きな人
  • 仕事終わりに10分だけ脳を休めたい人

合わない人

  • TVシリーズを未視聴で、OVA単体から入ろうとしている人(キャラクターへの愛着がないと薄く感じる)
  • ストーリー展開・感情の起伏・クライマックスを求めている人
  • 10分という尺に対してOVAとしての「特別感」を期待している人

次に見るなら

よつばと!(アニメ化なし・原作漫画)——直接的なアニメ作品ではないが、「小さな存在が世界を発見する目線で日常を描く」という構造がほぼ同じ。チーズスイートホームが好きなら、よつばとの空気感は確実に刺さる。アニメ化されていないのが惜しまれる傑作。

のら猫の恩返し——スタジオジブリ作品。ねこの世界を内側から描くという意味でチーとは逆方向のアプローチだが、ねこそのものへの愛着が前提にある点は共通している。こちらは劇場作品なので重さはあるが、見終わった後の感触は近い。

動物のお医者さん——ハスキー犬を中心に描かれる日常コメディ。動物との暮らしが生み出すおかしみと愛着を、人間側の視点から描いている。チーズスイートホームの「人間が振り回される側」という構造と地続きで楽しめる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
チーズスイートホーム OVAは、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで視聴できます。多くの主要配信サービスに対応しているため、普段お使いのサービスからすぐに楽しめます。短尺作品なので、気軽に視聴をスタートするのにもぴったりです。

よくある質問

Q. チーズスイートホーム OVAはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで配信されています。お使いのサービスにあわせてご利用ください。
Q. OVAの尺はどのくらいですか?
A. 約10分の短編作品です。マンガ第7巻の同梱OVAとして制作されており、隙間時間に気軽に楽しめます。
Q. TVアニメシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. はい、チーとヤマダ家の日常を描く作品なのでストーリーの前提知識は不要です。初めての方でもすんなり楽しめる内容になっています。
Q. 子どもと一緒に見ても大丈夫ですか?
A. 問題ありません。暴力・過激な表現は一切なく、子猫の日常をほのぼのと描いた全年齢向け作品です。家族みんなで楽しめます。

まとめ

チーズスイートホーム OVAは、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで視聴できます。多くの主要配信サービスに対応しているため、普段お使いのサービスからすぐに楽しめます。短尺作品なので、気軽に視聴をスタートするのにもぴったりです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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