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2012

ギルティクラウン ロストクリスマス
★ 3.2 / 5.0アクションドラマSF
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Production I.G |
2029年、実験体として監禁されていた研究施設からスクルージが脱獄する。遺伝子操作で改造された彼の身体は超能力を備えており、追手を殺す。ある日、同じく実験体のキャロルという少女に出会う。三人の超能力者の追手が
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
2029年、研究施設に実験体として監禁されていた少年スクルージが脱獄を果たす。遺伝子操作によって超常的な力を宿した彼の身体は、迫りくる追手を容赦なく退けていく。逃亡の最中、スクルージは自分と同じ実験体の少女キャロルと出会い、二人は行動を共にすることになる。だが彼らの前には、同じく超能力を操る三人の追手が立ちはだかる。荒廃した世界を背景に、運命に翻弄される少年少女の逃避行と戦いを描いた、人気作『ギルティクラウン』のスピンオフ作品である。みどころ・魅力
① 『ギルティクラウン』の世界を補完するスピンオフ
本編で語られなかった「ロストクリスマス」事件にまつわる物語を描く外伝的作品。本編ファンであれば、世界観の背景や設定をより深く味わえる構成になっており、シリーズへの理解が一段と深まる一作です。② 超能力バトルとSFアクション
遺伝子操作で改造された実験体たちが繰り広げる超常的な能力のぶつかり合いが見どころ。スクルージと三人の追手による緊迫したアクションシーンは、SF作品ならではのスピード感と緊張感に満ちています。③ 実験体の少年少女が紡ぐドラマ
施設に囚われていたスクルージと、同じ境遇のキャロル。過酷な運命を背負った二人の出会いと関係性が物語の核となり、アクションの裏に流れる人間ドラマが見る者の心を掴みます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 江崎慎平 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | redjuice、中央東口 |
| キャラクターデザイン | 加藤裕美、江原康之 |
| 音楽 | 澤野弘之 |
| 音響監督 | 中嶋聡彦 |
| ED | EGOIST「Planetes」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を見終わったあと、まだ足りない気がして手を出した、というのが正直なところ。ロストクリスマスは本編と別の軸で回っている話で、いきなりここから入るとたぶん置いてけぼりになる。最初は「スピンオフだしサクッと補完できれば」くらいの軽い気持ちで再生したら、思っていたよりずっと血の匂いがする話で面食らった。2029年、施設、実験体、脱走。冒頭の数分で、この作品が優しくしてくれる気はないなと察した。2回目に見たときに気づいたのは、軽い気持ちで近づいた自分が一番この話の温度を読み違えていたということ。本編のあのきらびやかな絶望とは別の、もっと地下室っぽい湿った絶望がここにはある。「クリスマス・キャロル」の骨格に、実験体の少年を流し込んだ話
名前を並べてみるとすぐ気づく。スクルージ、キャロル、プレゼント——これはディケンズの『クリスマス・キャロル』だ。改造された実験体の少年にスクルージと名付け、出会う少女をキャロルと呼び、小林ゆうが演じるプレゼントを配置する。守銭奴の老人が一夜で改心するあの古典の枠組みを、超能力と遺伝子操作と殺し合いの上に、薄く一枚かぶせている。この被せ方が、ただの悪趣味な引用で終わっていないのが、この作品の妙なところだと思う。 本来の『クリスマス・キャロル』は、過去・現在・未来を見せられた男が「やり直せる」と知る再生の物語だ。けれどロストクリスマスのスクルージに用意されているのは、やり直しではなく、はじめからやり直す余地のない生まれ方をした命の話だ。実験体として作られ、追われ、殺すことしかできない身体。そこにキャロルという例外が差し込まれる。この作品は単なる残酷なSFアクションではなく、「再生の物語の形をしているのに、再生が一番遠い場所にいる存在」を描こうとしている。クリスマスというモチーフが、ここでは祝福ではなく、手に入らないものの名前として働いている。タイトルが「ロスト・クリスマス」であることの意味は、たぶんそこにある。失われたのは聖夜じゃなくて、聖夜が象徴するはずだったやり直しの可能性のほうだ。特に刺さったシーン
序盤、スクルージとキャロルが出会ってしばらくの、ほとんど何も起きない時間がいちばん好きだ。櫻井孝宏の声が、ここでは殺しのときの平坦さと、キャロルに向けるときのわずかな揺れを、ほとんど分からないくらいの差で使い分けている。この「ほとんど分からない」がいい。阿澄佳奈のキャロルが屈託なく喋るぶん、スクルージ側の沈黙が際立つ。 個人的にいちばん効いたのは終盤の追い詰められていく展開、神奈延年の演じる相手と対峙する場面だ。ここでスクルージの声から、最後に残っていた人間っぽい温度がすっと抜けていく瞬間があって、初見では聞き流していたのに、2回目で背中が冷えた。派手なエフェクトより、声の温度が一段下がるその一瞬のほうが、この作品の怖さをちゃんと言い当てている。読んで見たくなったら——『ギルティクラウン ロストクリスマス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編のギルティクラウンを見終えて、まだあの世界に浸っていたい人
- 救いの薄いダークなSFを、声優の芝居込みで味わいたい人
- 『クリスマス・キャロル』の引用に気づいてニヤッとできるタイプのオタク
合わない人
- 本編未見でここから入ろうとしている人(順番が逆になる)
- 明るい救いや、分かりやすいカタルシスを求めている人
- 短い尺にきっちり完結した満足感を期待している人
次に見るなら
まずは順番としてギルティクラウン。ロストクリスマスは本編を見てから触る話なので、もし逆に入ってしまったならこっちを先に。あの華やかな絶望を浴びてから戻ると、この外伝の地下室っぽい湿り気が一段深く効いてくる。 実験体の少女と能力と残酷さ、という手触りが刺さったならエルフェンリート。作られた命がただ生きようとするだけで血が流れる、あの居心地の悪さが近い。 もっと容赦のないダークSFが見たいなら沙耶の唄。救いの遠さと、それでも誰かと一緒にいたいという歪んだ温度の置き方が、ロストクリスマスと同じ匂いがする。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ギルティクラウン ロストクリスマス』は、dアニメストア、U-NEXT、Huluの3つの配信サービスで視聴することができます。アニメ作品に強いサービスが揃っているため、いずれかに加入していれば手軽に楽しめます。ご自身が利用中のサービスに合わせて選んでみてください。