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デリコズ・ナーサリー
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | J.C.STAFF |
貴族デリコ家出身のダリ・デリコは、血盟評議会のエリート成員で有望な将来を持っていた。しかし、ヴァンパイアの最高統治機関である血盟評議会から特殊任務を命じられると、彼はそれを拒否する。同期の評議会メンバーであるゲルハルト、ディーノ、エンリケは堪忍袋の緒を切らし、デリコ家に急行する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
貴族デリコ家の御曹司ダリ・デリコは、ヴァンパイアの最高統治機関「血盟評議会」に名を連ねるエリートだった。将来を嘱望される彼だったが、評議会から下されたある特殊任務を、ダリは頑なに拒否してしまう。業を煮やした同期の評議会メンバー、ゲルハルト、ディーノ、エンリケの三人は、その真意を問いただすべくデリコ家へと急行する。名門の屋敷で交錯するそれぞれの思惑、そしてダリが任務を拒んだ本当の理由とは——。気品と緊張感が静かに漂う、ヴァンパイアたちの物語が幕を開ける。
みどころ・魅力
① 重厚に作り込まれたヴァンパイアの世界観
血盟評議会という統治機構や貴族社会の階級など、緻密に構築された設定が物語の土台を支えます。ダークで耽美な空気感のなか、ヴァンパイアたちの誇りと因縁が描かれ、ファンタジー好きを惹き込む奥行きのある世界観に仕上がっています。
② 任務拒否から広がるミステリー
エリートのダリがなぜ任務を拒んだのか——その謎が物語全体を牽引します。評議会メンバーたちの思惑が交錯し、真相が少しずつ明かされていく構成は、超自然的な要素とミステリーが巧みに融合した見応えのある展開となっています。
③ 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い
ダリを問い詰めに訪れるゲルハルト、ディーノ、エンリケら同期のメンバーは、それぞれに際立った個性を備えています。気品ある立ち振る舞いと、緊張感をはらんだやり取りの応酬が、キャラクタードラマとしての魅力を一段と高めています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 錦織博 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 末満健一 |
| 原案キャラデザ | 荒野 |
| キャラクターデザイン | 伊東葉子 |
| 音楽 | 和田俊輔 |
| 美術監督 | 泉健太郎 |
| 音響監督 | 濱野高年 |
| OP | 中島美嘉「UNFAIR」 |
| ED | アノニムーズ「Dear Beautiful Days」 |
| ED | アノニマズ「Prayer」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見て、てっきり保育園を舞台にしたほのぼのものだと思っていた。蓋を開けたら血盟評議会だの特殊任務だの、吸血鬼の硬い政治劇が始まって、おや、と身構える。最初は権謀術数の方向だと決めつけて見ていた。知らなかった。乙女系か、と腑に落ちたのは数話進んでから。デリコ家に並ぶ顔ぶれの、画面の作り込みと声の置き方で、ああこれはそういう作品なんだと。2回目に見直すと、最初に政治劇だと思って流したカットが、全部キャラ同士の距離を測るための芝居だったと分かる。先入観で見ると半分こぼれる、そういう作品だった。永遠を生きる連中が、たったひとつ手放せないものを抱える話
吸血鬼ものは大抵、不老不死をどう持て余すかで話を作る。退屈と倦怠、終わらない時間の重さ。デリコズ・ナーサリーが少し違うのは、そこに「抱える」「育てる」という、無限の時間を持つ者には一番似合わないはずの動詞を持ち込んだところだ。ダリが血盟評議会の任務を拒む序盤の展開、あれを単なる反抗として読むと話が一気に薄くなる。永く生きる者にとって、組織の命令に従うのは難しくない。何百年も繰り返してきたことだ。本当に難しいのは、損得で割り切れない何かを自分から抱え込むと決めることの方で、ダリの拒否はそこに踏み込んだ最初の一歩だと思う。茅野愛衣が演じるフリーダ・デリコの声が、その重さを下から支えている。柔らかいのに芯が抜けない、あの絶妙な置き方。永遠の側にいる存在が、ふと有限のものへ手を伸ばすときの戸惑いが、台詞の語尾にちゃんと滲む。評議会から乗り込んでくるゲルハルトたちが堪忍袋の緒を切らすのも、裏を返せば彼らがまだ秩序の側、時間を持て余す側に立っているからだ。デリコ家とのこの対比が作品の背骨になっている。単なる吸血鬼の権力争いではなく、「永さ」とどう折り合うかという話として見直すと、序盤の硬い政治劇まで意味が変わってくる。特に刺さったシーン
評議会の連中がデリコ家へ急行する中盤の展開、あそこの小西克幸が演じるゲルハルト・フラの声がいい。表向きは怒っているのに、声の底が妙に冷えている。苛立ちと、その下に押し込めた別の感情が同時に乗っていて、ただの恫喝で終わらない。思わず巻き戻した。下野紘のエンリケ・ロルカは逆で、軽い口調の隙間にふっと本音が落ちる瞬間があり、ここで人物の厚みが一段増す。脇では江口拓也の石舟が効いている。出番は多くないのに、現れるたび画面の温度を一度だけ変える。極めつけは朴璐美のクララだ。一言の重みがそもそも違う。終盤、何でもない台詞をぽつりと置くだけで場の空気が締まる場面があって、そこで作品全体の見え方が変わった。声優の置き方ひとつでシーンの意味が反転する、そういう作りを何度も確かめたくなる一本だ。読んで見たくなったら——『デリコズ・ナーサリー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 吸血鬼ものの設定の作り込みと、キャラ同士の距離感をじっくり味わいたい人
- 声優の芝居から感情を読むのが好きな人。台詞の語尾や間で持っていかれる人
- 1回流して終わりではなく、2回目で伏線や芝居を確かめたい人
- 乙女系の空気と、骨のあるファンタジー・ミステリーの両方を欲張りたい人
合わない人
- 序盤から派手なバトルやスピード感のある展開を期待している人
- 設定説明の硬さや、人間関係を読み解く手間を面倒に感じる人
- キャラ重視の語り口に乗れず、話の結論だけ早く知りたい人
次に見るなら
吸血鬼とミステリーが絡む耽美な空気が好きならヴァニタスの手記。世界観の作り込みとキャラ同士の間合いの描き方が近く、声と作画で感情を読ませる手触りがよく似ている。乙女系の方向にもっと振り切りたいならDIABOLIK LOVERS。吸血鬼の男たちに囲まれる構図はデリコズ・ナーサリーと地続きで、甘さと毒の配分が極端なぶん、ハマると深い。男性キャストの群像と陰謀劇の手応えが欲しいなら憂国のモリアーティ。立場の違う者同士のぶつかり合いと、声優の芝居だけで空気が変わる感覚が共通している。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「デリコズ・ナーサリー」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの各サービスで配信されています。いずれもアニメ作品の取り扱いに強い配信サービスですので、見逃してしまった話数もまとめて快適に楽しめます。気になった方は、ご自身の使いやすいサービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「デリコズ・ナーサリー」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの各サービスで配信されています。いずれもアニメ作品の取り扱いに強い配信サービスですので、見逃してしまった話数もまとめて快適に楽しめます。気になった方は、ご自身の使いやすいサービスでチェックしてみてください。
