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亜人ちゃんは語りたい 亜人ちゃんの夏休み
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
夏休み、高校生たちは夏祭りを満喫します。早紀絵は教師の鉄男に浴衣姿を見せたいと願う一方、ひかり達は友人たちと屋台巡りやヨーヨー釣りなどを楽しみます。ひまりは姉のひかりのために寂しさをこらえ、静香や淳美と屋台を巡ります。夜には、お祭りの会場で噂のお社へ向かうひかり達と、森の中で不思議な声を聞く鉄男と早紀絵の姿が描かれます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
夏休みを迎え、町は夏祭りの賑わいに包まれます。サキュバスの教師・早紀絵は、想いを寄せる教師・鉄男に浴衣姿を見せたいとひそかに願います。一方、吸血鬼のひかり達は友人と連れ立って屋台を巡り、ヨーヨー釣りや食べ歩きで夏の一日を満喫します。ひかりの妹・ひまりは、姉と離れる寂しさをぐっとこらえ、静香や淳美とともに祭りを楽しもうとします。やがて夜の帳が下りる頃、噂のお社を目指すひかり達と、森の奥で不思議な声に導かれる鉄男・早紀絵——それぞれのひと夏の出来事が、優しく描かれていきます。
みどころ・魅力
① 夏祭りを舞台にした“日常系”の真骨頂
屋台の灯り、浴衣、ヨーヨー釣り——日本の夏祭りの空気感がたっぷり詰まった一編です。亜人(デミ)の少女たちが特別な存在でありながら、ごく普通の高校生として夏を楽しむ姿が温かく描かれ、本編を観ていた人ほど「この続きが観たかった」と思える満足感があります。
② 早紀絵先生と鉄男先生の距離感
サキュバス体質ゆえに人との接触を避けてきた早紀絵が、鉄男に浴衣姿を見せたいと願う——その繊細な心の揺れが大きな見どころです。森の中で交わされる二人の時間は、本編で積み重ねられた関係性の先を感じさせ、ファンには嬉しいご褒美のような場面になっています。
③ ひまりの“お姉ちゃん思い”が光る
姉・ひかりと離れる寂しさをこらえ、自分なりに祭りを楽しもうとするひまりの健気さが胸を打ちます。デミと人間、双子それぞれの居場所と絆を静かに描く視点は、本作らしい優しさにあふれ、短編ながら登場人物への愛着をいっそう深めてくれます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 安藤良 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 川上哲也 |
| 音楽 | 横山克 |
| 美術監督 | 針生勝文 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | トライセイル「オリジナル。」 |
| ED | 三月のパンタシア「フェアリーテイル」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を全話見終えて、もう少しあの教室の空気を吸っていたくて手を伸ばした、という順番だった。最初は「夏休みの番外編、まあ箸休めだろう」くらいに構えて再生した。ところが見始めてすぐ、これは本編を好きになった人間にピンポイントで投げられた球だと気づく。亜人(デミ)たちの「特別さ」を一回脇に置いて、ただ祭りの夜を歩かせる。それだけの話だ。なのに2回目に見たとき、早紀絵先生が浴衣のことを口にする場面で妙に胸がざわついた。1回目は祭りの賑やかさに紛れて流していた表情が、2回目だと全然違って見える。箸休めのつもりが、いちばん長く反芻している回になった。誘惑する力を持つ先生が、力じゃなく浴衣で「見てほしい」と願う話
この番外編がいちばん丁寧に拾っているのは、佐藤早紀絵という大人の不器用さだと思う。サキュバスである彼女は、ただそこにいるだけで周りを誘惑してしまう。だから普段はわざと地味にして、人混みを避けて、自分の魅力を「抑える」ことに神経をすり減らして生きている。本編からずっとそうだった。それが夏祭りという舞台になると、話が静かに反転する。早紀絵は初めて、体質でも力でもなく、自分の意思で「鉄男に浴衣姿を見てほしい」と願うんだ。サキュバスが、誘惑じゃなくて浴衣で勝負しようとしている。この一点に、30分弱の全部が乗っている気がする。 考えてみると、これはかなり切実な願いでもある。彼女の魅力は反則級に効いてしまうものだから、本来「見てほしい」と思った時点で相手を巻き込みかねない。それでも浴衣を選ぶのは、力で振り向かせるんじゃなく、ちゃんと一人の人間として選ばれたいからだ。日笠陽子の芝居が、その小さな勇気と気恥ずかしさの配分を絶妙にやっていて、声のトーンが普段の先生よりほんの少しだけ上がる。本編で抑えていたぶん、ここでの「可愛さ」が効くんだと思う。単なる夏のサービス回に見えて、亜人が「普通の幸せ」を欲しがることの重さを、いちばん柔らかい温度で描いている回だ。特に刺さったシーン
終盤、祭りの喧騒から少し外れて、森のほうへ二人が歩いていくところ。屋台の光と音がだんだん遠ざかって、急に世界が二人ぶんの大きさになる。あの空気の切り替えがうまい。早紀絵がようやく浴衣のことを切り出すんだけど、言葉にする前のあの間、諏訪部順一の鉄男が相変わらず生物教師の顔で淡々としているのが逆に効く。彼は早紀絵の体質をちゃんと理解しているから、過剰に動揺しない。その「動じなさ」が、サキュバスにとってどれだけ安全で、どれだけ嬉しいことか。ここで早紀絵が見せる表情に、思わず画面を止めた。1回目は祭りの華やかさに気を取られて素通りしていたのに、2回目は完全にこの数秒のためだけに見ていた。森の奥で聞こえる不思議な声の演出も、この静けさへの導線として効いている。読んで見たくなったら——『亜人ちゃんは語りたい 亜人ちゃんの夏休み』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編「亜人ちゃんは語りたい」を全話見て、あの教室の体温が忘れられない人
- 派手な事件より、キャラの感情の機微をじっくり眺めたい人
- 早紀絵先生推し。ここは実質、先生のための回なので
合わない人
- 本編未見でいきなりここから入ろうとする人。前提が共有されてないと、ただの日常回に見える
- はっきりした起承転結や「事件」を物語に求める人
- 亜人設定のSF的・考察的な掘り下げを期待している人
次に見るなら
本編の体温をもう少し探すなら からかい上手の高木さん。特別な事件は起きないのに、二人の距離がじわじわ動くのを見守る快感がよく似ている。/ 夏祭りの夜と、森の奥で何か人ならざるものに触れる感触が好きだったなら 夏目友人帳。人と妖の、寂しさ混じりの優しさが通底していて、あの静けさの肌触りが近い。/ ただ穏やかな空気にゆっくり浸かりたいだけなら のんのんびより。何も起きない時間がこんなに豊かなのか、と毎回思わされる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『亜人ちゃんは語りたい 亜人ちゃんの夏休み』は、dアニメストアとHuluで視聴できます。どちらも見放題ラインナップで配信されているため、本編を観たあとの夏のひと幕として気軽に楽しめます。お好みの環境に合わせて、視聴しやすいサービスを選んでみてください。
よくある質問
まとめ
『亜人ちゃんは語りたい 亜人ちゃんの夏休み』は、dアニメストアとHuluで視聴できます。どちらも見放題ラインナップで配信されているため、本編を観たあとの夏のひと幕として気軽に楽しめます。お好みの環境に合わせて、視聴しやすいサービスを選んでみてください。

