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グラビテーション
| 放送年 | 2000年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
修一の夢はアイドル龍一と彼のバンド「ニットル・グラスパー」に続くことだった。親友ヒロと共に「バッドラック」というバンドを結成し、大手レコード会社と契約することに成功した。しかし、スタジオの締め切りが迫っているのに、修一はまだ曲の歌詞を書き終えていない。彼に必要なのは…
作品概要・あらすじ
あらすじ
歌手を夢見る少年・新藤シュウイチは、親友の中野ヒロと組んだバンド「バッドラック」のボーカル。憧れのアイドル・佐久間龍一のように頂点を目指す彼は、大手レコード会社との契約を勝ち取り、プロデビューへと突き進んでいく。そんなある夜、公園で歌詞を書いていたシュウイチは、冷徹な人気小説家・癒紀(ゆうき)と出会い、その詞を酷評されてしまう。この出会いをきっかけに、シュウイチの恋と音楽の日々は思いがけない方向へ動き出す。バンドの成長と、不器用な二人の関係を軽快に描く青春ラブコメディです。
みどころ・魅力
① 音楽×ラブコメのテンポ感あふれる展開
バンド「バッドラック」のデビューを目指す王道の音楽ストーリーと、シュウイチと癒紀のすれ違いラブコメが絶妙に絡み合います。ハイテンションなギャグから胸が締めつけられる場面まで、緩急の効いた展開が最後まで飽きさせません。
② 個性が爆発するキャラクターたち
まっすぐで騒がしいシュウイチ、クールな天才小説家・癒紀、頼れる相棒ヒロなど、濃いキャラクターが勢ぞろい。特に正反対な二人の掛け合いは本作の核であり、そのやり取りから目が離せなくなります。
③ 90〜00年代の空気を映すバンドカルチャー
ライバルバンド「ニットル・グラスパー」との関係や、音楽業界を舞台にしたドラマも見どころのひとつ。きただにひろし氏らによる主題歌をはじめ、作品を彩る楽曲がストーリーへの没入感を高めてくれます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | ボブ白旗 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| 音楽 | 浅倉大介 |
| OP | 坂上ようすけ「Super Drive」 |
| ED | 虎谷 賢哉「Glaring Dream」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
名前だけは、どこかで聞いたことがあった。BLの古いやつ、くらいの解像度で。2000年の作品と知って、正直あまり期待せずに再生ボタンを押した——というのは、最初の数分で裏切られた。とにかくうるさい。歌詞が書けないと喚き、憧れのバンドに張り合って暴走し、画面の中の主人公はずっと全力疾走している。最初は「このテンションに40分耐えられるか」と身構えたのに、2回目に見たときには、その騒がしさが全部、誰かに必死で手を伸ばしている音に聞こえた。古い、確かに古い。でも古さの奥で鳴っている感情のほうは、わりと普遍だった。言葉で生きていく二人が、肝心のひと言だけ言えない話
グラビテーションは、表向きはバンドの成り上がりコメディだ。新人バンド「バッドラック」がメジャーと契約し、締め切りに追われ、先を行く者の背中を追いかける。でも芯にあるのは、言葉をめぐる話だと思っている。 主人公はボーカルなのに、肝心の歌詞が書けない。自分の中にある感情を、どうやっても言葉の形にできない男だ。そして彼が恋に落ちる相手は、よりにもよって言葉を売って食っている小説家・上杉瑛里。井上和彦が演じるこの男は、序盤でいきなり主人公の書きかけの歌詞を一刀両断する。言葉のプロが、言葉の素人を突き放す。 面白いのは、その瑛里もまた、肝心の感情だけは言葉にできない人間として描かれていることだ。文章で人を動かせるのに、目の前の相手にだけは、必要な一言が言えない。つまりこれは、言葉で生きていく二人が、いちばん言いたいことだけ言えずに、歌や態度や八つ当たりでそれを伝えようとする話なんだと思う。 だから主人公があれだけ叫ぶのも、納得がいく。言葉にできないものを、勢いと音量で押し切ろうとしているだけなのだ。賑やかなだけのラブコメに見えて、その実、不器用な人間が不器用なまま誰かに届こうとする、その過程の記録になっている。表面の騒がしさを真に受けて切り捨てると、たぶんいちばん柔らかいところを見落とす。特に刺さったシーン
やっぱり序盤の、書きかけの歌詞を見知らぬ男に拾われて酷評される場面だ。風に飛ばされた紙きれ一枚から物語が動き出すんだけど、ここでの井上和彦の声がいい。優しさを一切まぶさず、本当にどうでもよさそうに切り捨てる。あの突き放し方があるから、後で距離が縮まったときの落差が効いてくる。 あと個人的に好きなのは、関智一の芝居だ。新堂愁一というキャラは一歩間違えるとただのうるさい子供になるんだけど、関智一は叫びの中にちゃんと「必死さ」の質感を残す。同じ大声でも、怒りと焦りと泣き笑いを声色で描き分けてくる。2回目に見たとき、私が反応していたのは展開じゃなくて、この人の声の温度の変化のほうだった。山口勝平が演じる佐久間竜一が現れるたびに空気が変わるのも、声の重ね方が上手いからだと思う。 そういえば、子安武人が演じるマネージャー・坂野が物騒なものを振り回しながら登場する回りのテンションも、今見ると頭がおかしくて笑える。2000年だからこそ許された勢いだ。読んで見たくなったら——『グラビテーション』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年前後のアニメの、垢抜けてないけど熱量だけは異常に高い空気が好きな人
- BLというより「不器用な人間が誰かに届こうとする話」として恋愛ものを見たい人
- バンド・音楽もの、成り上がりの勢いに弱い人
- 声優の芝居そのもので作品を味わうタイプの人(このキャストは反則だと思う)
合わない人
- 作画や音の古さがどうしても気になって、物語に入り込めない人
- 中盤、三木眞一郎が演じる相沢滝が絡んでくるあたりの、コメディから急に重くなる温度差が苦手な人
- 主人公のテンションの高さに、最初の数分で疲れてしまう人
次に見るなら
givenは、バンドと恋愛が地続きになっている点でグラビテーションの正統な子孫みたいな作品。あの騒がしさを静かに研ぎ澄ますとこうなる、という対比でも面白い。 言葉にできない感情を不器用に持て余す関係性が好きなら、純情ロマンチカ。同じBLコメディでも、こちらはもう少し甘さとテンポに振り切っていて、勢いで押し切る快感がある。 バンドものとして、人の業まで含めて音楽を描くやつが見たいならNANA。成り上がりの高揚と、その裏で軋んでいくものを、グラビテーションよりずっと生々しく突きつけてくる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『グラビテーション』は、動画配信サービスのU-NEXTで視聴できます。音楽とラブコメが詰まった全13話を、まとめて一気に楽しめる環境が整っています。気になった方は、U-NEXTでシュウイチたちの物語をチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『グラビテーション』は、動画配信サービスのU-NEXTで視聴できます。音楽とラブコメが詰まった全13話を、まとめて一気に楽しめる環境が整っています。気になった方は、U-NEXTでシュウイチたちの物語をチェックしてみてください。
