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ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
全国大会優勝から1年後、トライファイターズはヤジマ商事に招待され、離島の新型バトルシステムをテストすることになった。セカイとフミナが到着すると、ギャンコ、シア、ミナトも招待されていた。ユウマは美咲の撮影を手伝う予定で辞退したが、実は自分たちが同じ島にいることに気づく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
全国大会優勝から1年が経ったある日、トライファイターズのセカイ、フミナ、ユウマはヤジマ商事からの招待状を受け取る。セカイとフミナが離島に向かうと、そこにはギャンコやシア、ミナトの姿も。実は美咲の撮影の手伝いを優先して辞退したユウマも、偶然同じ島にいたことが判明する。島に隠された新型バトルシステムをめぐり、仲間たちが再び激突する。みどころ・魅力
① トライファイターズ全員集合のバトル
TV本編でしのぎを削った仲間たちが再集結し、離島という特殊なフィールドで繰り広げる白熱のガンプラバトルが最大の見どころ。全国制覇後の成長した姿が随所に描かれており、本編ファンへの嬉しいボーナスとなっている。② 新型バトルシステムが生み出す戦略性
島全体を舞台にした新型フィールドシステムにより、従来のバトルとは異なる立体的・広域的な戦略が要求される。環境を活かした戦術の応酬は、シリーズのバトル描写の中でも新鮮な興奮を与えてくれる。③ キャラクター間の絆と笑いが光るOVAならではの雰囲気
シリアスな試合描写だけでなく、招待者たちが偶然にも一堂に会する状況が生む笑いや交流シーンも充実。OVAならではのコンパクトな尺の中に、キャラクターの魅力が凝縮されている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 綿田慎也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 黒田洋介 |
| キャラクターデザイン | 大貫健一 |
| 音楽 | 橘麻美 |
| 美術監督 | 近藤由美子 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| ED | エリザベス・エリアス「Roots of Happiness」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ビルドファイターズトライを全13話見終えた流れで、そのままアイランド・ウォーズに突入した。「スペシャルOVA」という文字列を見た瞬間、「これは本編を通ってから来るやつだな」と直感した。実際そうで、登場人物の関係性がほぼ全部、本編の積み上げを前提にしている。ユウマが美咲の撮影を手伝う予定で島を辞退しようとした、というあの一文だけで、本編を経た視聴者にはニヤリとする含意がある。
2回目で気づいたのは、全国大会という重圧から解放された状態のキャラクターたちがいかに自然体かということ。プレッシャーがない場所でのセカイ・フミナ・ユウマを見ていると、本編の緊張感が逆説的に際立って見えてくる。「競技が終わった後の彼ら」を描くために作られた作品だと、2周目でようやく腑に落ちた。
「試合のないときこそ、そいつの本音が出る」——競技を離れたガンプラバトルが描くもの
ガンダムビルドファイターズトライは、基本的に全国大会という目標に向かってひた走る構造をしている。だからこそアイランド・ウォーズは意図的に「目的のないバトル」を中心に据えているのだと思う。ヤジマ商事の離島で、新型バトルシステムのテストという名目はあるものの、実質的には夏の自由時間だ。
競技として戦うのではなく、単純に楽しむためにガンプラを動かす。この状況で各キャラクターがどう振る舞うかを見ていると、本編では「勝つための存在」として機能していた彼らの別の側面が見えてくる。ギャンコやシアが同じ島にいる展開も、「普段は対戦相手」だった関係が「同じ場所を楽しむ仲間」に変容するプロセスとして機能している。
