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ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | LIDENFILMS |
ロテスヴァッサー王国の外れにあるクルケン島の村ラーゼンボーデン。時間が静かに流れるこの村に住むライザは、村に似つかわしくないほどの元気あふれる少女だ。目立った特徴のない、ごく普通の女の子。退屈な村での生活に、ライザは物足りなさを感じていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ロテスヴァッサー王国の外れ、クルケン島の村ラーゼンボーデン。穏やかな時間が流れるこの村に住むライザは、どこにでもいる普通の少女ながら、退屈な日常に物足りなさを感じていた。もっと外の世界を知りたい——そんな思いを抱えていたある日、ライザは親友のレントやタオとともに、立ち入りを禁じられた対岸の地へと足を踏み入れる。そこで出会った錬金術士エンペルとリラとの出会いをきっかけに、ライザは「錬金術」という未知の力に触れていく。ひと夏の冒険が、平凡だった少女の世界を大きく変えていく物語が幕を開ける。みどころ・魅力
① ゲーム原作の世界を彩る豊かな自然描写
人気ゲームを原作とする本作の魅力は、なんといっても緑あふれるクルケン島の風景描写。きらめく水辺、生い茂る森、夏の光に満ちた村の情景が丁寧に描かれ、ノスタルジックで温かな世界観に引き込まれる。冒険の舞台そのものが大きな見どころだ。② 等身大の少女が踏み出す“ひと夏の成長物語”
特別な才能を持たない普通の少女ライザが、錬金術と仲間との出会いを通じて一歩ずつ成長していく。背伸びをしながらも前へ進もうとする姿は瑞々しく、誰もが共感できる青春の輝きに満ちている。等身大の主人公だからこそ刺さる物語だ。③ 個性豊かな仲間たちとの友情ドラマ
幼なじみのレントやタオ、謎めいた錬金術士エンペルとリラなど、魅力的なキャラクターたちが物語を彩る。それぞれの想いや事情が交差しながら育まれていく友情と絆は、冒険ファンタジーでありながら心に残る人間ドラマとしても見応え十分だ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 楪エマ |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高橋弥七郎 |
| 原案キャラデザ | トリダモノ |
| キャラクターデザイン | 下谷智之 |
| OP | 三月のパンタシア「ゴールデンレイ」 |
| ED | オークミウ「アロー」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、ライザのことは「太腿の人」としてしか知らなかった。ゲームはやっていない。流れてくるあの太腿のイラストだけが先行して、作品そのものの中身を一度も考えたことがなかった。だからアニメ化と聞いても、太腿が動くのか、くらいの軽い気持ちで再生した。ところが序盤の、何も起きない村の風景でいきなり手が止まる。蝉の音と、湿度の高そうな夏の光。あ、これ太腿の話じゃないな、と。2回目に見たときは逆に、最初の数分の「退屈な田舎」の描き方ばかり気になって、ライザの顔より背景を眺めていた。「特別になりたい」が、特別になれないまま終わる夏の話
ライザという子は、最後まで「選ばれた特別な存在」にはならない。剣の才能があるわけでも、血筋に秘密があるわけでもない。退屈な村のごく普通の女の子で、それは終盤になっても変わらない。よくある異世界ものなら、ここで「実は伝説の」みたいな札が切られる。でもこの作品はそれをしない。代わりに手渡されるのが、錬金術という地味な手仕事だ。素材を集めて、調合して、失敗して、また集める。派手な力じゃない。誰かに認められる近道でもない。ただ、自分の手で何かを作れる、それだけのこと。 これを才能の話としてではなく、「退屈の正体」を見つける話として見ている。村が退屈なんじゃない。退屈なのは、自分が何者でもないと感じている自分のほうで——ライザが夏のあいだに手に入れるのは特別な力ではなく、退屈を埋めるための手段だ。野島裕史が演じるアンペルが、その手仕事の入口を静かに開けてくれる役どころで、彼の声の落ち着きが「魔法」を「技術」のほうへ引き寄せている。劇的な成長物語を期待すると肩透かしを食う。けれど、何者でもない夏を過ごしたことがある人間には、これは妙に痛い話だ。特に刺さったシーン
序盤の、幼なじみ三人が村を抜け出して対岸へ渡ろうとするあたり。あの「親に黙って一線を越える」感じが、妙に生々しい。寺島拓篤が演じるレントの、空元気みたいな威勢の良さがいい。強がっているけど本当はビビっている、あの年頃の男子の声。寺島拓篤はもっと線の細い役の印象が強かったから、こういう泥くさい少年の地声みたいな芝居が新鮮だった。あと、阿座上洋平のボオス。最初はただの嫌なやつにしか見えないのに、ある場面でふっと声のトーンが変わる瞬間があって、2回目に見たときはそこで完全に手のひらを返した。わかりやすく改心するんじゃなくて、声だけが先に折れる。あの匙加減は、台本だけじゃ出ない芝居だと思う。読んで見たくなったら——『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 田舎で「ここではないどこか」を思いながら夏を過ごした記憶がある人
- 派手なバトルより、素材集めや手仕事のコツコツした描写にときめく人
- 主人公が最後まで普通の子のまま終わる物語に、安心できる人
合わない人
- 毎話わかりやすい強敵と派手な戦闘を求めている人
- 主人公の劇的な覚醒・チート化が見たい人
- ゲーム未プレイだと、導入の説明不足が気になってしまう人
次に見るなら
退屈な小さい町を出ていく普通の女の子、という一点なら魔女の宅急便。特別な才能ではなく、手持ちのひとつの技だけで知らない街に立つ感じが、ライザの夏とまっすぐ重なる。
田舎のひと夏と、年下まで巻き込んだ騒がしい冒険の手触りが好きならサマーウォーズ。湿度とノスタルジーの配合が近い。
地味な手仕事と、過ぎていく時間の切なさにやられたなら葬送のフリーレン。派手さで殴らないファンタジーの、あの静かな痛みが地続きにある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴することができます。いずれもアニメ作品の取り扱いが充実した配信サービスなので、ご自身が利用しやすいサービスを選んで楽しめます。これから視聴を始めたい方は、無料体験などを活用してチェックしてみるのがおすすめです。
