あんさんぶるスターズ!! 追憶セレクション「エレメント」

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2023あんさんぶるスターズ!! 追憶セレクション「エレメント」

あんさんぶるスターズ!! 追憶セレクション「エレメント」

★ 3.5 / 5.0ドラマ音楽日常系
放送年2023年
フォーマットONA
話数6話
原作ゲーム
制作Dandelion Animation Studio

『あんスタ!』のモバイルゲームにおける戦乱の時代を舞台に、五奇人とファイン部隊の過去を描いたアニメプロジェクト。ゲーム内の「思い出*三魔法使いの集い」イベント中の「Element」ストーリーをベースとしている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『あんさんぶるスターズ!!』のモバイルゲームに登場する「戦乱の時代」を舞台に、五奇人とファイン部隊の知られざる過去を描いたアニメプロジェクト。ゲーム内イベント「思い出*三魔法使いの集い」の「Element」ストーリーをベースに制作されており、キャラクターたちがいかにして現在の関係性を築いたかを深く掘り下げる。ゲームファン待望の映像化作品。

みどころ・魅力

① 「戦乱の時代」が初めてアニメで動く

ゲームテキストのみで語られてきた激動の過去が、声と映像を伴って初めて描かれる。プレイヤーが長年想像してきた場面が映像として具体化される体験は、ゲームファンにとって格別の感動をもたらします。

② 五奇人とファインの関係性を深掘り

現在の彼らの姿からは読み取りにくい、葛藤や衝突、信頼の芽生えが丁寧に描かれます。キャラクター同士の感情の機微に焦点を当てた作風は、シリーズを通じてキャラクターを追ってきたファンほど刺さる内容です。

③ ゲームイベントの「追体験」から「新体験」へ

原作イベント「Element」ストーリーを知っているユーザーはアニメならではの演出の差分を楽しめ、未読のユーザーは単体でも物語として鑑賞できます。二重の入口が設けられた構成が、間口の広さと深みを両立しています。

キャスト・声優一覧

逆先夏目
逆先夏目
メイン
›
野島健児
深海奏汰
深海奏汰
メイン
›
西山宏太朗
朔間零
朔間零
メイン
›
増田俊樹
日々樹渉
日々樹渉
メイン
›
江口拓也
斎宮宗
斎宮宗
メイン
›
高橋広樹
天祥院英智
天祥院英智
サブ
›
緑川光
青葉つむぎ
青葉つむぎ
サブ
›
石川界人
巴日和
巴日和
サブ
›
花江夏樹
乱凪砂
乱凪砂
サブ
›
諏訪部順一

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スタッフ

監督ヤマサキオサム
シリーズ構成猪爪慎一
原作日日日
音楽川井憲次

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

あんスタはゲームをちゃんと追えていない層にとって、アニメから入るのが現実的になってくる。「追憶セレクション」というタイトルを見て、何を追憶してるんだろと思いながら再生ボタンを押した。ゲームの「エレメント」ストーリーが原作というのは知っていたが、映像になると印象が変わる。 最初は「これはゲームを知っていないと何もわからないやつか」と警戒した。が、意外と感情の文脈は拾える。五奇人とファイン部隊という、かつての対立軸にいた面々が「戦乱の時代」を振り返るという構造が、そのまま作品のトーンを決めている。 2回目に見直したとき、演出の引き算の仕方が気になった。説明過多にしていないぶん、台詞の裏にある感情が滲んでくる。ONAというフォーマットだからか、TV放映の尺制約がない分だけ空気感を長く保てていて、それが妙に効く。

「正しかった側」なんてどこにもいない——革命を生き延びた者たちの、記憶の整理のしかた

あんさんぶるスターズという作品が持っている最大の武器は、「革命の後」を描くことだ。天祥院英智率いるファインが旧体制を崩壊させた——その事実は変わらない。変わらないのだが、革命を起こした側も、巻き込まれた側も、それぞれの正しさと傷を抱えて今を生きている。「追憶セレクション」というタイトルが示すのはおそらくそれで、「選び取られた記憶」はすなわち「選び取られなかった記憶」の存在を示唆する。何を覚えていて、何を忘れたことにするかは、ある程度本人に委ねられている。五奇人にもファインにも、それぞれが消せない記憶となかったことにしたい記憶があるはずで、このアニメはその両方を同時に映し出そうとしている。 緑川光が演じる天祥院英智は、声のトーンからしてこの役のために存在しているようなキャスティングだと思う。知性と病巣を同居させたような、あの独特の抑制。英智という人物は「目的のためにすべてを動かせる人間」として設計されているが、緑川光の演技はその合理性の裏に、かすかな疲労を滲ませる。それが怖い。合理性だけなら不気味で終わるところを、疲れた人間として成立させているのが緑川光の上手さで、長いキャリアで積み上げた「貴公子系の裏側」の演技がここに来て機能している。 石川界人の青葉つむぎは対照的で、感情の可動域が広い。かつての革命を「見ていた側」の一人として、つむぎが何をどう語るかがこのシリーズの軸になっている。石川界人は感情を押さえながらにじみ出てしまう芝居が上手い声優で、声優と夜あそびのMCをやっているときの軽さとは別の顔を見せる。 諏訪部順一の乱凪砂は、ある種の「重力」を担う役どころだ。あの低音で戦乱の時代を語られると、時代の重さが物理的に増す気がする。台詞が少ない場面でも存在感が消えないのは、声の密度そのものが演技になっているから。 江口拓也の日々樹渉は、あの「どこまで本気かわからないテンション」で一貫している。ONA というフォーマットで尺の制約が薄いぶん、渉のキャラクターを丁寧に展開できていて、単なるムードメーカーで終わらせていない。 「選ばれた記憶」という概念は残酷だ。同じ時代を生きた人間が、それぞれ都合のいい部分だけを切り取って語ることで、「歴史」が成立する。このアニメが描いているのは、その歴史の複数性——誰の語りが正しいというわけでもない、複数の視点が並走する追憶の地図だ。

