灰と幻想のグリムガル OVA2.5

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2016灰と幻想のグリムガル OVA2.5

灰と幻想のグリムガル OVA2.5

★ 3.1 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2016年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作ライトノベル
制作A-1 Pictures

OVA「episode.2.5『風呂の壁にかけた青春――one moreセンチメートル』」は、アニメ第2話終盤の出来事を描いています。ランタが女子風呂を覗こうとした際、ハルヒロたち男子もそれに続きます。ユメとシホルの悲鳴の裏で、男子たちの間で繰り広げられた勝負やドラマが描かれるエピソードです。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

本作はTVアニメ『灰と幻想のグリムガル』の特典として制作されたOVA、episode.2.5「風呂の壁にかけた青春――one moreセンチメートル」です。物語は第2話終盤の出来事に焦点を当てた番外編。ランタが女子風呂を覗こうと言い出し、ハルヒロら男子メンバーもなし崩しに巻き込まれていきます。壁の向こうから響くユメとシホルの悲鳴をよそに、男子たちの間では覗きの可否をめぐる珍妙な攻防と、彼らなりの青春が繰り広げられます。本編のシリアスな空気とは対照的な、コミカルでゆるい一幕を描いた肩の力が抜けるエピソードです。

みどころ・魅力

① 本編では見られない男子陣のゆるい掛け合い

過酷な異世界サバイバルを描く本編とは打って変わり、ここでの男子メンバーはどこにでもいる年頃の若者そのもの。ランタの暴走にツッコミを入れたり、つい流されたりするハルヒロたちの素の表情が楽しめます。キャラクターの人間味が際立つ、ファン必見の番外編です。

② シリアスとコメディの落差が生む面白さ

死と隣り合わせの冒険を積み重ねてきた仲間たちが、こんなくだらない「勝負」に本気になる――そのギャップこそが最大の魅力です。重い本編を見たあとだからこそ刺さる脱力系のユーモアが、グリムガルという作品の幅広さを感じさせてくれます。

③ パーティーの絆を別角度から描く一編

ばかばかしいやり取りの裏側には、苦楽を共にしてきた仲間ならではの気安さがにじみます。第2話の余白を埋めるこのエピソードを観ることで、ハルヒロたちパーティーの距離感や関係性がより立体的に見えてくるのも見どころのひとつです。

キャスト・声優一覧

ハルヒロ
ハルヒロ
メイン
細谷佳正
シホル
シホル
メイン
照井春佳
ランタ
ランタ
メイン
吉野裕行
マナト
マナト
メイン
島﨑信長
モグゾー
モグゾー
メイン
落合福嗣
ユメ
ユメ
メイン
小松未可子
メリイ
メリイ
サブ
安済知佳

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スタッフ

OP(K)NoW_NAME「Knew day」
ED(K)NoW_NAME「Harvest」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編を見終えたあと、しばらく余韻でぼんやりしていた。あの灰色の空気、最初の死、生き残った連中のぎこちなさ。あれが好きだった。だからOVAがあると知って、半分話数の「2.5」って何だ、と思いながら再生したのが最初だ。出てきたのは——風呂だった。ランタが女子風呂の壁に挑む、あの間抜けな攻防戦。正直、最初は「これ、本編のあの世界でやるのか」と面食らった。でも2回目に見たときは違った。これは本編のシリアスの隙間に、わざわざ差し込まれた呼吸なんだと。笑いながら、なぜか少し泣きそうになる回だった。

くだらない一夜が、後から効いてくる——失う前の「全員そろっている」時間

この15分くらいの小品が描いているのは、戦いでも成長でもない。ただ、まだ全員がそこにいる、という事実だ。グリムガル本編は、初心者パーティが理不尽に削られていく話だった。誰かが欠ける。その重さが作品の芯にある。そのうえでこのOVA2.5は、時系列としては第2話の終盤——つまり、まだ何も失っていない地点に置かれている。

これは単なるサービス回ではない。むしろ、本編を見た人間にだけ刺さるように設計された「前」の記録だ。ランタが壁によじ登ろうとして、ハルヒロたちが呆れながらも結局その場に居合わせて、男連中のしょうもないプライドの勝負が始まる。女子風呂からはユメとシホルの悲鳴。全部くだらない。でも、このくだらなさを共有できる相手が全員そろっている、というのが、後から効いてくる。