内田雄馬が演じるユウマは、本編では技術者・参謀的ポジションとして緊張感を持って描かれることが多かったが、このOVAでは美咲と島で偶然合流するという展開を通じて、より人間的な一面が出てくる。「試合でない場所での彼」を描くためにこの構造が選ばれているのは明らかで、内田雄馬の演技が乗ると、本編を通して見てきた視聴者には無条件で効いてくる。
杉田智和のカリマ・ケイ、細谷佳正のアドウ・サガ、吉野裕行のイノセ・ジュンヤ、内山昂輝のイシバシ・ダイゴといった強豪チームのメンバーたちが競技外でどういう空気感を持つかも、このOVAの見どころだ。本編で「壁」として存在していた彼らが、同じ場所でガンプラを楽しむ姿は、「ガンプラバトルは競争ではなく、みんなで作り上げるもの」というシリーズの根幹にある思想を静かに補強している。
ビルドファイターズシリーズ全体に流れる「ガンプラは心」という概念は、試合の場でよりも、実はこういう「競技の外」での描写のほうが素直に伝わる。アイランド・ウォーズはその意味で、本編の補完ではなく、本編が言いたかったことの別角度からの着地点として機能している。
特に刺さったシーン
島のバトルシステムが本格起動して、トライファイターズが動き出す中盤以降の流れが圧巻だった。自然環境と融合したフィールドで展開されるバトルは通常のそれとは違うダイナミクスを持っていて、画面の密度が一気に上がる。
内田雄馬のユウマが状況に飲み込まれながら冷静に判断していく場面は、本編での積み上げがあるからこそ響く。「この声でこの台詞」の説得力というのは、OVAという形式が最も恩恵を受ける部分で、TVシリーズを経てきた視聴者には無条件でグッとくる設計になっている。
杉田智和のカリマ・ケイが要所で放つ一言の重みも、本編を踏まえると効いてくる。「強いキャラが何気なくしゃべっているだけ」に見えて、そのトーン一つで場の空気が変わる。杉田智和はそういう「間の使い方」で状況の温度を動かせる声優なので、競技外でリラックスした場面でもどこか抜かりない感じが出て、キャラクターの一貫性が保たれている。細谷佳正のアドウ・サガも、本編での印象とは少し違う角度の台詞回しが聞けて、シリーズファンにはそれだけで十分な理由になる。
読んで見たくなったら——『ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ガンダムビルドファイターズトライ本編を全話見て、キャラクターに愛着が生まれている人
- 大会回より「休日回」「キャラが素の状態でいる回」のほうが好きなタイプ
- 内田雄馬・杉田智和・細谷佳正のファンで、競技外の演技が聞きたい人
- ビルドファイターズシリーズをずっと追ってきて、区切りとして見たい人
合わない人
- 本編未視聴のまま単独で見ようとしている人(人間関係の前提が全部本編にある)
- 大会の緊張感・熱いバトル展開を期待している人(このOVAはそういう温度ではない)
- ストーリーの起伏や結末の重みを求めている人(あくまで「番外編」の空気感で完結する)
次に見るなら
ガンダムビルドファイターズ(2013年・TVシリーズ)——トライの前作にあたる完全独立した物語。「ガンプラバトルとは何か」というシリーズの根幹が最もクリアに描かれていて、アイランド・ウォーズで感じた「競技外でも輝くガンプラバトル」という感覚はここを見ると一段深く理解できる。トライから入った人こそ逆順に見る価値がある。
ガンダムビルドダイバーズ(2018年・TVシリーズ)——舞台をオンラインゲーム内に移した後続シリーズ。「なぜ戦うのか」という問いを別アングルから掘り下げていて、アイランド・ウォーズのゆるい空気感とは少し違うが、シリーズとして流れで追うなら自然な次の着地点。
ガンダムビルドメタバース(2023年・OVA)——ビルドファイターズシリーズの歴代キャラクターが集結するお祭り的OVA。アイランド・ウォーズと同じく「本編を知っている人ほど楽しめる」構造で、シリーズをある程度踏破した上で見ると、随所に仕込まれた文脈が機能する。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVにて配信中です。いずれも月額サブスクリプションで視聴できるため、ご利用中のサービスからすぐに楽しめます。本編を見終えたファンもこれから入門する方も、手軽にアクセスできる環境が整っています。







