TSUKIPRO THE ANIMATION 2

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2021TSUKIPRO THE ANIMATION 2

TSUKIPRO THE ANIMATION 2

★ 3.1 / 5.0音楽
放送年2021年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作オリジナル
制作PRA

「TSUKIPRO」第2期。制作スタッフのコロナ感染により、第8話放映後に放送が中断されていた。2021年10月6日より第1話から再放映が開始された。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

音楽プロダクション「TSUKIPRO」に所属するアイドルたちの活動と絆を描いた第2期。SQ、QUELL、SOARA、Growth、SolidS、Eclipzといった多彩なユニットが、それぞれの夢や葛藤を抱えながらステージを目指す。制作スタッフのコロナ感染により第8話放映後に放送が一時中断されるという異例の経緯をたどったが、2021年10月より全話が改めて届けられた。

みどころ・魅力

① 個性豊かな6ユニットが織りなす群像劇

SQ・QUELL・SOARA・Growth・SolidS・Eclipzと、それぞれ異なる色を持つユニットが並行して描かれる。各グループの人間関係や成長の軌跡が丁寧に掘り下げられており、推しユニットを見つける楽しみが多い。

② キャラクターの感情と連動したライブシーン

ストーリーの山場で挿入されるライブパフォーマンスは、キャラクターの心情と密接にリンクしている。歌・ダンス・演出がひとつの感情表現として機能しており、音楽作品としての完成度が高い。

③ コロナ禍を乗り越えた「完全版」としての放映

放送中断という異例の事態を経て再放映された本作は、全話通しで視聴できる環境が整った今だからこそ真価を発揮する。制作側の執念と作品への誠実さが伝わる、ファンにとって特別な1作だ。

キャスト・声優一覧

大原空
大原空
メイン
›
豊永利行
八重樫剣介
八重樫剣介
メイン
›
山谷祥生
世良里津花
世良里津花
メイン
›
花江夏樹
衛藤昂輝
衛藤昂輝
メイン
›
土岐隼一
七瀬望
七瀬望
メイン
›
沢城千春
桜庭涼太
桜庭涼太
メイン
›
山下大輝
堀宮英知
堀宮英知
メイン
›
西山宏太朗
久我壱流
久我壱流
メイン
›
野上翔
宗像廉
宗像廉
メイン
›
村田太志
久我壱星
久我壱星
メイン
›
仲村宗悟
篁志季
篁志季
メイン
›
江口拓也
藤村衛
藤村衛
メイン
›
寺島惇太

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スタッフ

監督木宮茂
シリーズ構成関根聡子
原作ふじわら
原案キャラデザ志島とひろ、沙月ゆう
音楽はまたけし、滝沢章
OPソリッズ「LOVE ‘Em ALL」
OPソアラ「Gonna Be Alright」
OPクエル「YOUR FREEDOM」
OPグロース「自由の旅路」
EDSolidS, SOARA, QUELL, Growth「Best Wishes,」
EDソリッズ「KAN-ZEN-OFF-MODE」
EDソアラ「LET IT BE」
EDクエル「僕を誘う声」
EDクエル「衛星のシルヴィス」
ED有原盛平「名残鬼」
ED大原そら「神解けに当たる時」
ED江藤幸輝「月野夏夢祭」
EDグロース「忘れかけたもの」
EDクエル「夜通しの黙考」
EDソアラ「ひみつのトレジャー」
EDソリッズ「髪飾りとコサージュ」
ED大原そら「Elements」

関連作品

アニメ

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

TSUKIPROに関しては正直に言う。原作ゲームを追えていないまま2期が始まって、1期も「ながら見」だった。アイドルもの、特にこういうメディアミックス系は全体の構造を把握しないまま見ると何が起きているのかわからなくなる。そういう危惧があった。

それでも見始めたのは、花江夏樹と江口拓也が同じ作品に入っているという情報が引っかかったからで、動機としては不純だと思う。ふたりとも「声優と夜あそび」で見せる顔とは別の、ちゃんと役に入ったときの仕事の質を追いたかった。

2回目に見たとき、1回目に流していた台詞がずいぶん違って聞こえた。初見では各グループの関係性を追うのに必死で、声に集中できていなかったのだと気づく。こういう群像ものは2周目からが本番だ、というのは経験則として知っていたはずなのに、また繰り返した。

「ステージに立ち続けること」の重さを、音楽アイドルものがここまで丁寧に描いていた

TSUKIPROという作品を「アイドルもの」の括りで処理しようとすると、たぶん本質を見誤る。この2期が描いているのは、輝きではなく持続だ。舞台に立つことのロマンではなく、立ち続けるための選択と、その積み重ねのなかで少しずつ変容していく人間の話。

制作の経緯を知ったのは後になってからで、コロナ禍でスタッフが感染し第8話放映後に放送が中断、2021年10月から1話再放映という形での再スタートになった。この事実が作品の受け取り方を変えた。「ステージに立てない時間」をリアルタイムで経験した制作側が、アイドルたちの「止まれない時間」を描いていたという構造的な皮肉というか、偶然の一致が重なっている。

