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げんしけん 二代目
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
新学期を迎えた椎尾大学。オタク文化研究サークル「現視研」に新入生が入部する。アニメ、漫画、ゲームを愛するオタクたちの集まりだったが、現会長の荻上千佳が新しい勧誘方針を始める。新入生たちが加わることで、サークルは大きく変わろうとしていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
新学期を迎えた椎尾大学。オタク文化研究会「現視研」では、会長の荻上千佳を中心に新たな世代のメンバーたちが活動していた。新しい勧誘方針のもとに集まった新入生たちは、それぞれが個性的なオタク趣味を抱えており、サークルの空気は少しずつ変化していく。腐女子としての顔、隠された秘密、揺れる自意識——アニメや漫画を愛する若者たちが、好きなものを通じて自分自身と向き合っていく。笑いと共感に満ちた、新世代「現視研」の日常が幕を開ける。
みどころ・魅力
① 世代交代した新生「現視研」の群像劇
初代メンバーが卒業し、荻上千佳を会長に据えた新世代が物語の主役。新入生それぞれが抱えるオタク趣味やコンプレックスが丁寧に描かれ、サークルという小さな共同体の中で関係性が育っていく過程が見どころです。原作ファンも新規視聴者も入りやすい構成になっています。
② 一筋縄ではいかない個性派キャラクターたち
女装男子・波戸をはじめ、腐女子の本音、自意識の揺れなど、一癖も二癖もあるキャラクターが勢ぞろい。誰もが「好きなもの」と「素の自分」の間で揺れており、その葛藤がコメディとしても人間ドラマとしても深く刺さります。キャラ同士の掛け合いのテンポも魅力です。
③ オタク文化への愛とリアルな空気感
コミケ、二次創作、推し語りなど、オタク文化のディテールが愛をもって描かれているのが本作の真骨頂。誇張しすぎず、かといって距離を置きすぎない絶妙なリアリティで、「あるある」と頷ける描写が満載。日常系・コメディとしての心地よさが終始保たれています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 水島努 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| キャラクターデザイン | 谷口淳一郎 |
| 音楽 | 福廣秀一朗 |
| 美術監督 | 立田一郎 |
| OP | 上坂すみれ「げんし、女子は、たいようだった。」 |
| ED | Nozomu Yamamoto, Sumire Uesaka, Yumi Uchiyama, Ai Kakuma「アオくユレている」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
白状すると、二代目はずっと後回しにしていた。無印のげんしけんは、自分にとって「オタクであることをどう肯定するか」を一番やさしく描いてくれた作品で、下手に続きを見て上書きされるのが怖かったというのが正直なところ。だから「新入生が入ってサークルが変わる」というあらすじを最初に知ったときも、ああ、あの空気が薄まるやつか、と身構えていた。実際に見始めたら、思っていたのと全然ちがった。変わったのは空気じゃなくて、カメラが向いている先のほうだった。一度通して見て、しばらく寝かせて、もう一度頭から見直して、ようやく「これはこれで一本の作品だ」と認められた。最初の警戒が恥ずかしくなる程度には。
オタクサークルの話が、いつのまにか「好き」の居場所を探す話になっていた
無印のげんしけんは、ざっくり言えば「外の世界に引け目を感じていたオタクが、ここにいていいんだと思えるまで」の話だった。部室という閉じた空間が、肯定の装置として機能していた。二代目はそこから一歩進んで、もっと厄介なところに踏み込む。「好きでいることは許された、じゃあその好きを、自分のどこに置けばいいのか」という話になっている。
それを一身に背負っているのが波戸というキャラクターで、彼の存在は単なる飛び道具のキャラ立てではない。腐の趣味と、自分の性のあり方と、誰かへの感情が、本人の中でうまく整理されないまま同居している。見ていて居心地が悪くなる瞬間が何度もあるけれど、その居心地の悪さこそが、この作品が逃げずに描こうとしているものだと思う。趣味の話で笑っていたはずが、気づくと「あなたは何者なのか」という問いに足を取られている。
斑目の、成就しない片思いの描き方も同じ線の上にある。好きという気持ちは、いつも行き先が見つかるとは限らない。持て余したまま、それでも消えてくれない。二代目はそれを安易に成就させず、宙ぶらりんのまま大事に扱う。サークルものの皮をかぶった、感情の置き場所をめぐる話。単なる日常系の続編だと思って見ると、思ったより重いものを手渡されることになる。
特に刺さったシーン
序盤、新しい勧誘方針で集まった新入生たちが、部室の中で互いの距離をはかりかねている空気がたまらなくよかった。会話の間が、わざと埋められていない。沈黙のあとに誰かが余計なひとことを足して、それでまた微妙になる——あのリズムは無印から地続きだ。
個人的にいちばん効いたのは、斑目晴信が自分の気持ちを胸の内で処理しようとする場面。興津和幸の声が、強がりと諦めのちょうど中間みたいなトーンで、語尾を妙に軽くするのがずるい。本人は冗談めかしているのに、聞いているこっちが勝手につらくなる。佐藤利奈が演じる春日部咲の、相手をまっすぐ見すぎる物言いも相変わらずで、彼女が一言放つたびに場の温度が変わるのが面白かった。あと、福山潤の朽木がいるだけで画面の密度が上がる。あの人がうるさいほど、サークルが生きている感じがする。
読んで見たくなったら——『げんしけん 二代目』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 無印のげんしけんが好きで、あの部室の空気をもう少し吸っていたい人
- 趣味の話の裏で、登場人物の自意識や性のあり方が揺れていく描写を面白がれる人
- 成就しない感情を、無理に決着させないまま見守れる人
- 会話の「間」と気まずさで笑える人
合わない人
- 無印の、わいわいした緩い日常がそのまま続くと期待している人
- 波戸まわりの題材に最初から興味が向かない人
- 話がきれいに完結してほしい、宙ぶらりんが苦手な人
次に見るなら
まずは順当にげんしけん(無印)。二代目から入った人ほど、こちらの肯定のやさしさを浴びてから戻ると、二代目が踏み込んだ場所の意味がよくわかる。
オタク同士の不器用な感情のやりとりが好きならヲタクに恋は難しい。趣味を隠さなくていい相手との距離の縮め方を、もう少し大人の温度で描いてくれる。
こじらせた自意識と乾いた笑いの相性が良いなら私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!。痛々しさを直視させてくる手つきは、波戸を見ていて落ち着かなくなった人にこそ効くはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「げんしけん 二代目」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。アニメ作品の取り扱いが豊富なこれらのサービスなら、お持ちの環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。気になった今のタイミングで、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
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