特に刺さったシーン

花江夏樹の巴日和が、感情を押し殺したまま台詞を吐く場面。花江夏樹というのは本来もっと振れ幅のある声優で、炭治郎で見せた絶叫も、声優と夜あそびでの軽妙なトークも知っている。それだけに、日和でやっている「意図的に振れ幅を封じる」演技が気になる。 最初に見たときは普通の会話として処理していたのが、2回目で聞き直すとその沈黙に何が詰まっているかが見えてくる。台詞と台詞の「間」が、一度聞いたあとでは別の長さに感じられる。あれは情報として聞くのと、感情として聞くのとで体感時間が変わる類の芝居だ。 音響の作りこみも効いていて、BGMがほとんど主張しない場面で声の演技だけで感情を伝えようとしている。TV放映だと「ここは音楽で持っていく」という選択をしがちなところを、あえて無音に近い状態で処理している。配信オリジナルという制作環境の強みが、こういう場面の空気感の保ち方に出ている。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • あんスタのゲームストーリーを追っていて、「エレメント」を映像で確認したい人
  • 「革命の後」という構造の物語——誰も完全に正しくなかった時代の清算——が好きな人
  • 緑川光・諏訪部順一・花江夏樹・石川界人・江口拓也のキャスト目当てで見る人
  • 説明台詞を減らして感情の行間を読ませる作品が好きな人

合わない人

  • ゲームをまったく知らない状態で単体作品として楽しもうとしている人(前提知識なしではきつい)
  • わかりやすい起承転結とカタルシスを期待している人
  • 現時点で国内の主要配信サービスすべてで視聴できず、視聴手段の確保が難しい人
  • アイドルものに「ステージ・楽曲・パフォーマンスシーン」を期待している人(このシリーズはドラマとして作られている)

次に見るなら

あんさんぶるスターズ!! Beyond the stars——同じあんスタのアニメシリーズ。TV放映向けの尺と演出設計で作られていて、追憶セレクションの前後関係を補完してくれる。「エレメント」だけ見て世界観に引き込まれたなら、こちらから入り直すのも正解。ゲームを知らなくてもキャラクターの輪郭が掴みやすい。 IDOLiSH7——男性アイドルものとして「対立」と「その後」の構造を丁寧に積み上げていく。あんスタが好きな人が次に名前を挙げるシリーズとしてほぼ固定されている。シリーズが長いのが難点だが、それだけキャラクターを掘れる。あんスタで感情の複雑さに慣れた後だと入りやすい。 B-PROJECT〜鼓動*アンビシャス〜——男性アイドルグループ群像劇として、複数のユニットが並走する構造があんスタと近い。こちらは設定がシンプルで視聴の敷居は低め。あんスタの重厚な歴史背景に疲れたとき、気持ちを切り替えながら続けてアイドルものを見たい場合の選択肢として。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
本作は現時点で主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴方法については公式サイトや公式SNSの最新情報をご確認ください。ゲームアプリ関連の公式チャンネルでの公開情報も合わせてチェックすることをおすすめします。

よくある質問

Q. ゲームをやっていなくても楽しめますか?
A. ゲームを知らなくてもドラマとして鑑賞できますが、五奇人やファインというユニットの背景を事前に把握しているとより深く楽しめます。シリーズ入門としても活用できる作品です。
Q. 「追憶セレクション」とはどういうシリーズですか?
A. ゲーム『あんさんぶるスターズ!!』の過去エピソードを映像化するアニメシリーズです。「エレメント」はそのうちの一作で、イベントストーリー「Element」を原作としています。
Q. 「五奇人」とはどのようなキャラクターたちですか?
A. ゲーム内の「戦乱の時代」において旧・奇人部として君臨した5人のキャラクターで、学園の権力構造に深く関わった人物たちです。本作ではその時代の姿が描かれます。
Q. 放送・配信はどこで見られますか?
A. 現時点で確認できている配信サービスはありません。公式サイトや公式SNS、ゲームアプリの関連チャンネルで最新の視聴情報をご確認ください。

まとめ

本作は現時点で主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴方法については公式サイトや公式SNSの最新情報をご確認ください。ゲームアプリ関連の公式チャンネルでの公開情報も合わせてチェックすることをおすすめします。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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