アイドルというジャンルが扱う葛藤のパターンはある程度決まっている。夢と現実の落差、メンバー間のすれ違い、スランプ、ライバルとの対峙。TSUKIPROもそのフォーマットを外れているわけではない。ただ、描き方が手堅い。「夢を諦めそうになる」という展開を、感情の爆発に頼らずに、日常の積み上げとして見せようとしている。

豊永利行が演じる大原空が、序盤から中盤にかけて見せる揺らぎは、わかりやすい危機ではなく「じわじわと重くなっていく疲労感」の表現として処理されていて、これが群像劇のなかで効いている。土岐隼一の衛藤昂輝もそうで、強さで覆っている部分の内側に何があるかを音で語ろうとする演技設計を感じる。

単なる応援ソングの羅列にならないのは、キャラクターが「なぜ歌うか」を毎回更新しているからだと思う。歌うことが自明ではなく、毎回選択の結果として提示される。この点でTSUKIPROは、アイドルアニメというジャンルのなかでも誠実な部類に入る。

特に刺さったシーン

中盤、花江夏樹演じる世良里津花がグループとしての方向性を巡って他のメンバーと言葉をぶつけ合う場面がある。花江の声は基本的にやわらかい音域で組み立てられているのに、感情が高まったときだけ輪郭が鋭くなる。あの切り替えは計算なのか反射なのかわからないが、見ているほうの背筋が少し伸びた。

もうひとつは、江口拓也の篁志季が終盤に近い展開で、台詞ではなく沈黙で答えるシーン。江口は「間」の使い方が上手い声優だと以前から思っていたが、ここは特にそれが出ていた。言葉を詰め込まないことで逆に情報量が増える、という逆説を地でやっている。

山下大輝の桜庭涼太は若さと焦りのバランスが難しい役どころで、序盤の少し空回りしている感じと、後半に向けての落ち着き方の対比が、2周目だとよりはっきり見えた。1回目に見たときは気づかなかった細かい演技の変化が、2周目で面として繋がる。

読んで見たくなったら——『TSUKIPRO THE ANIMATION 2』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 男性アイドルもののなかでも、感情の爆発より「静かな葛藤」を好む人
  • 花江夏樹・江口拓也・山下大輝の演技を追いかけている人
  • TSUKIPROの原作ゲームを通っていて、アニメ化でのキャラクター解釈を確認したい人
  • 群像劇として何周もできる構造が好きな人(2周目で印象が変わるタイプの作り)
  • コロナ禍という時代背景も含めて作品を文脈で読みたい人

合わない人

  • 原作ゲームの予備知識ゼロで、世界観の説明を作中で完結させてほしい人
  • アイドルアニメに強めのドラマや感情的な山場を期待している人
  • グループが複数登場する群像劇で、誰を追えばいいかわからなくなると脱落する人
  • 1話完結に近いテンポを求めている人(全体通しての流れで見せる構成)

次に見るなら

TSUKIPROの「持続すること」の重さに共感したなら、アイドリッシュセブンは外せない。男性アイドル群像劇のなかでも人間関係の綾と感情の解像度が高く、積み上げ方の丁寧さはジャンルでも上位。1期から追うとより重みが増す。

音楽と「舞台に立つことの意味」という軸で見るなら、Skyhigh Aria(スカイハイアリア)よりも先にうたの☆プリンスさまっ♪の原点に戻るのも悪くない。古いが、アイドルアニメのフォーマットがどこから来ているかを確認する意味がある。

もう少し現実寄りのトーンで「プロとして続けること」を描いた作品が見たいなら、SHIROBAKOを勧める。アニメ業界が舞台だが、「仕事として好きなものをやり続けること」の解像度はジャンルを超えてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『TSUKIPRO THE ANIMATION 2』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。放送中断を乗り越えた全話を、今すぐ好きなプラットフォームでまとめて視聴できます。すでにいずれかのサービスを契約している方は、追加費用なしですぐに楽しめます。

よくある質問

Q. TSUKIPRO THE ANIMATION 2はどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信されています。各サービスの無料トライアルを利用すれば、初回は無料で視聴できます。
Q. 1期を見ていなくても楽しめますか?
A. 各ユニットのキャラクター背景を把握していると、より深く楽しめます。1期から視聴すると人間関係や世界観がスムーズに理解できるため、まず1期からの鑑賞をおすすめします。
Q. 放送が中断したとのことですが、全話視聴できますか?
A. はい、問題なく全話視聴できます。2021年10月に第1話からの再放映が行われ、現在は各配信サービスで全話がそろった状態で提供されています。
Q. 登場するユニットはいくつありますか?
A. SQ・QUELL・SOARA・Growth・SolidS・Eclipzの全6ユニットが登場します。それぞれ個性や音楽スタイルが異なり、複数の視点からストーリーが展開されます。

まとめ

『TSUKIPRO THE ANIMATION 2』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。放送中断を乗り越えた全話を、今すぐ好きなプラットフォームでまとめて視聴できます。すでにいずれかのサービスを契約している方は、追加費用なしですぐに楽しめます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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