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ちるらん にぶんの壱
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | LandQ studios |
強く、激しく、かわいい!史上最もゆるい新選組が登場する。漫画は橋本英児、ストーリーは梅村真也による『ちるらん新選組鎮魂歌』の公式スピンオフシリーズ。新選組の戦士たちの、ゆるい日常生活を描く作品である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
幕末に活躍した最強の剣士集団・新選組の、ゆるくておかしな日常を描く公式スピンオフショートアニメ。漫画・橋本英児、ストーリー・梅村真也による『ちるらん新選組鎮魂歌』から生まれた本作では、沖田総司や土方歳三をはじめとする屈指の剣士たちが、その剣の腕はそのままに”ゆる〜い日常”を繰り広げる。強く激しいはずの彼らの予想外にかわいらしい素顔や、仲間との絶妙な掛け合いが楽しめる、笑いあり癒しありのコメディ作品だ。みどころ・魅力
① 最強剣士たちの”ゆるさ”が生む笑いとギャップ
幕末最強と謳われた新選組の面々が、日常ではとことんゆるく、かわいらしい姿を見せる。剣技は本物でも、ノリはゆるゆる——そのギャップが最大の笑いどころ。シリアスな原作を知るファンほど、そのズレっぷりに思わず吹き出してしまう場面が連続する。② 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い
沖田・土方・近藤など、誰もが知る新選組の英雄たちがデフォルメされ、それぞれの個性をさらに際立てた姿で登場する。キャラクター同士のテンポよいやり取りは軽快で、各話ごとに異なるメンバーの組み合わせが新鮮な笑いを届けてくれる。③ ショートアニメならではのテンポとお手軽さ
1話数分のショートアニメ形式なので、スキマ時間にサクッと楽しめるのが大きな魅力。テンポが良くストレスなく視聴でき、歴史や幕末ものが初めての人でも気軽に入れる間口の広さも嬉しいポイントだ。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 室井ふみえ |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 村田睦明 |
| 音楽 | 平野義久 |
| 美術監督 | 市原美恵子 |
| 音響監督 | 阿部信行 |
| OP | 神様、僕は気づいてしまった「僕の手に触れるな」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見て最初に思ったのは「読み方がわからん」だった。「ちるらん」。平仮名5文字並んでるだけで、脳が一瞬止まった。調べたら『ちるらん新選組鎮魂歌』の公式スピンオフで、本編は骨太な幕末剣客漫画らしい。そのゆるいスピンオフがこれ。「にぶんの壱」は½、つまり本編の半分の濃さ、みたいなノリだろうか。
新選組モノはそれなりに見てきた。大河ドラマ的な重厚系も、乙女ゲー原作の甘い系も。でもこれはTV_SHORT、1話数分の日常ギャグ。最初は「流し見でいいか」と構えて再生したら、思いのほかキャラが立っていて2周してしまった。土方が妙にうるさいとか、芹沢鴨が画面の空気を変えるとか、そういう細部の話をしたい。
「史上最もゆるい」は嘘じゃない——偶像化された幕末が崩れる快感
新選組というコンテンツは、ある種の「呪縛」を持っている。池田屋事件、粛清、鳥羽伏見、函館。どのエピソードも血と義と裏切りで塗り固められていて、「軽くやるな」という無言の圧がある。だから「史上最もゆるい新選組」という煽り文句を見たとき、半分は「どうせ表面だけ借りたキャラ萌えアニメでしょ」と斜に構えていた。
2回見て気づいたのは、これがちゃんと「キャラを知っている人向け」に作られているということだ。芹沢鴨が素でやばい奴として描かれるのも、土方が堅物なのにどこかずれているのも、本編の文脈を踏まえた上でのデフォルメだ。何も知らない人が見ても笑えるが、幕末知識や本編既読勢が見るとレイヤーが一枚増える。
短尺アニメが陥りがちなのは「キャラの記号化」だ。土方=鬼副長、近藤=大将、沖田=病弱天才、で終わる。このアニメはその記号を逆手に使う。鈴木達央が演じる土方は、鬼副長の威圧感を残しつつも日常のボケ役に近い位置に着地していて、「あ、この人こういう声でこういうテンションなんだ」という発見が毎話ある。歴史上の人物を現代のリズムに落とし込む際の匙加減が、思った以上に丁寧だった。
テーマを一言で言うなら「偶像の崩し方」だと思う。新選組という重たい記号を、日常の文脈に投げ込んで笑いに変える。でもそれは貶めではなく、むしろキャラへの解像度が高いから成立する崩し方だ。本編を補完するものとして見ると、このアニメの位置づけが変わってくる。
特に刺さったシーン
芹沢鴨の登場シーンが毎回微妙に怖い。小西克幸の声がすごくて、ギャグ文脈のはずなのに空気が一瞬引き締まる。短尺アニメでこれをやるのは贅沢というか、むしろ罪だと思う。ほかのキャラが軽くじゃれ合っているところに芹沢が入ってきた瞬間、笑いの種類が変わる。ギャグとシリアスの境界を声だけで動かせる人で、「出演作320本の重み」を体感するのがここだった。
梅原裕一郎の永倉新八も好みだった。声の質感が独特で、剣客の乾いた感じとゆるい日常の緩さが共存している。「このキャラ、実はかなり強い人だよな」という情報を音だけで乗せてくる。2回目で聴くと、最初は笑って流したセリフが急にリアルに聞こえてくる瞬間があった。
近藤勇が妙に平和主義なのに場を収める回があって、高木渉の落ち着いた声質がそのまま「大将の空気」になっていた。ギャグアニメで声の重力を感じるのは珍しい体験だった。
読んで見たくなったら——『ちるらん にぶんの壱』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 新選組コンテンツを一通り踏んできた人(大河・ゲーム・漫画問わず)
- 短尺ギャグアニメを「隙間時間の娯楽」として割り切れる人
- 鈴木達央・小西克幸・梅原裕一郎あたりの声優ファン
- 本編『ちるらん新選組鎮魂歌』を既読または興味がある人
- キャラのデフォルメが荒削りでも、元ネタへの愛を感じれば許せる人
合わない人
- 新選組の重厚な歴史ドラマを求めている人(これは真逆の方向を向いている)
- 1話完結の短尺ギャグにストーリー性を期待する人
- 本編未読で「単独作品として楽しみたい」人(コンテクスト依存度がそこそこある)
- キャラの記号的な扱いに敏感な人
次に見るなら
新選組つながりで歴史ギャグを引き続き楽しむなら、銀魂が王道。新選組キャラも頻繁に登場し、史実のデフォルメ加減がより極端で振り切れている。「ゆるい日常の幕末」から「ギャグで幕末を完全に解体する」方向への移行として自然に続けられる。
「短尺ギャグ+キャラの掛け合いが楽しかった」ならへやキャン△(ゆるキャン△のスピンオフ)も合う。5分アニメのリズムの取り方、キャラが立った状態での日常描写という点が近い。ジャンルは全然違うが、短尺でキャラを活かす構造として参考になる。
本編が気になったなら素直にちるらん新選組鎮魂歌の原作漫画に行くのが早い。アニメスピンオフの「デフォルメされた人たち」が本来どんな重さを持っているか、読むと全部反転する。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ちるらん にぶんの壱』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。いずれも各サービスの月額プランに加入することで配信コンテンツとして楽しめます。ショートアニメなので一気見もしやすく、気軽に試してみるのがおすすめです。
