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フルメタル パニック!The Second Raid
| 放送年 | 2005年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Kyoto Animation |
ミスリルは、ECS(電子迷彩システム)に対抗できる技術を持つ秘密組織「アマルガム」の存在を察知する。アマルガムは、千鶴のような「ウィスパード」から得た「黒い技術」を保有しており、他の情報機関と同様に活動を始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
対テロ秘密組織ミスリルの軍曹・相良宗介は、これまで通り高校生・千鳥かなめの護衛任務を続けていた。だが香港での作戦をきっかけに、ミスリルは謎の組織「アマルガム」の影を察知する。アマルガムは、かなめのような特殊能力者「ウィスパード」がもたらす「ブラックテクノロジー」を手にし、世界各地で暗躍を始めていた。やがて宗介自身にも刺客の手が伸び、彼は兵士としての使命と、かなめを守りたいという想いの狭間で激しく揺れ動いていく。任務と感情が交錯する、シリーズ屈指のシリアスな戦いが幕を開ける。みどころ・魅力
① 京都アニメーションが描く重厚なミリタリーアクション
緻密に作り込まれたアームスレイヴ(人型兵器)のバトルと、市街地での銃撃戦は本作の大きな見どころ。前作のコメディ路線から一転し、緊張感あふれる戦闘描写と硬質な演出で、シリーズの中でも最もシリアスな物語が展開されます。② 任務と感情の間で揺れる宗介の成長
兵士として任務を遂行することと、一人の少女を守りたいという個人的な感情。その二つの間で初めて深く葛藤する宗介の姿が丁寧に描かれます。戦うことの意味を問い直していく彼の内面の変化が、物語に厚みを与えています。③ 双子の暗殺者など魅力的な敵キャラの存在感
アマルガムが送り込む冷酷な刺客たちが物語に強い緊迫感をもたらします。特に印象的な敵キャラクターとの対峙は、宗介を精神的にも追い詰め、シリーズ全体のスケールと深みを一気に押し広げる重要な転換点となっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 武本康弘 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 賀東招二 |
| 原案キャラデザ | 四季童子 |
| キャラクターデザイン | 堀内修 |
| 音楽 | 佐橋俊彦 |
| 美術監督 | 鵜ノ口穣二 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | 下川みくに「Minami Kaze」 |
| ED | 下川みくに「もう一度君に会いたい」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「フルメタは見ろ、特にThe Second Raidだけは別格だから」と、ある知人から何年も言われ続けていた。言われるたびに「そのうちな」と返して、結局そのうちは来ないまま積み続けた作品だ。重い腰を上げたのも、その人にまた会ったとき返答に困るのが嫌だっただけ、みたいな後ろ向きな理由だった。で、見た。一話の時点で、薦められて何年も放置していた自分を軽く呪った。コメディの印象で止まっていた頭に、いきなり冷たい水をかけられた感覚。二回目に見たときは、宗介の表情の温度が最初からおかしいことに気づいて、また別の作品に見えてくる。
完璧な兵士が、誰かを守りたいと思った瞬間に壊れていく話
これは戦争アクションの皮をかぶった「壊れていく過程」の記録だと思っている。相良宗介という男は、兵士として完璧に作られている。判断は速く、迷わない。撃つべきときに撃てる。ところがThe Second Raidの宗介は、その完璧さが少しずつ機能しなくなっていく。理由ははっきりしている。守りたいものが、できてしまったからだ。
兵器に感情はいらない。むしろ邪魔になる。千鳥かなめという存在は、宗介にとって任務対象であると同時に、彼を兵士でなくしてしまうバグのようなものだ。命令と感情がぶつかったとき、これまでなら命令が勝っていた。それが勝てなくなる。終盤、彼が任務の判断を踏み外していくくだりは、強くなる話ではなくて、人間に近づいたぶんだけ兵士として故障していく話として見える。
関智一の芝居がここで効いてくる。ふだんの宗介の、感情の起伏が平らな喋り方。あの平熱の声が崩れる瞬間のために、たぶん前半のぜんぶがある。震えるとか叫ぶとかじゃなく、平熱が保てなくなる、という壊れ方だ。単に「主人公が覚醒する」物語だと思って見ると、いちばん肝心なところを見落とす。これは、人間になることの代償の話だ。
特に刺さったシーン
終盤、宗介が任務の枠から完全にはみ出していく一連のところ。詳細は伏せるけれど、彼が「兵士としての正しさ」と「目の前の一人」のどちらを取るかを突きつけられる展開だ。ここで関智一の声から、いつもの平熱が抜けていく。叫ばないのが逆に怖い。ああ、この人いま本当に壊れてるんだ、と画面の前で背筋が冷えた。
もう一つ挙げるなら、三木眞一郎のクルツ。軽口ばかり叩く男が、相棒として宗介の異変にいちばん早く気づく描き方になっている。茶化す声のトーンの下にある心配が、台詞よりも声色で伝わってくるのがうまい。あと大塚明夫のカリーニン。あの低くて動かない声が、組織の論理そのものとして宗介の前に立ちはだかる。声だけで「お前の感情は任務の役に立たない」と言われている気分になった。キャスティングの説得力で殴られたシーンだ。
読んで見たくなったら——『フルメタル パニック!The Second Raid』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- コメディとしてのフルメタしか知らず、シリアス方面に振れた作品を食わず嫌いしている人
- 「強くなる主人公」より「壊れていく主人公」に惹かれる人
- 声優の芝居の温度差で、台詞の裏にある感情を読むのが好きな人
- 京都アニメーションのアクション作画をじっくり追いたい人
合わない人
- 前作までのドタバタしたノリを期待して見始める人
- 主人公が最後まで一貫して頼れるヒーローであってほしい人
- 湿った人間ドラマより、爽快なメカアクションを最優先したい人
次に見るなら
宗介の「兵士として壊れていく」感じが刺さったなら、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX。諜報と組織の論理のなかで、個人がどう機能して、どこで軋むかを描く作品で、ミリタリーとSFの手触りがいちばん近い。
戦場と感情のせめぎ合いが見たいならヨルムンガンド。武器商人を追う物語で、任務と人間の情がぶつかる構図が重なる。乾いた緊張感の質感も似ている。
極限で人が崩れていく過程そのものに興味があるなら無限のリヴァイアス。閉じた状況で人間がどう壊れ、どう持ち直すかを延々とやる。アクションは控えめだけど、芯にあるテーマは地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「フルメタル・パニック!The Second Raid」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品を多く扱う配信サービスで広くカバーされているため、ご自身が利用中のサービスから手軽に楽しめます。シリーズをまとめて追いたい方にも便利な配信状況です。










