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B-PROJECT~絶頂*エモーション~
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | A-1 Pictures |
B-PROJECT 第2シーズン 3つのユニットに分かれたB-PROJECTのメンバーたちが、それぞれの個性と才能を磨きながら、アイドルとしての頂点を目指す。各ユニットは独自の音楽性を追求し、競い合いながらも仲間として絆を深めていく。複雑な人間関係や業界の競争の中で、彼らは成長し、夢へ向かって進む。
作品概要・あらすじ
あらすじ
3つのユニット「THRIVE」「MooNs」「KiLLER KiNG」で構成されるB-PROJECTのメンバーたちが、それぞれの個性と音楽性を磨きながらアイドルの頂点を目指す第2シーズン。各ユニットは独自の路線で切磋琢磨し、競い合いながらも深い絆を育んでいく。芸能界の複雑な人間関係や熾烈な競争の中で、彼らはさらなる高みへと成長していく姿が描かれる。みどころ・魅力
① 個性豊かな3ユニットの音楽性の競演
THRIVE・MooNs・KiLLER KiNGというカラーの異なる3ユニットが、それぞれ独自の音楽スタイルで楽曲を披露する。ポップ・クール・ワイルドと異なる魅力を持つユニットの個性が第2シーズンでさらに深掘りされ、各キャラクターの成長とともに楽しめる。② アイドル業界のリアルな競争と人間ドラマ
頂点を目指すアイドルたちの葛藤や競争、そして仲間との絆が丁寧に描かれている。華やかなステージの裏側にある努力や葛藤、ライバルとの関係性など、業界の現実を踏まえたドラマパートがストーリーに深みを与えている。③ 豪華声優陣によるキャラクターの魅力
人気声優が多数出演し、各キャラクターの個性を生き生きと表現している。第1シーズンから続くキャラクターたちの関係性が第2シーズンでさらに発展し、ファンにとっては見逃せない展開が続く。声優アーティストとしての楽曲パフォーマンスも見どころのひとつ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 株式会社MAGES. |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 雪広うたこ |
| OP | B-PROJECT「絶頂*エモーション」 |
| ED | B-PROJECT「光と影の時結ぶ」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
男性アイドルアニメは、正直なところあまり追いかけてこなかったジャンルだ。キラキラした衣装、分かりやすいキャラ配置、ユニット間のライバル構造——そういうものの「外枠」は理解しているけれど、熱心なファンではない。B-PROJECTもそういう文脈で第2シーズンから手を出したクチで、最初は「まあ1話だけ」と思って再生ボタンを押した。
ところがどっこい、3つのユニットが並走する構成がわりと整理されていて、思ったより迷子にならなかった。2回目に見たとき気づいたのは、ユニットそれぞれの「音楽の色」が意外ときちんと分けられているということ。ゴリ押しの量産型ではなく、制作側が各グループに別々の個性を持たせようとしている跡がある。追いかけていないジャンルで、それが伝わってくるのはちょっと驚きだった。
3つのユニットが「競い合いながら同じ船に乗っている」という矛盾を、どう成立させるか
この作品が面白いのは、ライバル関係と仲間意識を同時に成立させようとしているところだ。3ユニットが同じ事務所の傘の下にいて、それぞれが独自の音楽路線を追求しながら、同時にB-PROJECTという一つのブランドとして機能しなければならない。普通に考えると、このふたつは矛盾する。
男性アイドルジャンルにかぎらず、「ライバルだけど仲間」という構造は多くのフィクションが扱ってきたテーマだ。だがこの作品がやや変わっているのは、その矛盾を「解消する」のではなく「抱えたまま進む」描き方をしているように見える点だ。ユニット間の競争は本物で、メンバーたちはそれを隠さない。同時に、業界の荒波の前では同じ船の乗組員でもある。この緊張関係を維持したまま物語が動いていくことで、単純な友情物語にはならない複雑さが生まれている。
