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エンドライド
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Brain’s Base |
地球の地下にある未知の世界エンドラが舞台。巨大な星アダマスが輝き、七色の帯が空を漂く異世界である。ある日、「上の地」に住む15歳の普通だが前向きで明るい中学生・浅永シュンがこの世界に降り立つ。彼は科学者の父が所有する謎の結晶を発見していた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
地球の地下に広がる未知の世界エンドラ。巨大な星アダマスが輝き、七色の帯が空を漂う幻想的な異世界です。ある日、「上の地」から15歳の中学生・浅永シュンがこの世界に降り立ちます。彼は科学者である父が所有していた謎の結晶を手にしていました。一方エンドラでは、王に父を奪われた王子エミリオが復讐の機会をうかがっていました。本来出会うはずのなかった二人の少年が交わるとき、世界の運命を揺るがす壮大な冒険の幕が上がります。
みどころ・魅力
① 対照的な二人の少年が紡ぐ王道ファンタジー
前向きで明るい「上の地」の少年シュンと、復讐心を抱えるエンドラの王子エミリオ。育った世界も価値観もまるで異なる二人が出会い、ぶつかり、やがて道を共にしていきます。互いに影響を与え合いながら成長していくバディものとしての魅力が、物語全体を貫く軸になっています。
② 神秘に満ちた地下世界エンドラの世界観
巨大な星アダマスが輝き、空には七色の帯が漂う――地上とは異なる物理や文化を持つ地下世界エンドラの描写が大きな見どころです。独特の建築や生き物、結晶をめぐる謎が物語に奥行きを与え、冒険を進めるごとに広がっていく世界の全貌から目が離せません。
③ 謎の結晶が導く冒険とドラマ
シュンが持ち込んだ父の結晶は、エンドラの運命に関わる重要な鍵となっていきます。結晶をめぐって動き出す人々の思惑、王国の陰謀、そして少年たちの選択。ファンタジーの冒険活劇でありながら、人と人との関係や信念を丁寧に描くドラマ性も本作の見どころです。
キャスト・声優一覧




















スタッフ
| 監督 | 後藤圭二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| 原案キャラデザ | 萩原一至、和月伸宏 |
| 音楽 | 田中公平 |
| 美術監督 | 伊藤聖 |
| 音響監督 | なかのとおる |
| OP | LUNA SEA「Limit」 |
| ED | 藤巻亮太「go my way」 |
| ED | 中村一義「世界は変わる」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、タイトルを見て最初に出てきた感想が「あ、これ見たかもしれない」だった。2016年の春アニメは妙に本数が多くて、その波に飲まれて記憶のどこかに沈んでいた一本。録画リストを埋めるノリで再生ボタンを押した気がする。最初は「地下に異世界、結晶、上の世界から落ちてくる少年」というあらすじに、またこの手のやつか、と腰が引けていた。それが2回目に見返したとき——というより記憶を掘り起こすために見直したとき、思っていたより真っ当な少年冒険ものだったことに少し驚いた。派手さで殴ってこない代わりに、地味に話を積む。第一印象で切らなくてよかった、と今は思っている。
「上の世界の常識」が、地下では通用しないという話
この作品は単なる異世界冒険ものではなく、価値観の翻訳に失敗し続ける話だと思っている。浅永シュンは「上の地」から来た、まっすぐで前向きな普通の中学生だ。普通であることが、この地下世界エンドラでは一番のねじれを生む。彼の正しさ——人を信じる、話せばわかる、暴力で解決しない——は、上の世界では美徳として機能していた。でもアダマスが輝く地下では、その正しさがそのままの重さで通じない。むしろ軋む。
面白いのは、作品がシュンの正しさを安易に勝たせないところだ。理想を掲げる少年と、現実の力学の中で生きてきた者たちが、噛み合わないまま隣を歩く。エミリオの抱える復讐の論理にしても、シュンの言葉は最初きれいに弾かれる。説得が一発で決まらない。この「通じなさ」をちゃんと描こうとした痕跡が、地味な回の積み重ねから滲んでくる。
大塚明夫が演じるデルザインの、低く据わった声がそれを象徴している。あの声で語られる理屈は、正論ではなく重力だ。シュンの軽さと、デルザインの重さ。世界の上下構造が、そのまま声の質感の差として置かれている。きれいごとが届くまでの距離をどれだけ長く取るか——そこにこの作品の良心があった、と思う。忘れていたわりに、見返すとそこだけ妙に残った。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手な戦闘ではなく、序盤のすれ違いの会話劇だった。シュンの言葉が相手にまるで響かず、空回りする瞬間。あそこで内田雄馬が演じるフェリクスのリアクションが効いている。完全には拒絶しないが、信じきってもいない——その中間の温度を、声のわずかな引きで出してくる。若い声なのに、判断を保留する大人の距離感がある。
それと、悠木碧のミーシャ。出番がそう多いわけではないのに、彼女が一言挟むだけで画面の空気がやわらぐ。冒険ものの硬い緊張の中に、ふっと体温を差し込む役回りで、悠木碧の引き出しの多さをこういう脇で再確認させられた。伊藤静のルイーズも、芯の通った低音で場を締める。終盤の感情がせり上がる展開で、思わず「あ、この座組ちゃんとしてたんだ」と画面に向かってつぶやいていた。記憶から消えていたのが申し訳なくなる程度には、声の仕事が丁寧だった。
読んで見たくなったら——『エンドライド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手さより、少年二人の関係がゆっくり変わっていく過程を味わいたい人
- 異世界に放り込まれた現代の少年が、現地の論理と噛み合わずもがく話が好きな人
- 大塚明夫・悠木碧・伊藤静あたりの脇を支える声の仕事を、じっくり聴きたい人
- 2016年の埋もれた一本を、いまさら掘り起こす作業そのものを楽しめる人
合わない人
- 1話で世界観と勢いに殴られたいタイプの人
- テンポの速い展開と、わかりやすいカタルシスを求める人
- 設定の説明が序盤に集中することにストレスを感じる人
次に見るなら
コメット・ルシファーが好きなら、というより同じ「埋もれたオリジナルファンタジー」の手触りが好きなら、エンドライドはまっすぐ隣に並ぶ。結晶と異世界、少年の冒険という骨格が近く、地味さも含めて似た体温がある。
異世界に放り込まれてもがく感覚に惹かれたなら灰と幻想のグリムガル。同じ2016年で、見知らぬ世界の生々しい手触りと、噛み合わなさを丁寧に描く点が響き合う。
少年が未知の世界へ落ち、その論理に揉まれていく話が好きなら翠星のガルガンティア。価値観の翻訳に失敗しながら少しずつ歩み寄る構造が、エンドライドのテーマとそのまま重なる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
エンドライドは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されています。複数の主要な動画配信サービスに対応しているため、すでに利用しているサービスに合わせて視聴方法を選べるのがうれしいポイントです。気になった方は、いずれかのサービスでぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
エンドライドは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されています。複数の主要な動画配信サービスに対応しているため、すでに利用しているサービスに合わせて視聴方法を選べるのがうれしいポイントです。気になった方は、いずれかのサービスでぜひチェックしてみてください。
