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風夏
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | diomedéa |
新しい学校に転入した内気な青年・春菜優は、常にスマートフォンでTwitterをチェックしている。彼は携帯を持たず、自由奔放で自然と人を魅了する少女・秋月風花と出会う。一方、優は最近Twitterを通じて、今は別の場所にいる幼馴染・日梨小雪と連絡を取り始める。三人の関係が複雑に絡み合っていく青春物語。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『風夏』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。いずれも見放題プランに対応しているため、各サービスを利用中であれば追加料金なしで全話視聴できます。まだサービスに登録していない方は、無料トライアルを活用すると全話まとめて視聴できるのでおすすめです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
転入先の高校でスマートフォンのSNSに依存する内気な少年・春菜優は、ある日、携帯も持たず自由奔放に生きる少女・秋月風花と出会う。風花の天真爛漫な明るさに引き寄せられながらも、優はTwitterを通じて幼馴染・日梨小雪と再びつながり始める。正反対の個性を持つ二人の少女との関係が次第に深まり、三者三様の感情が交差していく青春ラブストーリー。
みどころ・魅力
① 真逆のヒロインが生む緊張感のある三角関係
デジタルに疎く野生的な魅力を持つ風花と、SNSで繋がる幼馴染・小雪という対照的な二人のヒロイン。主人公・優がどちらに惹かれていくのか、関係性の変化を追う展開は先が読めず、最後まで目が離せない。
② 音楽シーンが物語の感情を増幅させる
音楽をテーマにした作品らしく、劇中に登場する演奏や歌唱シーンが登場人物の心情と見事にリンクする。音楽を媒介に感情が動くシーンは、青春ドラマとして特に印象的な見せ場となっている。
③ SNS時代の距離感と”リアルな出会い”の対比
スマートフォンを介した繋がりと、画面越しでは伝わらないリアルな感情のぶつかり合いが物語の核心に。現代的なテーマを軸に、人と人が直接向き合うことの意味を問いかける点が本作の深みを生んでいる。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 草川啓造 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 朱白あおい |
| キャラクターデザイン | 本多美乃 |
| 音楽 | 伊賀拓郎 |
| OP | 伊賀拓郎「Climber’s High!」 |
| ED | Megumi Nakajima「ワタシノセカイ」 |
| ED | Koyuki Hinashi「雪花火」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
原作マンガの「あの展開」をリアルタイムで食らっていたので、アニメ化の報を聞いたとき正直なところ複雑だった。あれをどう映像にするんだ、というより、あれを映像にするのか、という感じ。で、実際に見てみたら、アニメ版は原作から展開を変えたやつだった。最初に知ったとき「え、逃げた?」と思ったのは本当のことで、でも2周目に入ったら、これはこれで、まあ、良かった気もするな、という着地になった。
第1話の風花が画面に出てきた瞬間の「ああ、夏の匂いがする」感は本物で、あのキャラクターの自由さを映像で受け取ると、紙の上で読むのとまた違う体温がある。そこだけは文句なしに正解だった。
スマートフォンの画面越しに生きていた少年が、リアルの声に引き戻される話
この作品を「ラブコメ」として消費するとちょっともったいない。芯にあるのは、デジタルの向こうに存在する「ぬくもり」と、目の前にある「騒音」のどちらを選ぶか、という問いだと思っている。
優は常にTwitter(作中の時代感でいうSNS)を見ている。幼馴染の小雪と繋がり続けるためのツールとして携帯を手放せない。その行為自体は現代人なら誰でも理解できるはずで、「今ここにいない誰かとの関係」を優先して「今ここにいる誰か」を半分しか見ていない、あの感覚。風花はその対極にいる。スマートフォンを持たない、SNSもない、記録も検索もしない人間として描かれている。
だから風花が優に与えるものは、情報でも共感でもなくて、音と体温と物理的な存在感だ。音楽、というジャンル設定がここで効いてくる。耳で受け取るもの、空気の振動として届くもの、それは画面の文字列とは根本的に異なる届き方をする。2回目に見直したとき、風花が歌うシーンの演出がことごとく「スマートフォンを画面外に追いやる構図」になっていることに気づいて、ちょっと唸った。
早見沙織が演じる小雪は、その構造上「画面の向こう側の存在」として長い時間を過ごす。早見さんの声は遠くから届く感じがする、という変な言い方をしたいのだが、あの声質が「デジタル越し」という設定と妙にはまっていた。声だけで距離感を作れる人なんだと、改めて思わされた。
アニメ版が原作の展開を変えた部分については、結末の「きれいさ」の話になる。原作を知っている視聴者からすると物足りなさがあるのは否めないが、アニメ単体として見たとき、あの選択は「今ここにあるもの」を選ぶ話として一本筋が通っている。それはそれで、誠実な解釈だと思っている。
特に刺さったシーン
バンドが少しずつ形になっていく中盤の合奏シーン。小松未可子が演じる石見沙羅が、最初は距離を置いていたのに音を合わせた瞬間だけ表情が変わる、あの切り替わり方が好きだった。小松さんは「言葉よりも声の質感で感情を出す」演技をするイメージがあって、セリフの内容より息づかいや間で伝えてくる。このキャラクターはまさにそれが活きていた。
日笠陽子が演じる吉野友美は、出番があるたびに空気を変えてくる。あの重心の低い、落ち着きのある声でさらりとした一言を言うシーンがあって、笑ったあとになんか刺さる、という感覚になった。斉藤壮馬の三笠真琴と興津和幸の那智一也は、バンドとしての背骨を作っているキャラクターで、特に興津さんのちょっとうさんくさい余裕みたいなもの、あれは地の文ではなかなか出せないやつだった。
終盤の、全部が動き始めるライブシーン。あそこで音楽が鳴った瞬間の「やっと来た」感は、何度見ても消えない。
読んで見たくなったら——『風夏』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さりやすい人:
- 音楽ものの青春アニメが好きで、バンドの結成から成長を見守るプロセスに弱い人
- ラブコメに「どっちを選ぶか」のヒリつきより「関係の温度変化」を求めている人
- 早見沙織・小松未可子・日笠陽子あたりのキャストで興味が持てる人
- 原作を知らないか、知っていても「アニメはアニメ」と切り離して楽しめる人
合わない可能性がある人:
- 原作の展開をきちんと映像で見たかった読者。アニメ版の改変を受け入れるのにかなりのメンタルが要る
- ラブコメに決定的なドラマを求めている人。アニメ版はある種の「収め方」を選んでいるので、カタルシスの質が違う
- 作画クオリティが安定していないと集中できない人。全体として均一ではない
次に見るなら
ReLIFE——「今ここにいる自分」と向き合う青春もの、という意味では近い空気がある。ファンタジー的な設定が入るが、根っこにあるのは「関係を作り直すことへの怖さ」で、風夏の優が感じていた停滞感と共鳴する部分がある。
ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜——音楽部を舞台にした青春アニメで、バンドではなく吹奏楽だが、音楽を通じてキャラクターが変わっていく描き方に興味があるなら見て損はない。謎解き要素も入っているので話の密度が高め。
四月は君の嘘——音楽と感情の話として、より振れ幅の大きいものを求めるなら。泣かされる覚悟はしておくこと。風夏よりかなり重くなるが、「音が届く」という体験の話として地続きで見られる。
よくある質問
まとめ
『風夏』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。いずれも見放題プランに対応しているため、各サービスを利用中であれば追加料金なしで全話視聴できます。まだサービスに登録していない方は、無料トライアルを活用すると全話まとめて視聴できるのでおすすめです。