小野大輔が演じる北門倫毘沙のような、どこか計算高さと誠実さが同居するキャラクターが機能するのも、この構造があってこそだ。純粋な友情だけで動くキャラとして置くより、競争と連帯の両方を内側に持った人物として描けるから、演じる側も聴く側も深みが出る。小野大輔の声はそういうアンビバレントな人物を乗せるのに向いている——芯があるけれど柔らかさもある、あの質感が北門の立ち位置にはまっていた。
柿原徹也が声を当てる音済百太郎は、そのカウンターにあたるキャラクターで、感情の振れ幅が大きい役どころを柿原徹也の持つ「突き抜けた熱量」でカバーしている。テンションが高いシーンでも耳が疲れないのは地力のある声優だからで、こういうジャンルでのキャスティングの精度はなかなか高い。
単なる「夢を追う若者たち」ではなく、業界という構造の中でポジションを争いながら成長する人間たちの話として見ると、このシーズンは前作より一段落ち着いた視点から描かれている。それが「絶頂*エモーション」というタイトルのやや大げさな響きと対照的で、そのズレ自体がこの作品らしいとも言える。
特に刺さったシーン
終盤、あるユニットがステージでパフォーマンスを披露する場面がある。それ自体はアイドルアニメとして定番の演出なのだが、そこに至るまでのユニット内の軋轢がじわじわと積み上がっていたぶん、ステージに立った瞬間の「折り合いのつけ方」が妙に重かった。解決したわけじゃないんだよな、と思いながら見ていた。
江口拓也が演じる殿弥勒が、序盤から引きずってきた感情をある場面でひとつ吐き出す台詞がある。江口拓也は「声と夜あそび」のMC仕事でも知られているだけあって、素でも声に存在感があるのだが、この作品ではその存在感をあえて抑えた演技で使っていて、逆に台詞が刺さる。大声で主張するより、静かに言い切った方が残る——そういうことを理解している演技だった。
岸尾だいすけの是国竜持は、どちらかというとグループのバランサー的な役回りで、個別のエモーションより「場の空気を読む人物」として機能している。このタイプのキャラクターは地味に見えるが、いるかいないかでグループ全体のリアリティが変わる。岸尾だいすけのコントロールされた声がそれをさりげなく支えていた。
読んで見たくなったら——『B-PROJECT~絶頂*エモーション~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 第1シーズンを見てB-PROJECTのキャラクターたちに愛着が生まれた人
- 男性アイドルコンテンツを「ジャンルとして」楽しめる人——ゲームやCDからすでに入っているファン層
- 複数の声優を比較しながら「この人この役うまいな」と思いながら見るタイプ
- ユニット内の人間関係や感情の機微を丁寧に追いたい人
合わない人
- 第1シーズン未視聴で続編から入ろうとしている人(キャラが多く、関係性の前提知識が必要)
- ストーリーの起伏や驚きのある展開を期待している人
- 男性アイドルというジャンル自体に関心が持てない人——ここは正直に言うと、ジャンル外の人間が無理をして見る作品ではない
- 13人以上いるキャラクターを全員覚える気力がない人
次に見るなら
アイドリッシュセブンはアイドルアニメの中でも脚本の密度が高く、B-PROJECTで複数ユニットの競争と連帯という構造に引っかかりを感じた人ならより刺さる可能性がある。キャラクター数が多くても関係性の描き方が丁寧で、ジャンル外から入っても置いてかれにくい。
うたの☆プリンスさまっ♪はこのジャンルの先祖格にあたる作品で、「男性アイドルアニメというフォーマットがどう成立したか」を知る意味でも見ておいて損はない。B-PROJECTが第2シーズンで踏んでいる設計の多くはうたプリが整備した道の上にある。
KING OF PRISMは方向性がだいぶ違うが、アイドルとパフォーマンスの「演出として何ができるか」を極端な形で追求した作品で、B-PROJECTの劇中ライブ演出に何か物足りなさを感じた人が口直しに見ると化学反応が起きることがある。dアニメストアとU-NEXTでB-PROJECT~絶頂*エモーション~は配信中。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『B-PROJECT~絶頂*エモーション~』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらのサービスも豊富なアニメラインナップを揃えており、第1シーズンからまとめて楽しむことも可能です。B-PROJECTシリーズのファンはもちろん、音楽・アイドルジャンルが好きな方にもおすすめの作品です。