本編を知っていると、この風呂の壁の向こう側にいる笑い声の一つが、やがて聞けなくなることを知っている。だからこの回の「one moreセンチメートル」というタイトルが、妙に痛い。あと一センチ、届かなかった青春。でもそのあと一センチに、必死になれる時間そのものが、もう戻らない。製作側はたぶん、わかっていてこれを作った。シリアスの裏にこういう日常を一本挟むことで、本編の喪失がもう一段深くなる。そういう仕込みだと思っている。

特に刺さったシーン

やっぱり男連中の、壁をめぐるしょうもない攻防の呼吸だ。吉野裕行のランタが、見事にバカをやりきる。あの声で「行くぞ」みたいなテンションを真顔でやられると、こっちは脱力して笑うしかない。それを止めるでもなく半分付き合ってしまう細谷佳正のハルヒロが、また情けなくて良い。あの抑えた、流されやすい主人公の声が、こういうふざけた場面だと逆に効く。

そして個人的にいちばん効いたのは、島﨑信長のマナトがこの輪の中にいること。本編を見た人間なら、この声がこの位置に立っていること自体に意味があるとわかる。ふざけ合う男子の中に、当たり前のように混ざっている。その「当たり前」を、ここでだけもう一度見られる。風呂の壁の向こうで小松未可子のユメが上げる声と合わせて、全員が全員らしく生きている一瞬が記録されている。笑いながら、ここだけは時間が止まればいいのに、と思った。

読んで見たくなったら——『灰と幻想のグリムガル OVA2.5』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編を見終えて、あの灰色の余韻が抜けない人
  • シリアスな作品ほど、日常回・ふざけ回でグッとくるタイプ
  • キャラの「失う前」の姿を、もう一度見たい人
  • 声優の芝居の引き出し(バカ回での切り替え)を味わいたい人

合わない人

  • 本編未視聴で、これ単体で楽しもうとしている人
  • 風呂・覗き系のコメディそのものが苦手な人
  • 15分強の小品に物語的な決着を求める人

次に見るなら

本編の喪失感をもう一度味わいたいなら、まずは灰と幻想のグリムガルを見返してほしい。このOVA2.5は、本編のあの空気があってこそ効く。順番としては本編→これ、が正しい。

「弱い者たちが必死で生き延びる」手触りが好きならメイドインアビス。可愛い絵柄の裏で容赦なく削られていく感覚は、グリムガルの近い親戚みたいなものだ。

仲間の死と、それでも続いていく日常の比重で言えばゴブリンスレイヤーも近い。理不尽な世界で、地味に生き抜くことの重さを描く点で響くはずだ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『灰と幻想のグリムガル OVA2.5』は、dアニメストアで配信されており視聴可能です。TVシリーズと合わせて番外編まで楽しみたい方は、dアニメストアでチェックするのがおすすめです。本編の余韻に浸りつつ、ゆるくコミカルな一幕も味わえます。

よくある質問

Q. 灰と幻想のグリムガル OVA2.5はどこで見られますか?
A. dアニメストアで配信されています。番外編まで揃っているため、TVシリーズとあわせて視聴したい方はdアニメストアでの視聴がおすすめです。
Q. OVA2.5はどんな内容のエピソードですか?
A. TVアニメ第2話終盤の出来事を描いた番外編です。ランタの提案で男子メンバーが女子風呂を覗こうとする、本編とは対照的なコミカルな一幕が中心となっています。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 第2話の出来事を踏まえた番外編のため、TVシリーズを視聴したあとに観るのがおすすめです。キャラクターを知っているほど、ゆるい掛け合いの面白さがより伝わります。
Q. 上映時間が短い特典映像ですか?
A. 本作はTVシリーズの特典として制作されたショートエピソード(SP)です。短い尺の中で、本編では見られないキャラクターの一面を気軽に楽しめる構成になっています。

まとめ

『灰と幻想のグリムガル OVA2.5』は、dアニメストアで配信されており視聴可能です。TVシリーズと合わせて番外編まで楽しみたい方は、dアニメストアでチェックするのがおすすめです。本編の余韻に浸りつつ、ゆるくコミカルな一幕も味わえます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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