※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

学園アリス
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Group TAC |
桜美咲と井埋蛍は親友。蛍が才能のある生徒が集まる東京のアリス学園に転校することを知った美咲は、蛍の身を案じて学園を追う。その学園では、学生たちが囚人のような扱いを受けているという噂があった。美咲は学園の素晴らしい面を発見し、冒険へと乗り出していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
明るく元気な少女・佐倉蜜柑は、親友の今井蛍が東京にある「アリス学園」へ転入したことを知ります。アリス学園は特別な才能「アリス」を持つ子どもたちが集まるエリート校ですが、生徒たちは厳しく管理され、まるで囚人のような扱いを受けているという噂もありました。蛍を心配した蜜柑は、ひとり学園を追いかけて入学を志願します。やがて蜜柑は自分自身にも秘められた力があることを知り、個性豊かな仲間や教師たちと出会いながら、笑いと涙に満ちた学園生活へと飛び込んでいきます。
みどころ・魅力
① まっすぐで前向きな主人公・蜜柑
勉強は苦手でも、誰よりも素直で行動力のある蜜柑が物語の中心です。親友を追って単身で学園に飛び込む大胆さと、まわりを巻き込んでいく明るさが大きな魅力。失敗しながらも全力でぶつかっていく姿に、自然と応援したくなります。
② 個性が光る「アリス」という能力設定
生徒それぞれが固有の特殊能力「アリス」を持つという設定が物語の核になっています。能力の種類や使い方が多彩で、キャラクターの個性と密接に結びついているのが面白いところ。能力を軸にした学園内の人間関係や駆け引きも見どころのひとつです。
③ 笑いと涙が同居する学園ドラマ
ドタバタとしたコメディの軽快さと、友情や家族、孤独といったシリアスなテーマが巧みに同居しています。ギャグで笑わせながらも、ふとした場面で胸を打つエピソードが差し込まれ、幅広い年齢層が楽しめる物語に仕上がっています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 大森貴弘 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横山雅志 |
| キャラクターデザイン | 伊藤良明 |
| 音楽 | 吉森信 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | Ueda, Kana「ピカピカの太陽」 |
| ED | Ueda Kana & Kugimiya Rie「幸せの虹」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
子どもの頃、夕方のNHK教育で流れていた記憶がうっすらとある。たぶん全部は追えていなくて、断片だけが頭の隅に残っていた。能力を持った子どもたちが集まる学園、というモチーフだけが妙に焼きついていて、大人になってから「あれ、なんてタイトルだったんだ」と検索して、ようやく『学園アリス』だと辿りついた。
そういう経緯だから、最初は完全に懐かしさ目当てで見始めた。ところが序盤の数話で、思っていたより足元がぐらつく。才能ある子を集める学園、というのは一見キラキラした箱なのに、その縁取りがどうにも不穏なのだ。2回目に通して見たとき、子どもの頃の自分が断片しか覚えていなかった理由が、なんとなく分かった気がした。あの頃は、たぶん少し怖かったのだと思う。
才能は翼ではなく、檻にもなる——囲い込まれる子どもたちの話
主人公の女の子は、親友の蛍が遠い学園に転校すると知って、その身を案じて後を追う。動機はただの友情だ。会いたい、置いていかれたくない、それだけ。けれど飛び込んだ先の学園は、外から見える「才能ある子の楽園」という顔と、噂される「生徒が囚人のように扱われている」という顔を、両方とも持っている。
この作品が面白いのは、その二つの顔をどちらかに寄せて単純化しないところだ。鳴海先生——石田彰のあの、柔らかいのに芯のある声がいい——のように、本気で子どもたちを守ろうとする大人がいる。一方で、三木眞一郎が演じるペルソナのような、学園の影の部分を体現する存在も同じ場所にいる。優しさと管理が、同じ建物の中で地続きになっている。
つまりこれは単なる学園ファンタジーではなく、「特別であること」が祝福と監禁の両方の入口になってしまう構造の話なのだと思う。才能を持って生まれた子は、その才能ゆえに見つけ出され、囲われ、価値として管理される。能力は本人のものなのに、いつのまにか本人以外のものになっていく。主人公の能力が派手な力ではなく、むしろ他人の力を打ち消す方向のものだ、というのも示唆的だ。誰かを支配する力ではなく、支配を一瞬だけ無効にする力。その地味さが、檻の物語の中ではちゃんと希望に見えてくる。子ども向けの皮をかぶせながら、ここまで「自由とは何か」を問うてくる作品だったのか、と2回目で背筋が伸びた。
特に刺さったシーン
やっぱり蛍だ。釘宮理恵が演じる今井蛍は、表向きクールで、感情を見せない。主人公がべたべた懐いても素っ気なくあしらう。なのに、ふとした瞬間に声の温度がほんの少しだけ下がる——あるいは、上がる。釘宮さんはそのコンマ数秒の揺れを取りこぼさない。序盤の再会のあたり、蛍が口では突き放しながら、目線や間で「ちゃんと来てくれたんだ」と漏らしてしまうところがあって、思わず画面に向かって「素直じゃないなあ」と声が出た。
あと地味に効いているのが、櫻井孝宏の岬や、鈴村健一の毛利のような、学園側の大人たちの存在感だ。子どもたちの世界を回しているのは、結局この少し胡散くさかったり頼りなかったりする大人たちで、その温度差が学園のリアリティを支えている。能力で殴り合うシーンより、こういう人間関係の機微にこそ何度も巻き戻したくなった。
読んで見たくなったら——『学園アリス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 子どもの頃に断片的に見た記憶があって、いつかちゃんと見直したいと思っていた人
- キラキラした設定の裏にある不穏さや、優しさと管理が同居する空気を味わいたい人
- クールで素直じゃない親友キャラ(釘宮理恵の蛍)に弱い人
合わない人
- テンポの速い能力バトルや、派手な見せ場を期待している人
- 2000年代のテレビアニメの作画・質感がどうしても苦手な人
- 設定の暗部は掘らず、明るい学園コメディだけを気楽に見たい人
次に見るなら
カードキャプターさくらが好きなら、たぶんこの世界の空気はすっと入ってくる。同年代の女の子が主人公で、魔法と友情と、ほんのりした怖さが同居している。優しいのに油断ならない感じが近い。
学園の檻めいた構造にぞくっとした人には約束のネバーランドを。居心地のいい施設の裏に管理と囲い込みがある、という背骨がそのまま重なる。あちらはもっと直球の恐怖だけれど、根っこの問いは同じだ。
能力者を育てる学園というモチーフをもう少し賑やかに楽しみたいならとある科学の超電磁砲。能力=価値=管理対象という空気の中で、それでも友情と日常が回っていく話で、明暗のバランスが心地いい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「学園アリス」は、dアニメストア、U-NEXT、Huluで視聴できます。アニメ作品に強い複数のサービスで配信されているため、普段使っているサービスを選んで気軽に楽しめます。これから視聴を始めたい方も、対応しているいずれかのサービスに加入していればすぐに作品の世界に入れます。
よくある質問
まとめ
「学園アリス」は、dアニメストア、U-NEXT、Huluで視聴できます。アニメ作品に強い複数のサービスで配信されているため、普段使っているサービスを選んで気軽に楽しめます。これから視聴を始めたい方も、対応しているいずれかのサービスに加入していればすぐに作品の世界に入れます。